この時期はどこの会社さんでも新人研修が多いのか、
このブログの「アイスブレイク」の閲覧数がずっと高まっています。
そこでアイスブレイクをする際に気を付けたいことをお伝えしたいと思います。
★間違っても「今からアイスブレイクを行います」とは言わないこと!
私もよそのセミナーなどに参加する場合がありますが、
そのときに講師の方が
「では今からアイスブレイクを行います」なんておっしゃる時があります。
思わず目がテン!になります。
なぜなら「アイスブレイク」は『目的』ではなく『手段』だからです。
更に「アイスブレイク」は〝総称”なので
「アイスブレイクを行います」と言われたら「どんな?何をやるの?」と
脳に疑問を持たせてしまうので、本来の目的達成の足を引っ張ることになります。
アイスブレイクの中にはいろいろな種類がありますので、
具体的にその中身を言ったほうが良いですね♪
例えば「お名前と桜の思い出」を一人1分ぐらいでお話しいただけますか?
う~ん!!ちょっとコノニュアンスをうまく伝える言葉が見つからないですが・・・・
例えば、
「では今からみなさんにお飲み物をお配りします。」
と言われると、人によっては「どんな飲み物?」と脳の中で検索が始まります。
(飲み物なら何でも構わない・・という方ならそういうことはないと思います。)
脳で検索が始まると、本当に大事なことを講師が話しても、それは脳の記憶に残りにくくなります。
(これもマルチな人なら大丈夫ですが・・)
そうやって本筋以外のことに脳を使わせないような配慮が講師には必要です。
だとすると、もし飲み物を配るなら
「今からコーヒーか紅茶をお配りしますので、お好みの飲み物をお選びください。」
と二者択一にした方がすぐに選択できて、脳に余分なことをさせずにすみます。
(とは言っても中にはコーヒーと紅茶でう~んと悩む人も中にはいるかも知れませんが。)
アイスブレイクは場を和やかにしたり、緊張を溶きほぐして
本来の目的であるセミナーや会議をより良いものにすることです。
そこを履き違えないで行って頂けたらと思います。
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