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2015-02-06
マイケルたん2・9個の回答に答える
マイケルたんから、ウルトラ回答が届いた。
マイケルたんの9個の回答2015-02-05 22:13:09
即日で、この切れ味。う~ん。どんな人なんだろう?
久しぶりにTableを使ってお答えさせて頂きます。
[Table内は僕のQとマイケルたんの回答]
[その下の、茶文字は傭兵の回答]
とても嬉しいお返事です。けれども、少し物足りないお返事です。
僕は一年目に抜群の教頭に出会いました。
理科で全生研の全国の幹事だったはずです。
教頭は、
[三つの授業の原則]
を教えてくれました。
「授業には大切なことが三つある。
わかる。 楽しい。 全員が参加する。
覚えた?」
まだ、向山洋一氏の授業十原則が公表される前でした。
全生研の実力者には、言動一致の能力がありました。
教頭は理科の授業を進んで持ち、参観しましたが、抜群の授業でした。
当時の中学2年生が言いました。
「教頭先生の授業は、なんか、わかるんだよねえ」
教頭は、校内研究授業のあと、初任の僕に言いました。
「傭兵さん。
あんな風にさ、五年十年選手が、研究授業で一時間ずっと漢字ゲームやってたらさ。
生徒は楽しいけど。だめだよ」
僕は一年後か二年後、自分で四つ目の原則を加えて指導案を書くようにしました。
「1わかる 2楽しい 3全員が参加する 4教えるべき価値内容がある」
まず、蛇足ですが僕を「先生」と呼ぶのはどうぞご勘弁を。
僕はマイケルたんの先生ではありません。傭兵さん、が社会人の言葉づかいです。
わかる新卒に、僕は必ず同じことを言います。
また、お書きになっていらっしゃる、は、くどすぎます。
お書きになっている。
書いていらっしゃる。
どちらかです。
僕なら相手が国家元首でも「南の島の大王傭兵さんの記述通り」です。
お書きになった、って変でしょ。
お食べになった(=召し上がった)、お話になった(=おっしゃった)です。
中学生でも「優れた指名なし討論」が可能です。
それを知るかどうかは大違いです。
できる、と思った瞬間に百メートルの世界新記録は何度も破られます。
と・すの勉強会では、機関車のような指名なし「発表」のビデオを見せて頂けます。
小学生が秒の間もなく、立って発表する。
見る人はびっくりする。
宣伝のため仕方ないのでしょうが、野口芳宏先生が、意味無い、と言うわけです。
本当の指名なし「討論」はそんなふうには進みません。
マイケルたんは、生徒の事実、という言葉を使ってらっしゃいます。
僕も本で読み、三十年間意識し続けている言葉です。
だから、録音を文字に起こします。
一文字も録音どおり、たがわない事実です。
Q2で、オリンピックの例で答えてしまいました。
目の前の僕ができた、できるよ、と言うから、今年の大卒もできたのです。
「仕込み」という表現には少し引っかかります。
Q4・5・6は僕の問い方が混乱しています。
答えさせてしまい申し訳ありません。
僕は野口芳宏先生の考え方に従っています。
「生徒に、向上的変容をもたらすこと」
「50分間の授業の前より、授業を受けたあとに、生徒をより良く変化させること」
「積み重ねて、一年間たてば、目に見えて明らかな変容をもたらすこと」
体験、経験だけでなく、変化させろ、ということです。
現在ほとんどの「指名なし討論」は、ただ見た目のいい体験にすぎないということです。
