四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

種垂城(埼玉県加須市)

2018年05月07日 | 100名城以外の城館跡


城 名:種垂城(たなだれじょう)
別 名:種足城
時 期:室町時代
築城朱:佐々木氏
城 主:佐々木氏、小田顕家
遺 構:―
指 定:―
現 状:城址公園
所在地:埼玉県加須市上種足(旧・騎西町)

城址公園として整備されたこともあり、狭いながらも駐車場が確保されています。




「種足城址公園」としての看板と「種誰城跡」としての説明板の二つが並んでいます。




「種足城址公園」としての看板




「種誰城跡」説明板
市町村合併により自治体名が変ったため末尾は加須市教育委員会とシールで書き換えてありますが、説明文の中の、〔雲祥寺
(現川里村)に葬られとの箇所についてはこのままのほうが良いでしょう。
川里村とは北足立郡にあった村で、町制施行で川里町になりましたが、5年半後には鴻巣市に編入されたため川里村(町)は
消滅しています。
かと言って、(現川里村)の部分まで(現鴻巣市)と変えるよりも歴史を語る上ではこのままが良いと思うのです。




周辺図のアップ




種垂城址の石標  よくある標柱や石碑などとは趣が異なりますね  公園と言うことを意識しての造形物でしょうか




公園内です  遺構はありませんし城跡を思わせる雰囲気も遺っていません




公園らしく四阿と遊具のブランコが設けられています
以前は櫓を模したような滑り台があったようですが見当たりませんでした
 



木立もあります




八幡社はこの辺りにあったようです




周囲の田園風景です  これだけ土地改良がされていては遺構は認められないでしょう
種足城址公園の遠景を撮りたかったのですが、丁度いい角度にトラックが止まっていて絵になりませんでしたので(言い訳)




説明板にある小田顕家が葬られている鴻巣市(旧川里町)の雲祥寺




小田顕家の墓(右)と息女の墓(左)

散策日:平成30年(2018)4月21日(土)・26日(木)

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