古河公方館 (別名:鴻巣御所 ・ 鴻巣館) 茨城県指定史跡 所在地: 茨城県古河市鴻巣 (古河総合公園)
康正元(1455)年、享徳の乱で鎌倉を追われた鎌倉公方足利成氏は古河に身を寄せ館を築きました。これが古河公方館です。
2年後の長禄元(1457)年頃には、古河城を改修して移ったことから館は廃された。
その後の天正18(1590)年には、最後の古河公方足利義氏の娘である氏姫(氏女)の居館となった。寛永(1630)年に、
氏姫の孫にあたる尊信が下野国の喜連川に移ったのちは主を失い、時宗十念寺の寺域となる。
現在、当時の建築物は残されていないが、城跡の大半とその周辺は古河総合公園として整備されている。
1km程北に「古河城跡」(古河歴史博物館)があります
古河総合公園案内図 丸印をしたところが古河公方館跡
一応、標識があります。
「史蹟 古河公方館趾」石碑 右後方は移築民家(旧中山家)で、民家園は二ノ曲輪跡で数年前までは十念寺があった。
もうひとつの石碑「古河公方館趾」と「古河公方館趾説明板」 石碑背後の森が「公方様の森」で一ノ曲輪跡
堀切跡
公方様の森から御所沼を
公園内の桃林
まだ咲初めです
3月20日から古河桃まつりが始まるようで準備が整っていました。駐車場も有料に変わるようです。
御所沼に夕日が写る姿を見て帰路に
攻城日:2015年(平成27年)3月17日(火)