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20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

中学1年国語5月授業全記録2011④

2018-06-24 13:19:23 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2018-6- 24    

2011年5月28日up後削除記事
中学1年国語5月授業全記録2011④
■9時■5月18日―②(ちょっと立ち止まって③)
   この時間が、テスト前最後。
  (1)「このとき、のカッコに書けた人持ってきなさい」
     走って、ずらりと十数人並ぶ。
     「すごいねえ。休み時間に考えたんだねえ」
     どんどん見て、板書で確認。
  (2)発問つづき
   6「それ。その上。両方一度にやりましょう。書けたら持ってきなさい」
    だんだんすることのレベルを上げる。
    ヒントなし。
    どんどん丸、バツをつけて返す。喜ぶ生徒。地団駄踏む生徒。
    「その上は、と訊かれたら?」
    「何々の上」
 教える。
   7「この図、とは何をさしますか」
    8段落。
   8「このこと、とはどんなことですか」
    9段落。
   ( 3 )が( 13 )かで( 3 )に見えること…こと、
    を四角で囲み強調。
  (3)テスト範囲新出漢字読み書き全問題
    すべて全員終わってちょうど時間。
  (4)授業評価票

 ※これでだいたい必要な問いは終わった。
 ※ところで、本ブログ「少年の日の思い出研究」にあるとおり、
  教科書本文は理由不明のまま表記が変更になる。
 
  『ちょっと立ち止まって』は十数年か二十年ぶりに教科書で授業した。
  僕の手元にある過去の本文コピーでは、<図>と<絵>の二語の使い分けはしていない。
  どれも<図>と表記されている。
  ところが、この教科書ではある部分では<図>、別の部分では<絵>と表記している。
  その理由がわからない。
  とてもわかりにくくなった。
  「発問8」の答えは、本文の言葉をそのまま抜き出すとこうなる。
  ( 同じ図 )が
  ( 近くから見るか遠くから見る )かで
  ( 違う絵 )に見えること

  なぜ一文の中で、同一の挿絵を指して、最初は<図>と書き、あとは<絵>と書くのか?
  日本語としてもおかしい。
  教材としてなら、なおさらおかしい。
  僕は生徒にしつこく答え方を教える。
  「なぜ、と訊かれたら?」「から、と答える!」
  「この図、と訊かれたら?」「どんな図、と答える!」
  「この絵、と訊かれたら?」「どんな絵、と答える!」

  生徒は確実に覚えていく。
  「そのまま抜き出しなさい、と訊かれたら?」「漢字は漢字。ひらがなならそのまま」
  ところが、この部分は教材の本文がおかしい。おかしいから、生徒は混乱する。
  そのまま抜き出すなら、前半は<同じ図>で後半は<違う絵>だ。
  しかし、変な文だから思考回路としては、
  <同じ図が違う絵>に見える
  という文はおかしいのがわかる。
  同じ図が違う絵に見える……笑ってしまうほど変だ。
  だから、両方とも<図>か<絵>にそろえて書いてくる生徒がいる。
  賢い。教科書編集者より明らかに賢い。
  発問を解決したあと生徒には説明した。
  「これは、教科書の文章がおかしいのです。図か絵か統一しなければなりません」
  光村出版には、夏休みあたりに質問状を出す予定だ。
  4月には電話で、東京書籍に妙な段落表記の件を質問した。
  早々とワープロ文書で回答を頂いたが、それが矛盾だらけだ。
  これも今は無理なので、7月に詳細な返信を出す予定だ。
  面倒だから、しっかりしてくれよ。
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中学1年国語5月授業全記録2011③

2018-06-24 13:08:05 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2018-6-24    

2011年5月28日up後削除記事
中学1年国語5月授業全記録2011③
■6時■5月16日(テストについてのお話)
  1 毎年する「カンニングの話」2題。絶対忘れない、いい話。
  2 解答用紙の置き方、扱い方の話。
  3 心配なことの質問を受ける。
  ※ これだけで終わっちゃった。でも良し。大事なことなので。

■7時■5月17日(試験範囲漢字練習)
   指なぞり写し書きプリントの作り方の失敗に気づき、作り直した。
   新出漢字は、教材末に熟語が書いてある。僕はそれで作った。
   作問者は、本文中の言葉をそのまま使って作った。
   作問者が正しい。そのほうがいいに決まっている。
   最初の学校では、こういうことが次々起こる。別に驚かない。
   「訂正版・指なぞり写し書きプリント」を一気に行なう。
   もう自分でできるので、磁石方式で、五問ずつ提出。全員すべて終了した。優秀だ。

