何種か残してほとんどの桜は葉桜に変わってしまったようです。そんな桜に代わり芝桜が民家の庭先や畑の一角に咲いています。
秩父・羊山公園や高崎・みさと芝桜公園などのような大パノラマの景色は望めませんが散歩途中に見た芝桜を何枚か載せてみました。
芝桜といえば故・作家有吉佐和子さんの小説『芝櫻』を思い出します。性格が対照的な正子と蔦代という二人の芸者さんの話しです。
『芝櫻』上下2巻を買って読んだのは1970年代初めのことですのでだいぶ昔のことになってしまいました。
テレビドラマにもなりました。自身は観た記憶はありませんが、正子を故・池内淳子さんが蔦代を浜木綿子さんが演じました。
ハードカバーで箱入りのこの2巻の単行本も他の本とともに書棚から段ボール箱に引っ越してしまいました。
『芝櫻』には続編があります。老いた正子と蔦代の物語です。題名は伏せておきましょう・・・
この1枚だけは上の8枚とは別の場所で撮りました。花が違うのでお分かりかとは思いますが。
散策日:2015年(平成27年)4月20日(月)