円の外へ

20070121開設/中学高校国語授業指導案/中学校学級経営案/発達症対応/生活指導/行事委員会指導

今を崩したら100%教師の責任

2019-04-11 22:57:05 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2019-04-11
職員室で1
「*年*組も、最高に良かったですよ」
「最初だからね。このあとどうなるか」
「???????????????
  いえ。
  絶対に、3月までこのまま行けます。
  もし崩れたら、100.00パーセント僕の責任です。
  アレとアレのクラスの生徒が、今週どれだけ耐えて授業したと思いますか。
  去年、うるさくて誰にも授業が聞こえなかったんですよ。
  彼らの辛抱に、応えられないのは、ありえません。
  すべて、大人の責任です」
 

他「・・・・・・」
(俺)も(他)も、今年同じクラスの授業を押しつけられたんだ。
同じ「覚悟」を持とうよ!
(押しつけられた)は勘違いだろ~、と思いますか。
……違くない。
非常勤、若手、外様、俺のような老人が、集中して或るクラス達に割り振られた。
「組織」には、立て直そうなんて気は1ミリもない、と考えるのが自然だ。
つぶれたら、代わりの非常勤を雇えばよいということだろうか。


職員室で2
尊敬していた、大先輩の教諭が珍しく声をかけてくださった。
「先生、あの盛り上がりは何ですか。隣の教室で授業だったんですが」
「??? いつのことですか」
「さっきの1年*組です。
  先生が廊下に出てドアを開け締めして。
  ものすごい、異常なハイテンションで」

「・・・・・・あぁ??? あれですか。
  ……僕の授業はいつもああです」

「・・・・・・」
あれで「ものすごい」なのかぁ。
四年目だけど、僕の授業が全然伝わってない。
公立中学校では、もっと驚くだろうなあ。

本日、初めて会うクラスの授業をした。
最高の授業だった。
よく聞きよく動きよく発表し、大笑いして笑顔がキラキラ光っていた。
過去、中学校の授業や、俺の授業と比較して「最高レベル」だ。
昨日までのクラスの生徒も同じだった。
教科主任と管理職の、スバラシイ授業配分のおかげで俺の何かが覚醒した。『アキラ』と同じ感覚で、ドッカーーーーンと脳の一部が爆発した感じがする。
『アキラ』、わかりますか。
僕は、中学校だけでなく高校でも授業力の確信を得ましたね。
……笑える。
でも、本当だ。
この4月前後の日々は、間違いなく僕を一段階変えた。

給料は変わらない、大卒並み二十万台、他の約半分。
高校生相手でこのレベルに高めて下さった方々に心から感謝したい。
 「あなたにも、このチャンスを差し上げたい」

omaetatiもやれ、同じクラスで。五十万代のプライドはないのか。

蛇足)
職員室で2、について。
そのクラスで、前回の「広めたい言葉・なくしたい言葉」の集計結果を配った。
紙を配る。
僕が、広めたい、から思い切り表現して読んで聞かせる。
ただ配って「読んどきな」と、力のある教師が読んで聞かせるのは十数倍の差がある。
「読むから聞いていなさい」
生徒はさっさと先を読んでいる。
だが、僕が読むときにどかんっと湧く。
僕は、生徒が受ける言葉はわかっている。
「***。(大笑) これってさ、いいのこれで(大大笑い)」
「これを広めたいの? ***って? じゃあ朝来たらドア開けて***って言うの?」

僕は、引き戸の外に出て、戸を閉め開け、手を振りながら「***、***」と言う。
生徒は、呼吸できないくらい笑う。
「だろ? おかしいだろ? ***、***」
これは説明できないが、使えるネタは何度も使う。
生徒が男女40人腹を抱えて笑う。
とても素敵で、幸せな時間だ。
(あのハイテンションで、と言ったのは、尊敬していた大ベテランだ。残念)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶望から希望へ 最初の授業200点

2019-04-09 21:04:08 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2019-04-09
倒れそうに眠い。

今朝は、十年ぶり以上に授業前に緊張した。

(これだけ考えて、準備して、もう手がない。
 これで、最初の授業が荒れたらどうしよう。
 すさまじく、俺の腕が落ちたということだ)

だが、最初の授業は、すべて200点超えのできだった。

一人も無駄口ひとこと言わず、よく見てよく聞き、よく動き、最高に楽しく発表した。

昨年度、誰にも聞こえなかった授業クラスの担任は相当何かの努力をしたはずだ。

新入生は偶然、元気で前向きで明るくやる気で、ひとコマ目にしてもう目に入れても痛くない。

今まで学んだことは、今年もやっぱり間違いなかった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

状況最悪で顔も見知らぬクラスだけ割り当てられた授業開きのための妄想

2019-04-08 21:54:13 | 中高国語など指導案
カテゴリー別目次 
2019-04-08
これはすべて今週始まる最悪に育ったらしい授業クラス達のイメージトレーニングです。
三年前とまったく同じ様子らしい。
まったく同じ*+のクラス達。
不思議すぎる。
ただ、俺は少しは変わった。
もう二度と経験するつもりのないひどさだったので、手に負えなければ辞めるか休むかする。
そういうつもりだと、何人かには話した。
本気を出させてくれた授業クラス配分担当者には、刺し違えたいほど感謝している。
2019最初の授業流れ
1 5分前に入ったら教材を教卓に置く
2 板磁石「チャイム着席」と紙「チャイム後に最後に座った一人を1点減点します」を貼る。
  (最後の一人、の理由は「なんで俺ばっかり注意しやがるんだよ」の古典的生徒がいるらしいから。
   複数でも迷わず断定する)
3 黙って教室を見る。
4 黒板とみぞが汚かったらそうじする。
  毎時間ぞうきんを持っていきたい。壊れたクラスは必ず黒板が汚い。