僕の問いがあいまいですので、マイケルたんももっと答えようがあったかもしれません。
ごめんなさい。
同感です。
まず、読解力向上には、二つの方法しかない。
一つは「音読」だ。
5回「音読」しろ。わからなければ10回「音読」しろ。
もう一つは「要約」だ。
次に、漢字指導は、国語教員の志と資質の根本を問われる。
戦後ずっと、何十回書いて覚えろ、の指導が続いた。
今でも同じで、しかも、指導は宿題で済ませる。
十年ほど前、指書きなぞり書き写し書き、の技能が完成した。
僕は、と・す勉強会で見た翌日から実行した。
以来、生徒の絶大な支持を得た。
でも、技能習得が面倒なので広まらない? 広まってる? わからん。
音読指導は有効なので、重要です。
しかし、音読指導のスキルを身につけ、使いこなすには年数がかかります。
数多くのスキル・激励・個別評定・テンポとリズム・変化のある繰り返し、などが要るからです。
若い同僚も、音読指導がいちばん難しいようです。
若くない人は、音読も漢字指導もあきらめるみたいです。
Q5と同じ答えで、かつ、マイケルたんと同じです。問いが乱れてすみません。
野口先生の著書を、マイケルたんも読んでいるということでしょうか。
これには、けっこう反論があるのですが、疲れてしまいました。
1 反論・疑問=「生徒の知識」と「生徒の技能」は、まったく異なります。
体育・音楽などの例で度々本に出てくる。
2 賛成= 「講義で授業が済む」なら日本もこんなふうになってない。
3 賛成= 「文法」だけでなく、「説明」が必要なことはたくさんある。
4 反論・疑問=マイケルたんの行なっている「音読指導」は具体的にどういう方法でしょうか?
5 反論・疑問=「活動的な授業」は「説明を聞かせるために」ある、とは考えられません。
そうですね。
ただ、「センス」じゃなく、「志に伴う努力・修行の差」が現れるのだと思います。
もちろん、最初の、センス=感受性はものすごく大事だと思います。
はっと感じて、わかる。真似する。そのきっかけになるからです。
もうだめだ。倒れるかも。ハナキンなのに。
でも、頭を使って楽しい時間でした。
マイケルたんのご回答に感謝いたします。
国産戦闘機が初飛行へ=国際共同開発も視野-防衛省(2014/12/28-14:20)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201412%2F2014122800050
戦後初となる国産戦闘機の開発に防衛省が本格的に乗り出す。三菱重工業に研究開発を委託している試験機は、計画通りにいけば来年1月中旬に初飛行する。防衛省は2015年度から性能試験を実施し、実用化の可否を18年度までに判断する方針だ。同省幹部は「国産戦闘機は長年の悲願。何としても実現したい」と熱意を示す。
航空自衛隊幹部は「いつまでも海外に戦闘機開発を頼るわけにはいかない」と日本単独の開発に意欲的だ。防衛省は2009年度に研究に着手し、14年度までに総事業費392億円をつぎ込んだ。15年度予算の概算要求には単年度で過去6年分を上回る412億円を盛り込み、開発を大幅に加速させる構え。
「国産機開発の経験や技術があれば、日本が主導権を持った共同開発ができる」。政府関係者は、初の国産戦闘機の実用化に取り組む理由をこう説明した。
2015-02-06
マイケルたん2・9個の回答に答える
マイケルたんから、ウルトラ回答が届いた。
マイケルたんの9個の回答2015-02-05 22:13:09
即日で、この切れ味。う~ん。どんな人なんだろう?
