ファシリ仲間の中では、“ファシリ市役所”と言えば通じますね♪
ファシリ市役所には、ファシリテーション講座の受講生が50名近くいます。
震災後・・・疲労今倍の状況を見聞きして、何かできないかしら?
と、ずっと思っていました。
災害支援の場に、“市民との協働”や“ファシリテーション”は欠かせません。
でも、被災した市民の皆さんに今“協働”と言うのは難しいかも知れません。
それでも市民の方々が自立していくためには、
行政が何かをするだけではダメなのです。
医者と患者が、患者の回復支援を行うときには、
患者も休養を取るとか、栄養を取るとか、
処方どおりの薬を飲むなど、自分がすべきことがあります。
何もせずに医者にだけ“直してくれ”というのは、
ちょっと傲慢か手抜きだと思うのです。
もちろん救急の場合は、患者の意識のないままに
手術をすることもありますし、意識が回復し、安定するまでは
ICUで医療スタッフの皆さんに治療をして頂きます。
行政と被災者の関係もこれに近いものがあると思います。
だから、行政職員の皆さんには
ファシリテーター支援者として行動して頂きたいのです。
そうは言っても職員の皆様も実は被災者で、
家族を亡くしたり、家を失った方もいらっしゃるそうです。
そんな中、不眠不休でお仕事をされている皆さんの様子を伺い、
私にできることを探した結果、
少しでもみんなの笑顔が見れるようにしたい♪
そう思って、皆さんの顔を見に行くことにしました。
もちろん・・・お仕事の邪魔をしてはいけないので、
様子を伺って・・・
そして何人かのお顔を拝見することができました。
ビックリするぐらい痩せた人、
床屋に行く暇もないのが明らかにわかる髪の人、
みんなが必死で復旧作業をなさっているのがわかりました。
とかく行政の方々の仕事はやって当たり前、
できなければ不平不満を言われるようなことが多いかも知れません。
でも、ご自身も被災者で、本来であれば
皆さんと同じく避難場所に居ても良いはずの人が、
職場に泊り込みで仕事をしている現実
そのおかげで、食料が回ったり、道路が通れるようになったりしていることに
感謝するのを忘れてはいけないと思います。
ちょっとしたときに「ありがとう♪」「おかげさまで」と声に出すことで、
職員の方々は、きっともっと頑張ってくださると思います。
とりとめのない文章になってしまいましたが、
ファシリ市の皆さんのお顔を拝見することができて
本当に嬉しかったです♪
皆さんが頑張っていることを
ちゃんと見ている人がいることを信じて
未来のファシリ市に向かって1日1日をお過ごしください♪
また皆さんの笑顔にお目にかかれるの楽しみにしています♪