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20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

マイケルたん2・9個の回答に答える

2015-02-06 21:11:20 | 中高国語など指導案
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2015-02-06
マイケルたん2・9個の回答に答える

マイケルたんから、ウルトラ回答が届いた。
マイケルたんの9個の回答2015-02-05 22:13:09
即日で、この切れ味。う~ん。どんな人なんだろう?
久しぶりにTableを使ってお答えさせて頂きます。
 [Table内は僕のQとマイケルたんの回答]
 [その下の、茶文字は傭兵の回答]

●Q1●「ような授業」は、どの部分をさしておっしゃっているのでしょうか?
   簡単に言うと、生徒の感想です。
   「楽しい!」と生徒が言う授業。理想だと思います。

とても嬉しいお返事です。けれども、少し物足りないお返事です。
僕は一年目に抜群の教頭に出会いました。
理科で全生研の全国の幹事だったはずです。
教頭は、
[三つの授業の原則]
を教えてくれました。
「授業には大切なことが三つある。
 わかる。  楽しい。  全員が参加する。
 覚えた?」

まだ、向山洋一氏の授業十原則が公表される前でした。
全生研の実力者には、言動一致の能力がありました。
教頭は理科の授業を進んで持ち、参観しましたが、抜群の授業でした。
当時の中学2年生が言いました。
「教頭先生の授業は、なんか、わかるんだよねえ」
教頭は、校内研究授業のあと、初任の僕に言いました。
「傭兵さん。
 あんな風にさ、五年十年選手が、研究授業で一時間ずっと漢字ゲームやってたらさ。
 生徒は楽しいけど。だめだよ」

僕は一年後か二年後、自分で四つ目の原則を加えて指導案を書くようにしました。
「1わかる 2楽しい 3全員が参加する 4教えるべき価値内容がある」 


●Q2●ブログで大きな勇気をもらった・なぜ「大きい」勇気なのか。
   まず、先生もお書きになっていらっしゃるように、
   中学校国語の実践記録がとても少ないことが要因です。
   授業案ならそのへんに転がっていますが、リアルな記録はあまり見ません。
   「生徒の事実」を実感できるものを欲していたのです。

まず、蛇足ですが僕を「先生」と呼ぶのはどうぞご勘弁を。
僕はマイケルたんの先生ではありません。傭兵さん、が社会人の言葉づかいです。
わかる新卒に、僕は必ず同じことを言います。
また、お書きになっていらっしゃる、は、くどすぎます。
お書きになっている。
書いていらっしゃる。
どちらかです。
僕なら相手が国家元首でも「南の島の大王傭兵さんの記述通り」です。
お書きになった、って変でしょ。
お食べになった(=召し上がった)、お話になった(=おっしゃった)です。

中学生でも「優れた指名なし討論」が可能です。
それを知るかどうかは大違いです。
できる、と思った瞬間に百メートルの世界新記録は何度も破られます。
と・すの勉強会では、機関車のような指名なし「発表」のビデオを見せて頂けます。
小学生が秒の間もなく、立って発表する。
見る人はびっくりする。
宣伝のため仕方ないのでしょうが、野口芳宏先生が、意味無い、と言うわけです。
本当の指名なし「討論」はそんなふうには進みません。

マイケルたんは、生徒の事実、という言葉を使ってらっしゃいます。
僕も本で読み、三十年間意識し続けている言葉です。
だから、録音を文字に起こします。
一文字も録音どおり、たがわない事実です。


●Q3●ブログで大きな勇気をもらった・どんな「勇気」なのでしょうか。
   たとえば討論についても、「本当にできるのか」と感じているときに、
   「できる」と思える実践に触れると、それだけで視界が開けたような気になれます。

Q2で、オリンピックの例で答えてしまいました。
目の前の僕ができた、できるよ、と言うから、今年の大卒もできたのです。


●Q4●指名なし討論は中学校の授業でも有効?…「授業」とは、どんなことですか?
   毎日の、日常の授業のことです。
   仕込みをやり、周到な準備を重ねた研究授業の一発勝負ではなく、
   普通の日常の授業、
   という意味です。

