今年の夏は、エアコンの故障で昭和四十年代の生活にタイムスリップしたようだ。
猛暑のさ中にエアコンが故障し、修理にきてもらったものの結局は、買い替えた方
が安くつくとのこと。(しばし思案・・・)
「注文しても直ぐには来ませんよ」との回答に、2~3日の我慢のもりが「暑い暑い」
と言いながらも、ついにここまで来きてしまいました。
その間、妻が嫁入り(S41年)道具に持って来た、扇風機やウチワ、蚊取り線香、蚊
帳などが大活躍!
昔から「立秋」が暑さの頂点と言い、さらにお盆を過ぎれば日増しに陽が和らぐと言
われて来たもの、どうやら暑さも峠を越えた感がする。
それにしても、うちの奥さんの物持ちの良いことには、脱帽!
暑さをしのぎながら思い出しました、あの頃はエアコンはちろん無し、暖房は電気ス
トーブにコタツ、洗濯機は手動ローラー脱水、東京オリンピックの観戦は白黒の真空
管テレビ、借家の風呂はゴエモン風呂、土曜半どんで休日は映画館、ラムネを飲ん
でステレオでレコード聞いて、なんせ初任給2~3万円の時代だったのだから。
あの頃に比べ、生活は確かに良くなったが、人間として大切な「我慢する・耐える・忍
ぶ」ことを忘れるという、高い代償を払ってきた様な気がしてならない。
暑い夏ももう少し、我慢、我慢でがんばろう!
~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~