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ディベート と ファシリテーション

2007年01月16日 12時35分15秒 | 極和ファシリテーション
ディベート・・・・ひとつの事象に関して、

賛成・反対の意見を戦わせ、どちらが良かったか、

第三者評価を得る競技のようなものです。

論理的に組み立てるスキルや、相手の矛盾を発見し、

短時間で要点を説明できるスキルも必要とします。


一方、ファシリテーションは、さまざまな活用方法がありますが、

ディベートと対峙して、ひとつの事象に関して賛成・反対が

あった場合、どうするか?というと、

どちらか一方を勝者とするのではなく、

双方が満足できるようなアイディアを引き出しあい、

第3の選択肢を導き出すスキルと言えるでしょう。



つまり、ディベートでは、

白か黒か討論するのに比べ、

ファシリテーションは、

中間のグレーを選び出すだけでなく、

そこに違う色を加えて、

赤みがかったグレーとか、青みがかったグレーという

結論を導き出すものです。


20世紀の競争社会では、

ディベートは必要なスキルでしたが、

21世紀の共存社会においては、

ファシリテーションスキルの方が

求められるのは言うまでもありません。


次回のファシリテーション講座は、2月3日から開始します。


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2 コメント

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理論武装 (平和主義者のちゃみろー)
2007-01-17 00:05:13
ディベートが機能しないのは、ひとことで
言うと、「人は正しさでは動かない」って
ことなんでしょうねぇ。
いくら正論で言い負かしても、相手は我慢
して黙ってしまうか、やる気をなくしてしまう
だけで、自発的に協力してもらえる関係を
創れない。

私の周辺にはディベーター、多いなぁ(^^;。
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平和主義のちゃみろーさんへ (MAMI)
2007-01-18 12:41:34
仰るように、人は正しいから納得するわけではないのですよね。今の世の中は特に「正しい」の基準が乱れきっているように思いますので、どれが正しいのか明確にできない部分もありますものね。

そして、争いからは何も生まれません。ディベーターばかりの環境であるならば、どうぞちゃみろーさんがファシリテーターになって、ディベーターの皆さんの能力&脳力を引き出し、第3の道を切り開いてくださいネ♪(^^♪
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