「仕込み」という表現には少し引っかかります。
Q4・5・6は僕の問い方が混乱しています。
答えさせてしまい申し訳ありません。


●Q5●指名なし討論は中学校の授業でも有効?「授業で有効である」とはどういう意味ですか?
   生徒が確かな学習体験を積むことです。
僕は野口芳宏先生の考え方に従っています。
「生徒に、向上的変容をもたらすこと」
「50分間の授業の前より、授業を受けたあとに、生徒をより良く変化させること」
「積み重ねて、一年間たてば、目に見えて明らかな変容をもたらすこと」
体験、経験だけでなく、変化させろ、ということです。
現在ほとんどの「指名なし討論」は、ただ見た目のいい体験にすぎないということです。
僕の問いがあいまいですので、マイケルたんももっと答えようがあったかもしれません。
ごめんなさい。


●Q6●③「授業で、有効な、授業方法」とは、例えばどんなものがありますか?
   当たり前すぎますが、確かな実感ということでいえば、このようなものになります。
   これも端的に言うと、音読であり、漢字学習です。

同感です。
まず、読解力向上には、二つの方法しかない。
一つは「音読」だ。
5回「音読」しろ。わからなければ10回「音読」しろ。
もう一つは「要約」だ。

次に、漢字指導は、国語教員の志と資質の根本を問われる。
戦後ずっと、何十回書いて覚えろ、の指導が続いた。
今でも同じで、しかも、指導は宿題で済ませる。
十年ほど前、指書きなぞり書き写し書き、の技能が完成した。
僕は、と・す勉強会で見た翌日から実行した。
以来、生徒の絶大な支持を得た。
でも、技能習得が面倒なので広まらない? 広まってる? わからん。


音読指導は有効なので、重要です。
しかし、音読指導のスキルを身につけ、使いこなすには年数がかかります。
数多くのスキル・激励・個別評定・テンポとリズム・変化のある繰り返し、などが要るからです。
若い同僚も、音読指導がいちばん難しいようです。
若くない人は、音読も漢字指導もあきらめるみたいです。


●Q7●質の高い授業を目指すとすれば指名なし討論を授業に取り入れるべきですか…「質の高い授業と、質の低い授業の違いは、何ですか」
   生徒が、この一時間の前と後で、確かな学力が一つ身についた、と実感できる授業が前者で、
   そうでないものが、後者です。

Q5と同じ答えで、かつ、マイケルたんと同じです。問いが乱れてすみません。
野口先生の著書を、マイケルたんも読んでいるということでしょうか。


●Q8●「講義の授業が 有効なのはなぜ? どんな場面? 教材?等など?」
   知識を身につけることが学習の主な目的であるとすれば、
   講義型で、なんの不都合も滞りもなく授業展開できればこれほど楽なものはないと思います。
   たとえば文法の説明などはどうしても必要な場面はあると思いますし、
   音読の指導など、基本的な指導が指示通りに通っていれば、
   集中して講義を聴く体勢はできているはずなので、
   短く簡潔に説明すれば、スムーズに生徒の頭に内容が入っていくと思います。
   ある意味、説明を聞かせるために、活動的な授業があるような場合もあると思います。

これには、けっこう反論があるのですが、疲れてしまいました。
1 反論・疑問=「生徒の知識」と「生徒の技能」は、まったく異なります。
         体育・音楽などの例で度々本に出てくる。

2 賛成=   「講義で授業が済む」なら日本もこんなふうになってない。
3 賛成=   「文法」だけでなく、「説明」が必要なことはたくさんある。
4 反論・疑問=マイケルたんの行なっている「音読指導」は具体的にどういう方法でしょうか?
5 反論・疑問=「活動的な授業」は「説明を聞かせるために」ある、とは考えられません。
 

