四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

大類氏館(埼玉県毛呂山町)

2017年12月04日 | 100名城以外の城館跡


城 名:大類氏館
別 名:―
時 代:平安~鎌倉期
遺 構:土塁・空堀
指 定:―
所在地:埼玉県入間郡毛呂山町大類明神台110~112

大類氏館は、武蔵七党の一つ児玉党の始祖・遠峯から五代目・行綱の次男行義がこの地に入部し大類氏称して構えた
居館と言われています。居館は、現在の大薬寺から十社神社にかけてあったとされますが、耕地化が進んでいて、遺
構を確認するのも難しくなっています。

冒頭の写真は大楽寺本堂で、右側に少しだけ写っているのは大類公会堂。この裏(北側)の森に十社神社があります。




十社神社鳥居前あたりから館跡とされる場所の南東方向を
  



やはり十社神社鳥居前あたりから南方にある大楽寺本堂と大類公会堂方向を




一見土塁のように見えますが、耕地と道路との単なる段差でしょう




十社神社鳥居




十社神社境内の古墳  大類氏館とは無関係と思います

付近は大類古墳群で多くの古墳がありますので、古墳なのか土塁なのか素人には判断が難しいところです。

なお、ここから少し離れたところに毛呂山町歴史民族資料館があり、そのすぐそばに「大類館」という集会場があります。
「大類館」という案内標柱が何か所かに建っていますので、てっきり大類氏館と勘違いして行ってみたら違ったという苦い
経験があります。くれぐれも惑わされないように・・・

散策日:平成29年(2017)10月31日(火)




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