
城 名:源範頼館(みなもとののりよりやかた)
別 名:吉見御所
形 態:館
時 期:平安時代末?
築城主:源範頼
城 主:源範頼以下5代
遺 構:水堀・空堀
指 定:埼玉県指定旧跡(名称:伝範頼館跡 大正14年〔1925〕3月31日指定・昭和37年〔1962」10月1日指定替)
現 況:息障院
所在地:埼玉県比企郡吉見町大字御所 息障院
吉見町御所地内にある息障院一帯は、源頼朝の異母弟である範頼の居館跡と伝わる。範頼没後はその子範円、為
頼、義春、義世に至る5代がこの館跡に居住し、範円以降は吉見氏を称したと言います。

岩殿山息障院山門入口

山門

山門 息障院の東隣りは幼稚園となっています

史跡、文化財等の名称が刻まれた石碑

息障院の説明板

息障院境内

本堂 大棟には源氏の代表的な家紋「笹竜胆紋」が入っています

灯籠にも「笹竜胆紋」

息障院南側の空堀跡

同上

息障院南西の模様

西側にも荒堀が走っていますが整備はされていません

北側の空堀 県道271号今泉東松山線と並行しています
東側については幼稚園があるため確認はしていませんが、用水路(水堀跡?)があるようです。
源範頼館への訪問は2回目となりました。前回、西側、東側の堀跡を見落としていましたので、その確認を含
めての訪問でした。
源範頼の居館跡と伝わる場所は他にもあるようですし、ここ息障院が範頼館であるという確かなものはないため
「伝」源範頼館と称しているようです。
再散策日:平成31年(2019)4月11日(木)