■8時■5月18日―①(ちょっと立ち止まって②)
(1)教科書音読
  1 追い読み。
  2 途中から、丸つけコンビ一文交代読み終わりまで。
  3 ひとりずつ一文読み。全文。漢字の読み方を確実にするため。
   「足の裏」「両手」「首筋」
(2)蛍光チョークと赤緑色覚異常の説明
   発問の板書を始めると
   「なんでその色のチョークを使ってるんですか?」
   説明していなかったのだ。
   丁寧に説明した。
(3)発問
  ※発問の前には、その部分をひとりに音読させる。該当部分に線を引かせる。
   「**さん。2段落を読んでください」
   「そこまで。ありがとう」
   「この図、3字に線を引きなさい」

  1「この図、とは何をさしますか。最初は一緒にやりましょう」
   ノートに書かせる。
   「何文字ですか」
   「まだ言いません」

   しばらくしてから。
   「6字の人が多いんですよね。8字です。わざと意地悪にします」
   「あっ。3字でも正解があります」

   丸つけコンビで相談させてから。
   「3字は?さんはい」「6字は?」「8字は?」
   「問題に何と書いてあるかによって、字数を変えればよいのです」


  2「3段落、この図、は何をさしますか。書いて持ってきなさい」
   「何字ですか?」
   「教えません」

   持ってきたノートにサッと丸、バツをつける。
   時間で切って板書で確認。

  3「赤ペンを出しなさい」
   「★この、その、はすぐ前を探せ」

   ノートに赤字で視写させる。

  4「その少女、とは何をさしますか」
   「何字ですか?」
   「教えません」


  5「このとき、とは何をさしますか」
   「これは抜き出してもできません。黒板のカッコに言葉を入れて持ってきなさい」

   このとき=( )が(  )に(       )とき。
   「カッコ( )の大きさがヒントです」

※チャイムが鳴っても書いている。
 あいさつなしで休憩にさせる。
 休み時間も5人以上ノートを見せに来た。
 「いい答えだねえ。でもまだ正解は言わない」
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中学1年国語5月授業全記録2011②

2018-06-24 12:59:27 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2018-6-24    

2011年5月28日up後削除記事
中学1年国語5月授業全記録2011②
■2時■5月9日(にじの見える橋4)
(4)あらすじとは・続き
   「消しゴムを使ってはいけません。線で上から消して横に書き直しなさい」
   「消しゴムで消すと、一度考えた思考が消えてしまいます」
   「国語の時間だけ。消しゴムを使うと頭が良くなりません」

   ※あらすじはサッサと終わる。
    今年の1年生はわかりが早いか、僕の説明が簡潔になったか。
(5)授業評価票

■3時■5月10日(にじの見える橋5)
(1)漢検用漢字テスト
   中3で予告できず、成績に入れないことになったものと同様。
   もちろん、中1も予告できず。謝ってから行なう。成績に影響しないことを約束。
(2)教科書音読
   「起立。前向いて読んで、チェンジ!
   で廊下、チェンジでうしろ、チェンジで窓、
   チェンジで前向いて読む。途中で最後まで読めたら座りなさい。ヨーイ始め!」

   20秒ごとに
   「チェンジ!」
   一人が最後まで読んだ。周りはびっくり。
   一人が育つと、周りが引っぱられる。
   (次の授業では10人以上終わった。でも、チェンジを25秒くらいかけた)
   (できるようになった気にさせるのも手)

■4時■5月11日―①(にじの見える橋6)
   水曜日は2時間続きだ。
(1)熟字訓フラッシュ・下
(2)指なぞり写し書き②
(3)発問
  1「雨は自分の上にばかり…気がする。これは比喩です。どんなことを言っていますか」
   「ノートに書いて持ってきなさい」

