タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

清々し  お盆支度の 花の市。

2012-08-13 | その他

今年も夏の風物詩とも言える、お盆を迎えるための「盆花市」が、宍道湖のほとり

白潟公園の一角で開かれました。

お盆(盂蘭盆会)は、先祖や亡くなった人たちの精霊を、家に迎い入れて供養をす

る日本古来の大切な儀式です

13日は迎え盆~昼間の内にお墓の掃除や墓参を済ませておきます。

夕方には、仏壇や盆提灯、玄関口等に灯を入れて、精霊の戻る場所を照らし伝え

て迎え入れます。

14・15日:精霊の供養~仏壇にお供え物をして、迎い入れた精霊の供養をします。

16日:送り盆~精霊は16日の夜、再びあの世へと帰って行きます。

「送り火」によって帰り道を照らし、送り出します。(精霊流しもその一つ)

仏壇に飾るキュウリの馬やナスの牛は、精霊に馬で早く来て、牛でゆっくり帰って

しいとの願いが込められたもので、これも先祖を敬い愛し供養する心を、形に表

したのなのょうか。

このお盆(盂蘭盆会)が庶民に定着たのは、江戸末期と言われており元々日本人

持ち合わせていた「先祖供養の心」とお盆行事が結びつき、今日に受け継がれて

きたものです。

地域では精霊を迎え、慰め、送るための「盆踊り」が行われますが、全国的に有名な

名な盆踊りとしては、徳島県の「阿波踊り」や岐阜県の「郡上踊り」などが知られ

います。

いずれにしても、お盆にはご先祖供養のお参りをしましょう。

          ~今日も良い一日であります様に~