●Q9●生徒に「基本的な読み・書き」を「習得させる」方法
   くりかえしになりますが、音読と漢字指導が基本になると思います。
   当たり前といえばそれまでですが、ある意味、ここに教師のセンスが現れるようにも思います。
   生徒が退屈しないで学習できる環境を作ることができるのが教師の腕の見せ所だと思います。

そうですね。
ただ、「センス」じゃなく、「志に伴う努力・修行の差」が現れるのだと思います。
もちろん、最初の、センス=感受性はものすごく大事だと思います。
はっと感じて、わかる。真似する。そのきっかけになるからです。

もうだめだ。倒れるかも。ハナキンなのに。
でも、頭を使って楽しい時間でした。
マイケルたんのご回答に感謝いたします。


国産戦闘機が初飛行へ=国際共同開発も視野-防衛省(2014/12/28-14:20)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201412%2F2014122800050
戦後初となる国産戦闘機の開発に防衛省が本格的に乗り出す。三菱重工業に研究開発を委託している試験機は、計画通りにいけば来年1月中旬に初飛行する。防衛省は2015年度から性能試験を実施し、実用化の可否を18年度までに判断する方針だ。同省幹部は「国産戦闘機は長年の悲願。何としても実現したい」と熱意を示す。
航空自衛隊幹部は「いつまでも海外に戦闘機開発を頼るわけにはいかない」と日本単独の開発に意欲的だ。防衛省は2009年度に研究に着手し、14年度までに総事業費392億円をつぎ込んだ。15年度予算の概算要求には単年度で過去6年分を上回る412億円を盛り込み、開発を大幅に加速させる構え。
「国産機開発の経験や技術があれば、日本が主導権を持った共同開発ができる」。政府関係者は、初の国産戦闘機の実用化に取り組む理由をこう説明した。
コメント (4)
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マイケルたん1・指名なし討論は中学授業でも「有効・取り入れるべき」か

2015-02-04 21:45:21 | 中高国語など指導案
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2015-02-04
マイケルたん1・指名なし討論は中学授業でも「有効・取り入れるべき」か

遅くなりました。マイケルたん様へ。遅拙なお返事を勘弁して下さい。
何でも拙速がいちばんです。
(文中変な省略は検索に乗るのを避けるため・ネットでは自衛が必要)
マイケルたん様。僕の考え方の前提は次の二つです。
  「代償を払わずに得られるものはない」
  「何が正しいか誰にもわからない・問題は[志・こころざし]次第」

だから、中心となるご質問の、
 10 指名なし討論は中学校の授業でも、やはり有効ですか
 11 質の高い授業を目指すとすれば、ぜひ授業に取り入れるべきですか

については、日本中で答えられる人はいないと考えています。
特に、中学校の実践記録を見ることがほとんどありません。
  やりたければやる。
  やってみて、できるようになった人だけに、有効・無効がわかる。

そういうことです。
以下、複数のコメントに15個のお返事をいたします。
書けることはすべて吐き出します。長文ご容赦ください。

■1■ 本を参考に授業を行っています
向山洋一氏は、度々書き、言いました。
「指名なし討論は、見なければできない」
僕は今に至るまで、ライブでは一度も見ていません。
本を読み、想像力だけで実現しました。
見るチャンスは一度だけありました。
大学3年か4年のとき、井関義久先生が学生を集めました。
向山洋一氏が、小学校高学年の授業をするから行こうと。
僕は落とした講義の再試験のため、行かない、と言いました。
井関先生が、うーん、とうなっていたのを覚えています。
愚か・馬鹿・無能・鈍感・アホ・味噌とクソの区別のつかない人間でした。
本は読むのが当然です。
でも、見なければなりません。
払うお金は、あとで取り返せます。
一度の授業は、芝居と同じで、見なければもうおしまいです。
見ないと、とんでもない時間がかかるか、又はできないままかどちらかです。

■2■ 「指名なし討論って中学校でも可能なのかな?」
可能です。
小学校に負けることはありません。
先日のブログで、新卒が実現したのを紹介しました。
指名なし「発表」ではなく、「討論」でした。
僕は指名なし「発表」を毎年想像し、目指し、できたのは8年目でした。
ただし、討論に伴う「評論文」は、まったくかないません。
目指しましたが、もう僕には時間がありません。