  ※発問の前には、その部分の、何文か一段落かを一人に音読させる。
  ※教科書の該当部分に線を引かせる。それから発問。
  ※いいこと? 嫌なこと? とヒント。
  ※ノートに丸つけて返す。何人か発表させて板書を視写。
  2「もっとずぶぬれに。これも比喩です。どんなことを言っていますか」
   同様に。
  3「思いがけない衝動とは何ですか」
   衝動の意味を確認。自分でも思いがけず何かをしてしまうこと。
   「この場合、少年が思わずしてしまおうとしたことは何ですか」
   ノートに書いて持ってこさせる。
   これはけっこう難問で、色々な答えが出て面白かった。
   今年の1年生は難問を出すと喜ぶ。できなくいとくやしがる。楽しい。
(4)授業評価票

■5時■5月11日―②(ちょっと立ち止まって①)
(1)熟字訓フラッシュ・下
(2)指なぞり写し書き③
(3)『にじの…』発問残り
   「少年の意図、とはどんなことですか」
  ※「どんなこと、と訊かれたら?」「こと、と答える」と教える。
(4)『ちょっと立ち止まって』開始
  1 段落番号を振らせる。
    「いち、まる。に、まる」のように言う。理由略。
  2 だまし絵をさんざん見る。
    読み聞かせようとしたら、絵を見て騒ぎ出して止まらなくなったから。

  3 読み聞かせ。
  4 各自超早読み音読。
(5)授業評価票
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中学1年国語5月授業全記録2011①

2018-06-24 12:49:34 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2018-6-24

2011年5月28日up後削除記事
中学1年国語5月授業全記録2011①
<全13時間>
■1時■5月6日(にじの見える橋3・授業参観日)
(1)漢字テスト予習空書き
   テスト範囲4枚からニ語ずつほど、空書きさせる。
(2)入学前宿題漢字100問から26問テスト
   丸つけコンビ交換。丸つけ。
   「チョコン✓はチェックです。×がバツ」
   と教える。
(3)教科書音読
  1 追い読み。
  2 続きを、丸つけコンビ1分交代読み。2回。4分間。
  3 一人一文読み。全員回るまで。
(4)話者とは
   いつも通り「吾輩は猫である」でサッと説明。
   「『にじの見える橋』の話者は誰ですか?」
(5)登場人物
   「登場人物をノートに書きなさい」
   誰々は?などと聞くが「それを自分で考えなさい」と答える。
   サッと発表させて板書。
   間違いを消させてまとめる。3人(ここには書かない)
(6)主役と対役
   「主役は誰ですか」
   ノートに書かせる。
   「主役の次に大事な人は誰ですか」
   子ども、多数。友達、三人挙手。
   「もう一度訊きます。主役の心に最も大きな影響を与えるのは誰ですか」
   それでも割れる。
   「友達、です」
   サッと書いて終える。
(7)授業評価票

■2時■5月9日(にじの見える橋4)
(1)熟字訓フラッシュ
(2)指なぞり写し書き
   野原にじちょっと①
   試験範囲の新出漢字を指なぞり写し書きプリントに作り直した。
(3)丸つけコンビ1分交代読み
   1回。2分間。
(4)あらすじとは
  1 「ドラえもんはすべて同じあらすじです。どんな話ですか」
   ・ドラえもんがのび太を助ける話(14字)
   ・ドラえもんが道具を使いのび太を助ける話(19字)
   ※初めわざと短く言わせて「足りないからつけ足しなさい」と言う。
   ※「なん文字以内で書きなさい、という問題のときこうやって作るのです」
  2 桃太郎の作り話を聞かせてお腹が痛くなるまで大笑い。
  3 桃太郎のあらすじをサッと作る。
   ・桃太郎が鬼退治をする話(11字)
   ※同様に6字つけ足しさせる。ここには書かない。
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中学1年国語5月授業全記録2011⑤

2018-06-24 05:27:15 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2018-6-24    

2011年5月28日up後削除記事
中学1年国語5月授業全記録2011⑤
◆◆◆5月19・20日・中間テスト◆◆◆
<漢字平均点>
中1Hyoko担当2組
:平均17.0点/20点満点 (3)人
中3Hyoko担当2組
:平均 9.5点/10点満点(15)人
高2Hyoko担当
:平均15.8点/読み10+書き10
<試験平均点>
中学1年
1組:平均(50.4)点(A)点
2組:平均(62.0)点(A+11.4)点
中学3年
1組:平均(74.2)点(A)点
2組:平均(79.3)点(A+5.1)点
高2
:平均(58.0)点
――――――――――――――――――――
■10時■5月23日(試験返却)
(1)試験返却
(2)意味調べ・新出漢字プリント提出
   僕が初めてで、プリントがやたらに種類が多いので慎重にした。
   提出物は、一日につき1点減点と説明した。
(3)熟字訓フラッシュ
(4)授業評価票

