2018-5-18
僕は中学生とのときから、試験前には勉強計画を作った。
誰かに教わったのか。
覚えていないが、誰かが見本を見せてくれた覚えはない。
中間試験の前は5教科だから、一週間前から。
期末試験前は9教科だから、二週間前から。
エクセルのように枠を書いて、勉強できる時間を計算する。
一週間なら、平日3時間とか5時間とかで、日曜日は10時間とする。
合計で何時間勉強できるかがわかる。
たとえば、一週間・7日間で34時間になる。
5教科で割ると、7時間弱だ。
2か月間授業を受けたノートと教科書を、7時間で全部復習できる教科とそうでない教科がある。
それで、教科別に時間を割り振る。
枠に、教科名を書き込む。
その通りには行くはずはないが、だいたいクリアーした。
中2からだな。
書きながら思い出したけれど、これは中2からだ。
中1のときはどうやって勉強するかとかさっぱりわからなかった。
成績はオール3だった。わかりやすいので覚えている。
ただ、美術だけが4とか5だった。
美術の男の先生は、たぶん本物の芸術家だった。校内に「青色だけの絵」が何枚も飾ってあった。
中2になってすぐ、4が二つであとは5になった。
計画して勉強するようになったから、かもしれない。
わからないよ。そんな前のこと。
とにかく、3だけだったのがほとんど5になった。
ただ、美術だけが2になった。
美術の先生が変わったのだ。
続けて男の美術科だったがセンスがないのはだんだんわかった。
彼はさすがにあせったらしく、2学期に美術2が、急に4だったか5だかになった。
たぶん、合わせたんだ、周りに。
話がずれた。
試験前になって、余裕があるので、勉強計画の話を具体的に高校2年生にしてみた。
【残り、何日間で、何時間の勉強時間があり、どう振り分けるか】
授業クラスの百人以上、誰も計画していなかった。
あり得ない。
それで、できるようになるはずがない。
僕の計画表は、いつも広告の裏面と、中学校でもらって来る余りのワラ半紙に書いた。
それを、B6くらいに切って、ホチキスで止めて冊子を作った。
ノートを買わないのかって?
ノートは近くに売っていなかった。売っているのはバスに乗るか歩いて30分の所だった。
だいたい、お金を出して買う発想がなかった。
今の、中学生とか高校生が勉強しないわけだ。
飢える理由がないのだから。