安来市の「瑞光山・清水寺」の山門:仁王門です。
先日お参りした際、スケッチしていた絵に色を入れて見ました。
現在では、清水さんへ参拝されるほとんどの方は、大駐車場で
車を降りて、真っすぐ歩き緩やかな石段の山門を潜って、杉林
に囲まれた参道を上ってお参されていますが、清水寺の正式な
山門は、大駐車場の右手の坂道を登って、山道をしばらく進ん
だところにある、この仁王門だそうです。
また今回のお参りで地元の方から伺ったのですが、三重塔の
裏道から展望台、仁王門にかけての山道には、観音地蔵菩薩が
33ケ所あり、赤い札打ち(戒名を記した札が貼ってある)がされて
いますが、これは雲伯地方(出雲・伯耆)で昔から行われている、
亡くなった人の供養のため親戚一同によってなされる、巡拝の札
だそうです。(清水寺の札打ち~全国的にも珍しい)
帰り道は久し振りに、その仁王門に至る山道を通って見ました。
途中展望台からの眺めは、安来や米子の街、中海、大山まで一
望できる素晴らしい眺望で、しばし時を忘れて一息入れた後、下
山しました。
清水寺は、広~い境内で、お参りする度に新しい発見があります。
~今日も良い一日であります様に~