深谷市(旧・川本町)本田5032に所在する「本田氏館跡」を訪ねてきました。
館跡と言っても本田氏館には現在も後裔の方が住まわれており、今も「お屋敷」と呼ばれているようです。いくら旧跡とはいえ、私有地を勝手にと言うわけにもいきません。
散策の許可を頂きにお伺いしたところ、快く承諾してくれて、蔵の脇から入れますよとご親切に教えていただきました。
本田氏館については、屋敷前に設けられている説明板で代用させていただきます(詳しくは述べろと言われても述べられませんし)
写真右下の道路縁石にある絵は「畠山重忠公」です。縁石の所々に何種かのこうした絵がはめられていますが、ここに「畠山重忠公」を持ってきたのは決して偶然ではないでしょう。
畠山重忠が産まれたとされる場所、また重忠の墓とされる場所である「畠山館跡」(現在は畠山重忠公史跡公園)は、ここからほど近い(旧・川本町)畠山にあります。
旧・川本町地内の史跡跡等にはこうしたカルタが立っています。
本田家現在の屋敷裏の雑木林です。ここが郭跡でしょう 〇印の所に氏神様と碑が建っています
碑には「本田次郎近常遺跡地」と刻まれています
はっきりとはしていませんが空堀跡のようです
やはりはっきりとはしていませんが、空堀と土塁のようです
時間をかけて散策すればはっきりした遺構を写真に収めることが出来たかもしれませんが、現在も生活が息づいている場所ですので長居はできません。
館跡を確認出来たという事実だけで十分です。
散策日2017年(平成29年)2月6日(月)