四季・めぐりめぐりて

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スポット展 「菅谷館跡国史跡指定50周年展」

2023年09月12日 | 企画展・見学会


スポット展「菅谷館跡国史跡指定50周年展」
会期:令和4年(2023)8月29日(火)~令和5年(2024)1月7日(日)
会場:埼玉県立嵐山史跡の博物館 展示室(比企郡嵐山町菅谷757)
および、同館ロビーで開催中の
  「展示室スポット展連携展示 菅谷館跡の発掘調査」
    令和4年(2023)8月29日(火)~10月22日(日)
も併せて観覧してきました。

菅谷館跡は、昭和48年(1973)5月26日に、国の史跡に指定されました。当時は菅谷館跡単体での指定でしたが、
平成20年(2008)3月28日に、松山城跡(吉見町)、杉山城跡(嵐山町)、小倉城跡(ときがわ町・嵐山町・小川
町)の3城跡を追加指定して「比企城館跡群」と改称されました。
「比企城館跡群 菅谷館跡」は本年国の史跡指定から50周年を迎えます。また、嵐山史跡の博物館は菅谷館跡内に
あります。



まずはロビー展「展示室スポット展連携展示 菅谷館跡の発掘調査」からの観覧です。
第2次調査(1975)、第3次調査(1976)、第4次調査(1979)、第5次調査(1981)の発掘時の写真が数枚づつ
展示されています。



〔2次〕発掘開始前現地伐採風景


〔3次〕調査地点全景(東から)


〔3次〕Bトレンチ発掘作業風景


〔4次〕発掘作業風景


〔5次〕調査後整備状況


ロービー展示の観覧のあとスポット展 「菅谷館跡国史跡指定50周年展」観覧のため観覧料を払って展示室に。
スポット展示は展示室の一角を使っていますので、観覧料が発生するわけでして・・・
まずは畠山重忠公にご挨拶をして、常設展示「畠山重忠・秩父平氏の本拠・戦国時代の城館・供養と埋葬」を観
覧してから出口近くのスポット展示に。



スポット展 菅谷館跡国史跡指定50周年展 のボード


昭和51年(1976)の館跡の伐開等の整備前の写真とその下に現在の写真


「開催にあたって」の挨拶文


昭和51年(1976)の写真
この当時の案内板の説明は縦書きでしたが、今は横書きに変わっています(下の写真)



昭和51年(1976)の三ノ郭中央部


板碑について


板碑


ショーケースには昔の写真が展示されています


同上


埼玉県立歴史資料館(現・埼玉県立嵐山史跡の博物館)建設中の写真 昭和50年(1975)


建設中の写真の一部


同上


埼玉県知事 畑 和(当時)の書による「菅谷館跡」と史跡説明板
なお、畑 和(畑やわら名義)は「坂東武士の鑑」と称された畠山重忠を詠った「重忠節」を作詞しています。


埼玉県立嵐山史跡の博物館の全景を南側(三ノ郭)から

観覧日:令和5年(2023)9月12日(火)

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