■11時■5月24日(意味調べ・新出漢字プリント)
(1)第2回漢検用漢字テスト
(2)「ちょっと立ち止まって」意味調べプリント
(3)同・新出漢字プリント
   宿題プリントは、どちらも、試験数日前に渡された。
   生徒には過重な負担だと判断して、試験後授業内ですることに決めた。
   生徒は国語の勉強だけを家でしているわけではない。
   11時と12時は充分に時間を取り、生徒に自分で調べさせ、書かせた。
   それだけでも、楽しいと書いていた。
   とにかく、国語辞典で調べるのも、新出漢字も授業中にすることのが大事だ。

■12時■5月25日―①(意味調べ・新出漢字プリント)
(1)熟字訓フラッシュ・下中上
(2)11時続き
   終わった生徒は……
   1 「大人になれなかった弟たちに」の新出漢字練習。
     赤字で横並びに視写させて、それをなぞり書きさせて、その下に写し書き2回させた。
     どんどん自分でできるようになった。
   2 それも終わった生徒は「大人に…」を黙読。
     「何度も読んでアリの巣を塗りなさい」
     文章内容は大好評だった。
     とにかく、皆どんどんやる。
     しかも、調べるのも漢字を書くのも新しい文章を読むのも楽しむ。
     知的で優れた1年生だ。
     プリントは全員終わって提出した。めでたしめでたし。
(3)授業評価票

■13時■5月25日―②(聴写の授業)
(1)用語を教える
  視写・聴写という言葉を教える。
(2)聴写の授業
   中学三年生で行なったのと同じ授業。
   ただし、三年生ほどの分量はできない。
   1 教師による聴写・2回分
   2 国語班を指定・国語班長決定・班内で先生役順番決定
   3 班内聴写一人目と、二人目だけ

★三年生は「教師聴写4回」「生徒班内聴写4回」
 つまりすべての生徒が先生役になった。やっぱり三年生はすごい。
 でも、三年生もその時間初めて「聴写」ということを行なったのだ。優秀だ。
(3)授業評価票
(5月・中1以上)
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中学1年国語4月授業全記録2011①

2018-06-23 21:14:56 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2018-6-23   

2011年4月30日up後削除記事
中学1年国語4月授業全記録2011①
<全9時間>
<1時>4月11日(確認事項と図書室指導)
(1)いつもの初授業の言葉・3分間
(2)教科書・ノート記名確認。書いていない生徒には書かせる。
(3)「ノート」用意の指示。
   (1年生は最初の授業の指示があるまでノートを買うのを待っていた生徒が何人かいる)
   (新しく買う人は、罫の広いものを、と勧める)
(4)「2穴ファイル」用意の指示。
(5)「国語辞典」用意の指示。ほぼ全員持っている。
(6)図書室へ誘導。
   「筆箱と学校の決まりを手に持ちなさい」
   「並び方は決まっていますか?」「名前順です」
   「一列ですか」
   「一列です」
   「長いな」
   「じゃあ、二列にします」

    (のように一人の男子がてきぱき反応)
   「では20秒で並びます。ひと言でも喋った人がいたらやり直しです。並びなさい」
   「20、19、18・・・」

    (19秒で2列に並び終わった。おしゃべりなし)
   「19秒。合格。手を頭の上において。動かして。いい子いい子」
    (ニコニコ)
   図書室司書の先生から説明を聞く。
   連れて帰って終わり。
   最初の授業でもったいないがしかたない。

<2時>4月12日(うとてとこ)
(1)入学前漢字宿題冊子(B4・4枚・100問)有り。
   一枚を5問ずつテストする。
   最初、国語科では一気に四枚分テストする予定だったようだが、それは無理ですと言った。
   冊子の表紙に、テスト予定日をメモさせる。
(2)丸つけコンビの確認。
(3)「うとてとこ」の授業。詳細省略。
   板書を消しながら暗誦まで終える。
(4)1分間弱で、授業評価票を書き提出。
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中学1年国語4月授業全記録2011③

2018-06-23 18:15:54 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2018-6-23   

