会議力とは、
会議を「仕切る力」ではありません。
でも・・・“場を仕切ることのできる力”を「会議力」と
思っている人が多いのも事実です。
会議力とは、
その会議の目的を明確にして、
その目的を全員で共有し、
●目的を達成するために必要なことを惜しみなくやること、
●会議の参加者の能力&脳力を引き出すこと、またそれらを掛け算させること、
●全体の成果を上げることと、参加者一人ひとりの満足度と
それに関わる人の満足度を上げることに貢献すること
これらのことを達成するために
場を創るためのチェックインなどアイスブレイクを活用し、
全員から意見やアイディアを引き出し、
より良い結論を場から引き出す。
決して、“落としどころ”に持っていったり、誘導したりするものではない。
また、想定内のところに納まるように仕切ることでもない。
会議の参加者の自主性を引き出し、主体性を大事にする。
会議力とは、そういうことであって、
決して仕切ることではないのです。
“仕切る会議の満足度は下がる”ということを
肝に銘じておかなければなりません。
会議は、
ファシリテーター進行役と、ファシリテーター参加者の
双方が居ることで成り立つのです。