藤岡歴史館春季企画展 笹川沿岸地区遺跡群の調査成果02
「しかくい古墳をまるくする ―6世紀後半の小林古墳群―」
会期:令和6年3月23日(土)~5月12日(日)
場所:藤岡歴史館企画展示室 (藤岡市白石1291-1)
を観覧してきました。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
小林古墳群は、藤岡市東部に広がる総数 120 基超の古墳群です。これまで群馬大学や市教委により発掘調査が
実施され、4 世紀後半(古墳時代前期後半)と 5 世紀後半~ 7 世紀(中期後半から終末期)の 2 つの時期に古墳
築造がおこなわれたことが明らかになっています。笹川沿岸地区遺跡群では、古墳群の南端にある17基(墳丘が
失われたものも含む)が調査され、本市域の後期古墳にみられる特徴的な事象が明らかになりました。本展示で
は①副葬品、②横穴式石室と古墳の築造方法の 2 点のトピックスから、この後期古墳の特徴を紹介したいと思い
ます。
《展示解説リーフレットより》
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
を観覧してきました。
昨年の春季企画展においては、笹川沿岸地区遺跡群の調査成果01として、「埴輪工人と古墳群-小林古墳
群のつくられた頃ー」が企画されました。
藤岡歴史館は、藤岡市埋蔵文化財収蔵庫として平成16年7月22日にオープンです。
入口を入ると埴輪が出迎えてくれます
藤岡市埋蔵文化財収蔵庫 藤岡歴史館
藤岡歴史館出入り口
企画展示室 この左側が常設展示室です
入り口に「展示解説リーフレット」が置かれています 上には「写真撮影OK]の札が
展示室の模様(一部) 全展示品の紹介はできませんのでほんの一部を
「笹川沿岸地区遺跡群」、「小林古墳群」の解説パネルに続き、
「古墳に納めたモノ」、「刀装具を読み解く」のコーナー
金銅装頭椎(かぶつち)太刀(参考) 伝 藤岡市西平井出土
「小さな札でつくるよろい」
小札甲 本郷塚原A遺跡 K-3号古墳
裾札
「石を多用する古墳づくり」
墳丘の裁ち割り K-3号古墳
「しかくい古墳をまるくする」
K-9号古墳
円筒埴輪 本郷塚原A遺跡 K-4号古墳
盾形埴輪 本郷塚原A遺跡 K-4号古墳
壺形埴輪 本郷塚原A遺跡 K-9号古墳
展示室の模様(一部)その2
人物埴輪 破片 本郷塚原A遺跡 K-4号古墳
観覧日:令和6年(2024)5月9日(木)