2011年4月30日up後削除記事
中学1年国語4月授業全記録2011③
<6時>4月22日(指書きなぞり書き写し書き、教える)
(1)漢字宿題冊子テスト5問・第3回。交換して丸つけ。満点さらに減る。
(2)部首フラッシュカード。初。
(3)「指なぞり写し」プリントを宿題冊子第4回テスト範囲で作っておいた。
   5問だけ丁寧に練習。
   「指の指紋があるところを、机につけなさい。紙の上はだめです」
   「手首を机から離しなさい」
   「書き順を声に出して言いなさい」

   なぞり、写し、できた生徒から挙手。番号を言われたら下ろすのを教える。
   回って見ながらやり方点検。

<7時>4月25日(「にじの見える橋」・1時)
(1)第一週目の授業感想をまとめたプリントを配る。
   「家の人に見せたい人だけ持って帰りなさい」
   六、七人が返却。
(2)指なぞりプリント2回目。5問。
(3)教科書「にじの見える橋」読み聞かせ。
(4)文章評価 
   1うまさ 2興味 3知識 
   Aランクだけ挙手させて確認。
(5)段落番号を振らせる。
(6)始めから「追い読み」。
(7)丸つけコンビ一文交替読み。
(8)各自スーパー速読み。
(9)授業評価票。

<8時>4月27日①(「にじの見える橋」・2時)
(1)指なぞりプリント3回目。5問。
(2)4回目を自分ひとりでやらせる。5回目もやってしまう。早い!
(3)漢字宿題冊子100問から24問テストの予告。予定日を書かせる。
(4)『漢検トレーニング5・4・3級』テキスト配布。記名。
   僕は「記名」をすごく丁寧に指導する。
   大きく、はっきり。上手な生徒の字を高く上げて見せる。
   全員見て回り、どんどん褒める。
(5)5級部分、12ページをアイロンしながら見せる。
(6)受験級ひとりずつ確認。

  ※入学前に、漢検は中学3年まで受験することを知らされていると聞いていた。
   しかし、半数近くは知らなかった。
   「希望者だと思った」
   と言う。
   「お金を払っていること」
   「効果があること」
   「テキストは<指なぞり写し方式>が使えること」

   を丁寧に説明。

<9時>4月27日②(国語辞典の使い方)
(1)漢字宿題冊子テスト5問・第4回。
(2)「国語辞典の使い方」の授業。
   既に記事にした感想通り、大好評。
  1「国語辞典を買いました。どうしますか」
   「?」
  2「カバーを捨てます」
   「!!!」
   「頭が良くなる人はそうします。カバーから出すのが面倒で引かなくなります」
   「カバーから出す5秒間で差がつきます」
  3「先生が言う言葉を引きます。引いた言葉にシャーペンで薄く丸を囲みます」
  4「いちばん早く引けた人は立ちます。その人はすぐ意味を読みます」
  5「他の人は引き続けながら、丸で囲みます」
  6「国語辞典置いて。シャーペン隣に置いて。……うえしたの上!」
  7「はい、**さん」「(意味を読む)」座らせる。
  8「次。……みぎひだりの右!」
  9「はい、**くん」
   「(意味を読む)」

   座らせる。
   時間内で続ける。
   一語引く目標時間は
   「7秒以内」
(3)授業評価票。
(4月中1以上)
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中学1年国語4月授業全記録2011②

2018-06-23 18:03:19 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2018-6-23   

2011年4月30日up後削除記事
中学1年国語4月授業全記録2011②
<3時>4月13日①(いろいろ少しだけ)
(1)漢字宿題冊子テスト5問・第1回。交換して丸つけ。4人以外満点。予想以上。
(2)「うとてとこ」暗誦一斉に言わせる。
(3)「伊豆の踊り子」本文からB4一枚分紹介。翌週の中1宿泊研修のため。
   読み聞かせる予定だったが、やけにやる気がありそうなので言ってみた。
   「読みたい人」
   (ハイ、ハイと10人くらい)
   「では、一人一段落。読めない漢字は教えてあげます」
   挙手した生徒のそばへ順に行き、つっかえたら教える。よく読める。
   「二周目。さっき読んだ人も、今度読みたくなった人もいいです」
(4)他に、ノート用意、ファイル用意人数確認で終了。
(5)授業評価票。

<4時>4月13日②(原稿用紙の使い方・音読の姿勢)
水曜日は2時間続きだ。
(1)教科書アイロン。
(2)「原稿用紙の使い方」追い読み。
(3)「視写」のやり方説明。
   「先生に丸をもらったら、自分の名前磁石を、黒板にはります」
   「次の丸をもらったら、磁石を次の列にはりなおします」