チャイム着席
「チャイムが鳴る前に座れ」と予告する。
全員座ったら、黒板に大きく「0人」と書く。
遅れた生徒が居たら、<氏名丸マグネット>からその生徒のを、はずして黒板に貼る。
(中学生の授業以来、丸マグに金と時間の自腹を切った。約200個)
貼った瞬間か、その前に
「あいさつはいらない。全員起立」
と言う。
「机に手を突くな」

国語班確認
「これから名前を呼ぶ人から座りなさい」
**、**、座ってください。国語班の1班です。**、**、座る。国語班の2班です。

最初の話
いらない。 
「**です。生徒に自己紹介はさせません。
 一日中自己紹介と予定の説明ばかりだったはずです。
 授業を始めます」

「アンケート」
1 国語班の中で一人、プリントを取りに来てください。
2 オレが読みながら同じ早さで書かせる。
3 「さっきと別の人が集めて持ってきます。早く。もっと早く」

「早口言葉テスト」
1 これから発表のテストをします。クラスの雰囲気を見させてもらいます。
2 黒板に「評価基準」書く。C立たない言わない0点・B全部言った・A聞きやすく速く言った
3 バスガス爆発 ???でいくか???
4 「また別の人が、テスト用紙を取りに来ます。速く」
5 氏名記入。読み聞かせ。
6 班内の順番を決める。苦手な人は最初にしてあげる。3人班は誰かひとり2回言う。
 「順番を決め終わったら座ります。全員起立」
 練習はじめ。
7 一班ずつ、ストップウォッチで計時。「C・B・A、**秒、拍手を」

授業予定コマ プリント
①漢字テスト ②語彙学習 ③授業予定 ④減点 ⑤加点 ⑥他、国語班・マル付けコンビ
★「マル付けコンビ」のあいさつと30秒ホイ!で終了。
授業開始アンケート
1去年のクラス全体で国語授業はどんな様子でしたか?
アほぼすべて落ちついて集中していた
イ時々集中できないことがあった
ウたまには落ち着いている日もあった
エほとんど集中しないでうるさかった
   
2去年あなた自身は国語・現代文の授業中どんな様子でしたか?
アほぼすべて落ちついて集中していた
イ時々集中できないことがあった
ウたまには落ち着いている日もあった
エほとんど集中しないでうるさかった
   
3今年のあなたは現代文の授業中どうするつもりですか?
ア毎時間落ちついて集中します。成長したいです。
イ時々集中できないかもしれませんが努力します。
ウたまには集中するかもしれません。迷惑をかけるのは平気です。
エやる気は無いし好きなようにするつもりです。「1」でも構いません。

4国語の授業で身につけたい力はどれですか。いくつでも選んでください。
アスラスラ音読できる
イ漢字の読み書きができる
ウ作文400字がスラスラ書ける
エ全員に伝わる発言ができる
オ敬語を正しく使うことができる
カ面倒なので別に何もない

5私は荒れた授業は嫌です。
やる気ある人が嫌な気持ちになる授業はもっと嫌です。絶対に。
努力は加点し、妨害は減点します。それをどう思いますか?
アもちろん私も嫌です
イどっちでもいい
ウ私が荒らします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入社式 日本にしかない/鶴見済

2019-04-08 00:07:13 | 2019年度雑記
カテゴリー別目次 
2019-04-09
鶴見済@wtsurumi
  入社式なんてものが、ほとんど日本にしかないというのも絶望的な話。
  つまり新卒が一斉に入社してるのは、この国くらい。
  その機会を逃したらアウト。
  みんなが同じ人生の進め方にしがみつかねばならない、大変な国に生きている。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年も見られた 桜

2019-04-07 08:49:28 | 2019年度雑記
カテゴリー別目次 
2019-04-07

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五十年ぶりの左歯

2019-04-06 21:26:42 | 2019年度雑記
カテゴリー別目次 
2019-04-06
小学5年生くらいのとき、奥歯を抜かれそうになった。
麻酔した奥歯を、大きなペンチでつかんで、歯医者はグイグイ左右にねじった。
子供から見ても二十代の歯医者は「おかしいな」と言い始めたがやめなかった。
僕は痛さと恐怖で、心拍数が上がり呼吸困難になった。
若い医者はそれでやっとやばいことに気づいた。
室内のすみに立てかけてある、小学3年生くらいの長さの酸素ボンベを転がしてきた。
僕はそのあとしばらく酸素吸入されて休んだ。


そのでかい奥歯は内側に大きく傾き、三十年以上僕の口の中の邪魔になった。
四十後半のある日、その歯はホロリと抜けた。
それは、バカムノウ歯医者のおかげで僕の人生のストレスになり続けたんだ。


昨日その欠損歯を含めた四本の奥歯に、ブリッジをかけ終えた。
五十年ぶりに左の歯が使えるようになった。
まだ慣れない。
なかった歯でかもうとして、脳もおっかなびっくりなのだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする