ここ数年、コミュニケーションの苦手な方が増え、
企業や自治体の研修でもコミュニケーションが取り上げられるようになりました。
「コミュニケーション」と言えば、
『言葉』を使って「話す」&「聴く」、「書く」&「読む」が主流だとは思いますが、
実はそれだけではありませんね♪
『言葉』を使わなければコミュニケーションが取れないかと言えば
決してそうではありません。
ノンバーバル(非言語)コミュニケーションという言葉もあるように、
言語以外でも充分にコミュニケーションは取れるのです。
「目は口ほどにモノを言う」という言葉があるように、
「目」で語ることもできるし、
「動作」(うなづきや首振り)で意志を伝えることもできます。
「表情」は、『言葉』以上に意志を伝えるものだと思います。
極和ファシリテーションでは「笑顔」「笑声」「笑みしぐさ」の
大切さを伝えていますが、いずれも『言葉』以外ですね♪(*^-^*)
最近、脳性マヒや脳障害で言葉を持たないお子さんと接している方々と
お話する機会が立て続けにありました。
いずれも、ちゃんとコミュニケーションが取れていることを教えてくださいました。
寝たきりで起きられないお子さんが指で意志を伝えてくれることや、
1歳半の到底文字など読めない赤ちゃんが
数あるエッセンシャルオイルの中から、
自分のお気に入りのオイルを選び出すことなど。
話せないけど、充分に意思疎通がはかれている事。
これは、聴く側の人が、相手の伝えたいことをしっかり受け取ろうとする
アンテナが高いからではないかと思います。
子育ての最中には、赤ちゃんが泣くことでしか意思表示ができなくても、
赤ちゃんの要求をお母さんは理解することができますし、
動物を家族のように大切に飼ってらっしゃる方は
その動物の気持ちを汲むことができます。
コミュニケーションで大切なことは、
如何に相手に寄り添い、相手の気持ちを汲もうと心掛けるか?ですね♪
例え『言葉』を持たなくても、コミュニケーションは成り立ちます!!
私たちはもっと「聴く力」と「受け取る力」を高めていきたいですね♪