   黒板の準備は休み時間にしてある。
 1 黒板を縦に10に分けて線を引く。
 2 題名・氏名、1・2、3・4、・・・17・18、まで上に書く。
 3 右隅に苗字を書いた丸磁石をホワイトボードにはった物を置く。
(4)早く終る生徒のための指示。
   「原稿用紙の隣に、アリの巣の穴を10個書きなさい」
   「早く最後まで写し終わった人は、文章を小さな声で読みます」
   「一回読めたら、アリの巣を1個塗ります」

(5)「題名・氏名」だけ書き提出。
   いつもどおり何人かできない。
(6)以下、2行ずつ視写。
   1年生は走ってやってくる。
   次々、磁石をはりなおす。
(7)トップの生徒が微音読を始める。
(8)最後の生徒まで待つ。早い生徒ニ、三人は20回まで音読する。
   とにかく、ものすごいやる気の1年生だ。
(9)教科書「野原はうたう」前書きだけ追い読みして終了。
   教科書は光村。
   音読の姿勢を教える。
   「教科書を両手で持ちます」
   「両足の裏を床につけます」
   「首筋を立てます」

 ※授業評価票の時間なし。

<5時>4月15日(詩の音読と視写)
(1)漢字宿題冊子テスト5問・第2回。交換して丸つけ。満点減る。まあこういうものだ。
(2)教科書「野原はうたう」1~4編まで五回ずつ音読。アリの巣を塗る。
(3)1~4編まで視写。1編ずつ提出。
(4)用意する物の〆切の日。
   「2穴ファイル」4人まだ。
   「ノート」全員用意済。
   「国語辞典」2人まだ。
(5)授業評価票。
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高校2年国語5月授業全記録2011③

2018-06-22 20:10:03 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2018-6-22   

2011年5月28日up後削除記事
高校2年国語5月授業全記録2011③
■5時■5月17日(語句意味調べ・国語辞典の使い方授業もどき)
(1)前置き・続き
   辞書の意味そのままは大人だって言えない。
   トップ生徒が読むと、僕が簡単に言い替えて板書し、生徒は視写する。
   無理だと思ったが、範囲の予定語句をすべて調べ終わる。
(2)授業評価票
   意味調べは大好評だった。
   僕が大声で押しまくったので、途中国語科一人と担任がのぞきに来た。
   あとで担任に「気を使わせてすみません」と言う。
   「先生の大きな声がするので何かと思ったら、楽しそうにやっていました。
    グループ学習ですか?」
   「いえ、意味調べです。中学でいつもやっているのです」
   「同じレベルってことですね(笑)」
   「いえ、そうではなくて、楽しいことは子どもから大人まで皆楽しいということです」

   これは、本当だ。きっと教員でも必死になる授業だ。

◆◆◆中間試験・5月18~20日◆◆◆
<漢字平均点>
 中1Hyoko担当2組
 :平均(17.0)点/20点満点 (3)人
 中3Hyoko担当2組
 :平均( 9.5)点/10点満点(15)人
 高2Hyoko担当
 :平均(15.8)点/読み10+書き10
 <試験平均点>
 中学1年
 1組:平均(50.4)点(A)点
 2組:平均(62.0)点(A+11.4)点
 中学3年
 1組:平均(74.2)点(B)点
 2組:平均(79.3)点(B+5.1)点
 高2
 :平均(58.0)点

■6時■5月24日(試験返却・ナイン1)
(1)試験返却
(2)『ナイン』(井上ひさし)読み聞かせ
   途中まで。期末試験まで8時間しかないので急ぐ。
(3)授業評価票