■3■ 中学国語の実践としては、先生の実践が、どの本よりもリアル
「中学」で、ということですね。
中学校教員の業務の半分以上が部活動・事務・生徒事後指導なので、授業の再現は困難です。
[中学校の授業記録ブログ]が、どこにあるかわかりません。
忙しすぎるのです。
僕のようなケツの青い人間が、ただヒマだからブログにしています。
「討論の授業」が「リアル」なのは、実現した授業の録音を文字に「起こした」からだと思います。
僕の上下・同年代で、授業の録音を何度も「起こした」人をほとんど知りません。
僕は向山洋一氏の小学校の授業の録音を、何度か原稿用紙に起こしました。
そのおかげで、録音を文字にすることを覚えました。
教員になってからも、何度かやりましたが、捨ててしまいました。
パソコンがある時代だったら残ったかもしれません。
最近のは録音も残っていますが、公開していいものかどうか分かりません。
と・すの勉強会、実力者の学校授業公開に行けば見られるかもしれません。
できれば見るべきです。

4月からT・・・実践を取り入れているのですが、
4 「指名なし音読」ができたときには感動しました
何度目かの2015-01-28コメントで、既に
「指名なし 発表 ができた」
とご報告を頂きました。
「音読」「発表」とも、簡単にできますね。(って僕は8年かかったのに)

5 「指名なし発表」と「指名なし討論」の実践のために準備している
マイケルたんさんは、4番2015-01-28コメントの通り「発表」はお済みです。
しかし「発表」と「討論」の間には大きな差があります。
どれくらい違うかは、僕のような素人が言うべきではありません。
ただ、
「中学生の」
「指名なし討論」
は実現したつもりです。ブログのとおりです。
「どうすれば、討論になるかの筋道」
も示しました。
注意しなければならないのは、野口芳宏氏のおっしゃる「単なる活動主義」に陥ることです。
「指名なし討論なんて、する意味無いじゃん」
と野口先生はおっしゃるわけで、やるならそれに答える必要があります。
僕はブログで答えてみました。

6 先生のような授業を目指していきたい
これが、よくわかりません。
 Q①「ような」は、どの部分をさしておっしゃっているのでしょうか?

7 高校で4年間教えていて、2年前からはじめて中学校に勤務になりました
おめでとうございます。
幸せの扉の前に立ちましたね。

8 高校ではそこそこやれていた自信もあった
おっしゃるとおりでしょう。
自信って何か。中学で、できれば公立中学で授業すれば身体でわかります。

9 先生のブログで大きな勇気をもらった
  感謝の気持ちもこめてコメントさせていただきました。
これも、6番と同じくよくわかりません。
 Q① なぜ「大きな」勇気なのか。
 Q② 「どんな勇気」なのでしょうか。


10 指名なし討論は中学校の授業でも、やはり有効ですか?
わかりません。
日本中で正解を持つ人がいるのかどうかも知りません。
授業が、根本的に何を目的にするのかに関わるからです。
難問は分割せよ・・・
マイケルたんさんが考える、
 Q① 「授業」とはどんなことですか?
 Q② 「授業で有効である」とはどういう意味ですか?
 Q③ 「授業で、有効な、授業方法」とは、例えばどんなものがありますか?


