タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

ドラの音を、残して海を、渡る船。

2012-05-12 | 植物

            別れ船 (歌唱・田端義夫)

 名残つきない 果てしない 別れ出船の 鐘がなる

 思いなおして あきらめて 夢は潮路に 捨ててゆく

♪ さよならの 一言は 男なりゃこそ つよく言う

 肩を叩いて ニッコリと 泣くのじゃないよは 胸のうち

♪ 望み遥かな 波の背に 誓う心も 君ゆえさ

  せめて時節の 来るまでは 故郷で便りを 待つがよい

今日も、隠岐の島から連絡船が入港して来ました。

この春も、転勤や就職などで、多くの人が島に別れを告げ、

思い出を胸に旅立って行きました。

七類港に入港するフェリーを見る度に、人情豊な島の人達

に、別れテープで送られて船に乗った昔を思い出します。

出会いと別れ、波と風の潮路は人生そのもの、そう言えば

「人生行路(?航路)」という言葉がありました。

船の別れは、ゆっくりと白い航跡を残して、港を離れて行く

と、汽笛(ドラ)の音が弥が上にも哀愁をかきたてます。

  ~今日も良い一日であります様に~