城 名:大穴城(おおあなじょう)
別 名:―
築城年:不明
築城者:不明
遺 構:土塁
指 定:-
所在地:埼玉県坂戸市大字中小坂字大穴733
(東坂戸団地 東坂戸1丁目)
東坂戸団地入口にある公園に「大穴城跡」の説明板が建てられているとのことで訪ねてみました。
城跡は、東坂戸団地の造成でほとんどが失われたようですが、城跡の一部が公園として整備されてされたようです。
それには、日本住宅公団(当時)の厚意もあったようですが。
公園南側の登り口の階段
公園内 一番高所に送電線の鉄塔が建っています
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上記と同じ 若干アップで
公園中央に建てられている説明板
城館の歴史についてははっきりしないようです。中世の館を改修して江戸時代初期の旗本本多九蔵秀玄が天正18年
(1590)以降に陣屋をおいたといわれるとあります。
これ以前に立っていた説明板では、年号と時代背景が矛盾するような説明がなされていたようですが、この新しい
ものは訂正されています。
北側の公園入口に建っている標柱 この公園は「大穴城跡広場」というようです。
こうして城の名を冠することで城館があったことを後世まで伝えられます。
この段丘は公園整備に伴ってのものでしょう。遺構とは思えませんが、城好きの方は遺構と思いたいかもしれませんね。
これも同様でしょうね
そしてここも
説明板の中に、「現在は、当時の面影を残す土塁がわずかに残っているだけです」とありましたので、周りを見たら
公園と道路を挟んだ西側に雑木林があり、土塁らしきものがありましたので、違っても元々だし、何も撮らずに帰る
よりもいよいだろうと参考までに撮ってきました
雰囲気的にはこの雑木林が城跡の一部のように思えます。
一応、中を覗いてみましたが「藪」 藪続きで懲りてますのでちょっと覗いて終わり。
説明板が公園にあるだけという情報だったものですから、説明板を撮って帰るだけの予定でした。ちょっと多くなりました。
攻城日:平成29年(2017)11月8日(水)