久しぶりにTableを使ってお答えさせて頂きます。
[Table内は僕のQとマイケルたんの回答]
[その下の、茶文字は傭兵の回答]
●Q1●「ような授業」は、どの部分をさしておっしゃっているのでしょうか? 簡単に言うと、生徒の感想です。 「楽しい!」と生徒が言う授業。理想だと思います。 |
僕は一年目に抜群の教頭に出会いました。
理科で全生研の全国の幹事だったはずです。
教頭は、
[三つの授業の原則]
を教えてくれました。
「授業には大切なことが三つある。
わかる。 楽しい。 全員が参加する。
覚えた?」
まだ、向山洋一氏の授業十原則が公表される前でした。
全生研の実力者には、言動一致の能力がありました。
教頭は理科の授業を進んで持ち、参観しましたが、抜群の授業でした。
当時の中学2年生が言いました。
「教頭先生の授業は、なんか、わかるんだよねえ」
教頭は、校内研究授業のあと、初任の僕に言いました。
「傭兵さん。
あんな風にさ、五年十年選手が、研究授業で一時間ずっと漢字ゲームやってたらさ。
生徒は楽しいけど。だめだよ」
僕は一年後か二年後、自分で四つ目の原則を加えて指導案を書くようにしました。
「1わかる 2楽しい 3全員が参加する 4教えるべき価値内容がある」
●Q2●ブログで大きな勇気をもらった・なぜ「大きい」勇気なのか。 まず、先生もお書きになっていらっしゃるように、 中学校国語の実践記録がとても少ないことが要因です。 授業案ならそのへんに転がっていますが、リアルな記録はあまり見ません。 「生徒の事実」を実感できるものを欲していたのです。 |
僕はマイケルたんの先生ではありません。傭兵さん、が社会人の言葉づかいです。
わかる新卒に、僕は必ず同じことを言います。
また、お書きになっていらっしゃる、は、くどすぎます。
お書きになっている。
書いていらっしゃる。
どちらかです。
僕なら相手が国家元首でも「南の島の大王傭兵さんの記述通り」です。
お書きになった、って変でしょ。
お食べになった(=召し上がった)、お話になった(=おっしゃった)です。
中学生でも「優れた指名なし討論」が可能です。
それを知るかどうかは大違いです。
できる、と思った瞬間に百メートルの世界新記録は何度も破られます。
と・すの勉強会では、機関車のような指名なし「発表」のビデオを見せて頂けます。
小学生が秒の間もなく、立って発表する。
見る人はびっくりする。
宣伝のため仕方ないのでしょうが、野口芳宏先生が、意味無い、と言うわけです。
本当の指名なし「討論」はそんなふうには進みません。
マイケルたんは、生徒の事実、という言葉を使ってらっしゃいます。
僕も本で読み、三十年間意識し続けている言葉です。
だから、録音を文字に起こします。
一文字も録音どおり、たがわない事実です。
●Q3●ブログで大きな勇気をもらった・どんな「勇気」なのでしょうか。 たとえば討論についても、「本当にできるのか」と感じているときに、 「できる」と思える実践に触れると、それだけで視界が開けたような気になれます。 |
目の前の僕ができた、できるよ、と言うから、今年の大卒もできたのです。
●Q4●指名なし討論は中学校の授業でも有効?…「授業」とは、どんなことですか? 毎日の、日常の授業のことです。 仕込みをやり、周到な準備を重ねた研究授業の一発勝負ではなく、 普通の日常の授業、 という意味です。 |
Q4・5・6は僕の問い方が混乱しています。
答えさせてしまい申し訳ありません。
●Q5●指名なし討論は中学校の授業でも有効?「授業で有効である」とはどういう意味ですか? 生徒が確かな学習体験を積むことです。 |
「生徒に、向上的変容をもたらすこと」
「50分間の授業の前より、授業を受けたあとに、生徒をより良く変化させること」
「積み重ねて、一年間たてば、目に見えて明らかな変容をもたらすこと」
体験、経験だけでなく、変化させろ、ということです。
現在ほとんどの「指名なし討論」は、ただ見た目のいい体験にすぎないということです。
僕の問いがあいまいですので、マイケルたんももっと答えようがあったかもしれません。
ごめんなさい。
●Q6●③「授業で、有効な、授業方法」とは、例えばどんなものがありますか? 当たり前すぎますが、確かな実感ということでいえば、このようなものになります。 これも端的に言うと、音読であり、漢字学習です。 |
