あなたは 「IT」 と 「ICT」 の違いは何かおわかりですか?
「IT」とは、Information Technology
「ICT」とは、それに「C」 つまりCommunicationが加わり、
Information and Communication Technology の略になります。
最近では、教育現場にもITが導入され、
授業で ipad が使われるということも珍しくないかも知れませんが、
佐賀県の武雄市では、「反転授業」が開始されるそうです。
「反転授業」とは、子どもたち全員にタブレットを配布し、
それを使って予習や自習をしてもらい、
授業の時間はそれを活かした問題を解いたり実習し、
先生は生徒の多様性に応じた個別指導や
課題解決型の授業を行なったりするそうです。
武雄市は、図書館を民間企業の
TSUTAYAさんに運営委託することになったのでも有名ですが、
図書館が一段落したので、今度は教育改革に取り組むと
樋渡市長が仰っていました。
もちろん、リスクや問題点もあるかも知れませんが、
一方的に聞くだけの授業では、子どもたちの脳は育たないと思いますので、
新しい取り組みがどのような成果を生み出すのか今後が楽しみです。
そして、単なる「IT」ではなくcommunicationの入った
「ICT」というのがいいなぁと思っています。
江戸の寺子屋は、読み書きそろばんだけではなく、
「話す&聴く」を重視していました。
今、日本の教育はこれに学ぶべきだと思っていましたので、
読み書きだけでは身に付かない、「話す&聴く」、
更に自分で考えて実践してみる「反転授業」は
とても効果が期待できそうです。
一般社会においても、
能力は高いのにコミュニケーション力が低かったり、
対話力が乏しいために、せっかくの能力や脳力が
活かせずにいらっしゃることも多々あります。
これは、一企業の損失ではなく、
社会の損失であり、日本の損失だと思います。
社会のこのような場面を知るたびに、
ファシリテーションの大切さを実感しています。
是非皆さんにも極和ファシリテーションに触れて頂きたいですね♪