別れ船 (歌唱・田端義夫)
♪ 名残つきない 果てしない 別れ出船の 鐘がなる
思いなおして あきらめて 夢は潮路に 捨ててゆく
♪ さよならの 一言は 男なりゃこそ つよく言う
肩を叩いて ニッコリと 泣くのじゃないよは 胸のうち
♪ 望み遥かな 波の背に 誓う心も 君ゆえさ
せめて時節の 来るまでは 故郷で便りを 待つがよい
今日も、隠岐の島から連絡船が入港して来ました。
この春も、転勤や就職などで、多くの人が島に別れを告げ、
思い出を胸に旅立って行きました。
七類港に入港するフェリーを見る度に、人情豊な島の人達
に、別れテープで送られて船に乗った昔を思い出します。
出会いと別れ、波と風の潮路は人生そのもの、そう言えば
「人生行路(?航路)」という言葉がありました。
船の別れは、ゆっくりと白い航跡を残して、港を離れて行く
船影と、汽笛(ドラ)の音が弥が上にも哀愁をかきたてます。
~今日も良い一日であります様に~