11 質の高い授業を目指すとすれば、ぜひ授業に取り入れるべきですか?
わかりません。お好みです。
あと「取り入れる」のに、僕はダメ人間で二十年かかりました。
 Q① 「質の高い授業と、質の低い授業の違いは、何ですか」
僕は大卒すぐから「どうやったら指名なし討論ができるか」が最大の目標でした。
向山洋一氏が「授業は、討論にあこがれる」と言ったからです。
だから、できるように勉強と実験を続けました。
僕はQ①の答えを持っていますが、マイケルたんさんの質問とは趣旨が異なるので逆質問とします。

12 僕は講義形式の授業が、必ずしもダメだとは思っておらず
どの「授業形式」についても「ダメ」とは言えません。
だから、講義もダメとは思いません。
しかし、講義=しゃべり続けて50分間・38年間、の教員が多すぎ。
せっかくなので問いにすれば、
 Q① 「講義の授業が 有効なのはなぜ? どんな場面? 教材?等など?」
なのでしょうか。

13 いつも討論するわけではない
同感です。
けれども、教材を問わず、あっという間に「討論になってしまう」レベルのクラスも見ました。
僕はそんな授業を目指しています。

14 「基本的な読み・書きが一番大事」
同感です。
僕は毎時間心がけています。
基本的な読み・書きを「説明」するのでなく「習得」させるのは、とても難しいことです。
できる人は、ほんの少ししか知りません。
マイケルたんさんの周りには、たくさんいらっしゃいますか。
また、
 Q① 生徒に「基本的な読み・書き」を「習得させる」方法
は何でしょうか。

15 単元のシメなどで、討論ができたらいいなあ
いいですねえ。
僕は二十年かかりました。



さて、書いているうちにマイケルたんさんへのご質問が「9問」発生しました。
お答えが頂ければ、二人共さらに勉強になりますし、
読み流して頂いても、ブログを見る方に何かの参考になるかもしれません。

6先生のような授業を目指していきたい
●Q1●①「ような」は、どの部分をさしておっしゃっているのでしょうか?
9先生のブログで大きな勇気をもらった
●Q2●①なぜ「大きい」勇気なのか。
●Q3●②どんな「勇気」なのでしょうか。

10指名なし討論は中学校の授業でも、やはり有効ですか?
●Q4●①「授業」とは、どんなことですか?
●Q5●②「授業で有効である」とは、どういう意味ですか?
●Q6●③「授業で、有効な、授業方法」とは、例えばどんなものがありますか?

11質の高い授業を目指すとすれば、ぜひ授業に取り入れるべきですか?
●Q7●①「質の高い授業と、質の低い授業の違いは、何ですか」
12僕は講義形式の授業が、必ずしもダメだとは思っておらず、
●Q8●①「講義の授業が 有効なのはなぜ? どんな場面? 教材?等など?」
14「基本的な読み・書きが一番大事」
●Q9●①生徒に「基本的な読み・書き」を「習得させる」方法


返信をお読みになって、嫌なやつだなあ、とお感じになったかもしれません。
映画『たそがれ清兵衛』をご覧になりましたか。
登場人物の余吾善右衛門が、僕に近い。五回十回観てそう思いました。
ものすごく嫌な人間で、自滅していく。だが、どうにもならない。哀しいことです。

お忙しい中、コメントを頂いて感謝しています。
読んで頂いて、しかもコメントする労は大変なことです。
ありがとうございました。
コメント (2)
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口が裂けても

2015-02-04 18:03:27 | 2014年度雑記
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2015-02-04
口が裂けても、今の生徒を悪くは言わない。

それだけは最後の授業まで守りたい。
・・・でも、こんな学年末になるなんて想像できなかった。
五色百人一首が、ぎりぎりできるかできないかの状態だ。

困っているのは、いつも生徒のほうだ。
「普通教室での特別支援教育の知識と技能」
を学べばわかる。
いつも?
三十年やってれば、いつもと言えないのはわかってる。
どうしようもない人間はいる。
でも、今は絶対に言わない。
たぶん、すべてが大人たちの責任だからだ。
十一か月の経緯を見たら、本当にかわいそうだ。
毎日の授業が苦しい。
でも、生徒のほうが、自分ではわけがわからないぶんずっと苦しい。
非常勤には、手も足も出せない。

あとは、愚痴になるので書かない。
若い優れた教員も愚痴らないからだ。
たとえば、真由子(@mayuko4460)さんはとても強い。
ひと言も、愚痴をつぶやかない。
だから、多くの人がついていく。
コメント
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