■7時■5月25日(ナイン2)
(1)「ナイン」終わりまで読み聞かせ
(2)登場人物
   1「ナインの登場人物をすべて書きなさい」
     一人ずつ指名して、人物名を一人だけ言わせていく。
   2「この中で消したほうがいいものを選びなさい」
     サッと言わせて二人消す。
   3「残りの人物の中で、たとえば正太郎は登場しません。確実に登場する人を選びなさい」
     色々相談させて、指名して言わせる。
     1中村さん 2わたし 3英夫
(3)主役
   1「ドラえもんの主役は誰ですか」
    のび太
   2「桃太郎の主役は誰ですか」
    桃太郎
   3「ナインの主役は誰ですか」
    正太郎とわたしが出る。
    僕がまだよくわかっていない。
    「わたし?」ということにしておく。
    井上ひさし『握手(中学3年生教科書)』ももうひとつ主役が明確でない。
    井上ひさしは、あえて主役を立てないような書き方をしているように思う。
    もう少し勉強します。
(4)あらすじ(中1・3と同様)
  1「ドラえもんのあらすじは毎回同じです。あらすじを言いなさい」
   サッと指名して言わせる。
  2「桃太郎のあらすじを丸つけコンビでジャンケンして負けたほうが言いなさい」
   まーるつけコンビでジャーンケンポン。
   サッと二人指名して板書。
   彼らは「あらすじ」の授業を過去受けたことがない。
   だから、このように初歩からやった。
   中3も受けたことがなかった。
   いったいどういうこと?
(4)授業評価票
(5月高2以上)
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高校2年国語5月授業全記録2011②

2018-06-22 20:08:53 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2018-6-22

2011年5月28日up後削除記事
高校2年国語5月授業全記録2011②
■4時■5月13日(新出漢字練習)
(1)お話「国語の時間がいちばん寝やすい発言」について・続き
   僕は怒鳴らない代わり、授業にひどい影響を与えた人はサッサとマイナスします。
   冷たいとも言えますが、公平です。
   真面目にやっている人に損をさせることはしません。
   しかし、人は失敗するものです。挽回の機会があってもいいと思います。
   誰とは言いませんが、僕は今日の授業で、
   その発言をした人を、他の人の十倍指名します。
   きちんと答え続けたら、マイナスはチャラです。
   もし、一度でも、わかんねえ、知らねえ、
   などとやる気のない発言をしたら必ず10点マイナスします。


(2)教科書新出漢字自作プリント
   書き11問、対義語7問、読み25問。
   「まず、C君、読んでください」
   「次、Bさん」
   「次、C君」
   「次、D君」
   「次、C君」
   「次、Eさん」
   「次、C君」

   生徒はすぐに気づく。わずかに数人の体が動く。
   だが、誰一人笑いもしゃべりもせず集中している。
   思ったよりずっと立派だ。
   ものすごいベースで時間が終わるまで続ける。
   C君は真剣に、間違いと分かっていても、大きくはっきり答え続けた。
   立派だった。

(3)授業評価票
   最後のあいさつのとき
   「約束通りチャラにします」
   とひとこと言った。

■5時■5月17日(語句意味調べ・国語辞典の使い方授業もどき)
(1)前置き
   前日、16日は「第2回漢字一斉テスト」だった。
   第1回のあと、1点以上高い目標点を書かせた。
   指なぞり写し書きプリントを配り、少しだが練習した。
   1点上がった生徒は二人だけだった。
   まあ、僕はけっこうがっかりした。甘くない。
   原因はいろいろあるが省く。
   何と言ってやろうか、前日から考え続けた。これが俺の悪いところだ。
   で、いつも重たいことを言い過ぎる傾向がある。
   だから、最初にこれだけ言った。
   「二人が目標達成しました。おめでとう。次回またがんばりましょう」

(2)国語辞典で意味調べの授業
   発問の復習をするつもりだった。
   だが、漢字テストを見て、基本を固めようと考え直した。
   できることを確実にやり、自信をつけさせよう。

 1 4校時に中3から5冊、国語辞典を借りた。僕のを入れて6冊だ。
 2 国語班を6班指定した。国語班長を決めさせた。
 3 机をつけさせた。辞典を配布した。
 4 「目標はひとつの言葉で7秒以内です」
   「無理だよ」
   「それが、できるようになるんだなぁ」

 5 テスト範囲の語句を言う。四人で順に辞典を回しながら引かせる。
 6 一番早い者だけが起立し、読み始める。
   中学でやったのと同じだ。
   ほぼ同時のときは、僕が指定する。
   負けた方はものすごく悔しがる。
   いい感じだ。
 7 一人一冊ないから、私語のようなものはかなりあるが構わずどんどん続ける。
 8 ものすごく早い女子がひとりいて、彼女は4秒で引く。 
 9 次第に男子も乗りまくり、必死でトップを狙う。
   試験対策も兼ねるから、一語ずつ意味をノートさせる。
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