カテゴリー別目次
2019-04-11
職員室で1
俺「*年*組も、最高に良かったですよ」
他「最初だからね。このあとどうなるか」
俺「???????????????
いえ。
絶対に、3月までこのまま行けます。
もし崩れたら、100.00パーセント僕の責任です。
アレとアレのクラスの生徒が、今週どれだけ耐えて授業したと思いますか。
去年、うるさくて誰にも授業が聞こえなかったんですよ。
彼らの辛抱に、応えられないのは、ありえません。
すべて、大人の責任です」
他「・・・・・・」
(俺)も(他)も、今年同じクラスの授業を押しつけられたんだ。
同じ「覚悟」を持とうよ!
(押しつけられた)は勘違いだろ~、と思いますか。
……違くない。
非常勤、若手、外様、俺のような老人が、集中して或るクラス達に割り振られた。
「組織」には、立て直そうなんて気は1ミリもない、と考えるのが自然だ。
つぶれたら、代わりの非常勤を雇えばよいということだろうか。
職員室で2
尊敬していた、大先輩の教諭が珍しく声をかけてくださった。
他「先生、あの盛り上がりは何ですか。隣の教室で授業だったんですが」
俺「??? いつのことですか」
他「さっきの1年*組です。
先生が廊下に出てドアを開け締めして。
ものすごい、異常なハイテンションで」
俺「・・・・・・あぁ??? あれですか。
……僕の授業はいつもああです」
他「・・・・・・」
あれで「ものすごい」なのかぁ。
四年目だけど、僕の授業が全然伝わってない。
公立中学校では、もっと驚くだろうなあ。
本日、初めて会うクラスの授業をした。
最高の授業だった。
よく聞きよく動きよく発表し、大笑いして笑顔がキラキラ光っていた。
過去、中学校の授業や、俺の授業と比較して「最高レベル」だ。
昨日までのクラスの生徒も同じだった。
教科主任と管理職の、スバラシイ授業配分のおかげで俺の何かが覚醒した。『アキラ』と同じ感覚で、ドッカーーーーンと脳の一部が爆発した感じがする。
『アキラ』、わかりますか。
僕は、中学校だけでなく高校でも授業力の確信を得ましたね。
……笑える。
でも、本当だ。
この4月前後の日々は、間違いなく僕を一段階変えた。
給料は変わらない、大卒並み二十万台、他の約半分。
高校生相手でこのレベルに高めて下さった方々に心から感謝したい。
「あなたにも、このチャンスを差し上げたい」
omaetatiもやれ、同じクラスで。五十万代のプライドはないのか。
蛇足)
職員室で2、について。
そのクラスで、前回の「広めたい言葉・なくしたい言葉」の集計結果を配った。
紙を配る。
僕が、広めたい、から思い切り表現して読んで聞かせる。
ただ配って「読んどきな」と、力のある教師が読んで聞かせるのは十数倍の差がある。
「読むから聞いていなさい」
生徒はさっさと先を読んでいる。
だが、僕が読むときにどかんっと湧く。
僕は、生徒が受ける言葉はわかっている。
「***。(大笑) これってさ、いいのこれで(大大笑い)」
「これを広めたいの? ***って? じゃあ朝来たらドア開けて***って言うの?」
僕は、引き戸の外に出て、戸を閉め開け、手を振りながら「***、***」と言う。
生徒は、呼吸できないくらい笑う。
「だろ? おかしいだろ? ***、***」
これは説明できないが、使えるネタは何度も使う。
生徒が男女40人腹を抱えて笑う。
とても素敵で、幸せな時間だ。
(あのハイテンションで、と言ったのは、尊敬していた大ベテランだ。残念)
2019-04-11
職員室で1
俺「*年*組も、最高に良かったですよ」
他「最初だからね。このあとどうなるか」
俺「???????????????
いえ。
絶対に、3月までこのまま行けます。
もし崩れたら、100.00パーセント僕の責任です。
アレとアレのクラスの生徒が、今週どれだけ耐えて授業したと思いますか。
去年、うるさくて誰にも授業が聞こえなかったんですよ。
彼らの辛抱に、応えられないのは、ありえません。
すべて、大人の責任です」
他「・・・・・・」
(俺)も(他)も、今年同じクラスの授業を押しつけられたんだ。
同じ「覚悟」を持とうよ!
(押しつけられた)は勘違いだろ~、と思いますか。
……違くない。
非常勤、若手、外様、俺のような老人が、集中して或るクラス達に割り振られた。
「組織」には、立て直そうなんて気は1ミリもない、と考えるのが自然だ。
つぶれたら、代わりの非常勤を雇えばよいということだろうか。
職員室で2
尊敬していた、大先輩の教諭が珍しく声をかけてくださった。
他「先生、あの盛り上がりは何ですか。隣の教室で授業だったんですが」
俺「??? いつのことですか」
他「さっきの1年*組です。
先生が廊下に出てドアを開け締めして。
ものすごい、異常なハイテンションで」
俺「・・・・・・あぁ??? あれですか。
……僕の授業はいつもああです」
他「・・・・・・」
あれで「ものすごい」なのかぁ。
四年目だけど、僕の授業が全然伝わってない。
公立中学校では、もっと驚くだろうなあ。
本日、初めて会うクラスの授業をした。
最高の授業だった。
よく聞きよく動きよく発表し、大笑いして笑顔がキラキラ光っていた。
過去、中学校の授業や、俺の授業と比較して「最高レベル」だ。
昨日までのクラスの生徒も同じだった。
教科主任と管理職の、スバラシイ授業配分のおかげで俺の何かが覚醒した。『アキラ』と同じ感覚で、ドッカーーーーンと脳の一部が爆発した感じがする。
『アキラ』、わかりますか。
僕は、中学校だけでなく高校でも授業力の確信を得ましたね。
……笑える。
でも、本当だ。
この4月前後の日々は、間違いなく僕を一段階変えた。
給料は変わらない、大卒並み二十万台、他の約半分。
高校生相手でこのレベルに高めて下さった方々に心から感謝したい。
「あなたにも、このチャンスを差し上げたい」
omaetatiもやれ、同じクラスで。五十万代のプライドはないのか。
蛇足)
職員室で2、について。
そのクラスで、前回の「広めたい言葉・なくしたい言葉」の集計結果を配った。
紙を配る。
僕が、広めたい、から思い切り表現して読んで聞かせる。
ただ配って「読んどきな」と、力のある教師が読んで聞かせるのは十数倍の差がある。
「読むから聞いていなさい」
生徒はさっさと先を読んでいる。
だが、僕が読むときにどかんっと湧く。
僕は、生徒が受ける言葉はわかっている。
「***。(大笑) これってさ、いいのこれで(大大笑い)」
「これを広めたいの? ***って? じゃあ朝来たらドア開けて***って言うの?」
僕は、引き戸の外に出て、戸を閉め開け、手を振りながら「***、***」と言う。
生徒は、呼吸できないくらい笑う。
「だろ? おかしいだろ? ***、***」
これは説明できないが、使えるネタは何度も使う。
生徒が男女40人腹を抱えて笑う。
とても素敵で、幸せな時間だ。
(あのハイテンションで、と言ったのは、尊敬していた大ベテランだ。残念)