職場や家庭の中で
(自分がガマンすれば、何とかなる!)
(自分さえガマンすれば上手くいく。)
こんな風に思ったことはありませんか?
誰かにガマンさせるわけではなく、
自分がガマンするだけならいいんじゃない?
と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、
それは「ファシリ」的ではありません。
極和ファシリテーションは、
自分も含めたそこにいる人全員の「満足」を考えます。
そこから自分を排除してはいけないのです。
もしも自分を排除して得た満足をOKとするならば、
いずれそのガマンを誰かに強いることになります。
それは例えば、ガマンをすれば良いポジションに自分がいない場合
自分以外の誰かに(ガマンすればいいのに・・・)と
思ってしまう可能性があります。
例えば、5人でお昼を食べに行った時に
Aランチとパスタしか残っていなかったとします。
4人はランチを選び、一人はパスタを選んだとします。
ところが、今日はランチはもう3人分しか残っていません。
と言われた場合・・・
あなたがランチを選んだ一人だったら
「じゃあ、私はパスタにします。」と言うと思います。
でも、パスタを選んだのがあなた一人で、
あなた以外の4人のうちだれか一人がランチを食べられないとしたら・・・
きっと心の中であなたは、
私だったら自分がパスタっていうのに・・・・
誰かパスタでいいっていう人いないのかしら?
と、誰かにパスタを選ぶことを心の中で強要してしまいませんか?
まあ、これはランチのことなのでたいしたことではありませんが、
お仕事の場面、人付き合いの場面で
似たようなことは起きるのではないでしょうか?
そんな時に自分がいつもガマンしている人は
誰かにガマンをすればいいのに・・・と
思ってしまう可能性があるということです。
相手のことも、その場に居る人のことも、自分も・・・
全部を同じように大切な一人ひとりと捉えて、
その一人ひとり全員の満足を考えるのが「ファシリ」です。
もし今あなたが何かをガマンしなければと思うことがあるとしたら、
ちょっとだけガマンするのを止めて、
双方の満足のいく道を考えてみませんか?
ガマンするのはそれからでも遅くありませんよ♪