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「マイナス思考」が引き起こす「不協和音」

2016年07月05日 15時35分26秒 | 極和ファシリテーション

コミュニケーションの場面で、

人は自由気ままに自分の感情を表面に表わすことがあります。

プラスの感情を自由気ままに表現することは

それによって相手のプラスも引き出されるのでOKですが、

マイナスの感情を表現すると、

相手のマイナスを引き出すことに繋がります。

その結果、仲良くしたい相手と不協和音を生じさせてしまうことがあります。


例えば・・・

自分の仕事が立て込んでいたので、

後輩に「悪いけどこれちょっと手伝ってくれない?」と言ったとします。

それは手伝ってもらったら助かるし、自分の・・というより、

その部署としての役割でもあるので、気軽に頼んだのです。


このような場面はきっと皆さんにもあるのではないかと思いますが、

大抵「いいですよ」または「申し訳ないです。こっちも忙しくて手伝えないです。」

のいずれかの回答があると思いますよね♪


そのような場面で、部下の方が突然

「私が暇だとでも思っているんですか!!」と

怒りに満ちた声で言って来たらどうしましょう?


そんな部下は即刻クビ!なんて仰らないでくださいね♪

いつもは優秀な部下の方でも、

いろいろ頼まれごとをして仕事がどんどん溜まって、

許容量をオーバーしているとしたら?

「何故私にだけ仕事を言いつけるの?」と

ネガティブな感情に支配されているかも知れません。

そんなこともあるかも・・ということです。


そんなふうに思いやりの気持ちで捉えるぐらい

こちらに余裕があればいいですが、

売り言葉に買い言葉で

「何よ!先輩の言うことが聞けないの?!」

なんてことになったら、職場の雰囲気は最悪ですよね。


もちろんこれは極端な例で、こんなことはあり得ないと思いますが、

表面に出さなくても

「わかりました」と引き受けても、

内心「先輩ならこのぐらい自分でやれよ!」と思うかも知れません。


マイナス方向にいくときは、

いずれも「マイナス思考」が支配していますよね。


プラスの気持ちで受け取ったり、プラスの気持ちで接すれば

マイナスな雰囲気は生まれません。


仮に自分が頼まれて引き受けられない場合でも、

引受けられなくて申し訳ない・・という気持ちで断るのと、

頭から拒否する断り方では印象が変わります。


お互いにマイナスに考えないで

できるだけプラスに目を向けて捉えることができるといいですね♪



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