まず、読解力向上には、二つの方法しかない。
一つは「音読」だ。
5回「音読」しろ。わからなければ10回「音読」しろ。
もう一つは「要約」だ。
次に、漢字指導は、国語教員の志と資質の根本を問われる。
戦後ずっと、何十回書いて覚えろ、の指導が続いた。
今でも同じで、しかも、指導は宿題で済ませる。
十年ほど前、指書きなぞり書き写し書き、の技能が完成した。
僕は、と・す勉強会で見た翌日から実行した。
以来、生徒の絶大な支持を得た。
でも、技能習得が面倒なので広まらない? 広まってる? わからん。
音読指導は有効なので、重要です。
しかし、音読指導のスキルを身につけ、使いこなすには年数がかかります。
数多くのスキル・激励・個別評定・テンポとリズム・変化のある繰り返し、などが要るからです。
若い同僚も、音読指導がいちばん難しいようです。
若くない人は、音読も漢字指導もあきらめるみたいです。
●Q7●質の高い授業を目指すとすれば指名なし討論を授業に取り入れるべきですか…「質の高い授業と、質の低い授業の違いは、何ですか」 生徒が、この一時間の前と後で、確かな学力が一つ身についた、と実感できる授業が前者で、 そうでないものが、後者です。 |
野口先生の著書を、マイケルたんも読んでいるということでしょうか。
●Q8●「講義の授業が 有効なのはなぜ? どんな場面? 教材?等など?」 知識を身につけることが学習の主な目的であるとすれば、 講義型で、なんの不都合も滞りもなく授業展開できればこれほど楽なものはないと思います。 たとえば文法の説明などはどうしても必要な場面はあると思いますし、 音読の指導など、基本的な指導が指示通りに通っていれば、 集中して講義を聴く体勢はできているはずなので、 短く簡潔に説明すれば、スムーズに生徒の頭に内容が入っていくと思います。 ある意味、説明を聞かせるために、活動的な授業があるような場合もあると思います。 |
1 反論・疑問=「生徒の知識」と「生徒の技能」は、まったく異なります。
体育・音楽などの例で度々本に出てくる。
2 賛成= 「講義で授業が済む」なら日本もこんなふうになってない。
3 賛成= 「文法」だけでなく、「説明」が必要なことはたくさんある。
4 反論・疑問=マイケルたんの行なっている「音読指導」は具体的にどういう方法でしょうか?
5 反論・疑問=「活動的な授業」は「説明を聞かせるために」ある、とは考えられません。
●Q9●生徒に「基本的な読み・書き」を「習得させる」方法 くりかえしになりますが、音読と漢字指導が基本になると思います。 当たり前といえばそれまでですが、ある意味、ここに教師のセンスが現れるようにも思います。 生徒が退屈しないで学習できる環境を作ることができるのが教師の腕の見せ所だと思います。 |
ただ、「センス」じゃなく、「志に伴う努力・修行の差」が現れるのだと思います。
もちろん、最初の、センス=感受性はものすごく大事だと思います。
はっと感じて、わかる。真似する。そのきっかけになるからです。
もうだめだ。倒れるかも。ハナキンなのに。
でも、頭を使って楽しい時間でした。
マイケルたんのご回答に感謝いたします。
国産戦闘機が初飛行へ=国際共同開発も視野-防衛省(2014/12/28-14:20)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201412%2F2014122800050
戦後初となる国産戦闘機の開発に防衛省が本格的に乗り出す。三菱重工業に研究開発を委託している試験機は、計画通りにいけば来年1月中旬に初飛行する。防衛省は2015年度から性能試験を実施し、実用化の可否を18年度までに判断する方針だ。同省幹部は「国産戦闘機は長年の悲願。何としても実現したい」と熱意を示す。
航空自衛隊幹部は「いつまでも海外に戦闘機開発を頼るわけにはいかない」と日本単独の開発に意欲的だ。防衛省は2009年度に研究に着手し、14年度までに総事業費392億円をつぎ込んだ。15年度予算の概算要求には単年度で過去6年分を上回る412億円を盛り込み、開発を大幅に加速させる構え。
「国産機開発の経験や技術があれば、日本が主導権を持った共同開発ができる」。政府関係者は、初の国産戦闘機の実用化に取り組む理由をこう説明した。