タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

清水の 石踏みゆけば 蝉しぐれ。

2012-08-27 | 風景

またまた安来の清水寺にお参りしてきました。

用明天皇2年(587年)、尊隆上人によって開山され、その

後847年、慈覚大師によって天台宗に帰依したといわれる

瑞光山・清水寺、度かの火災、復興を経た後、戦国時代

に尼子・毛利の戦によって、この根本堂以外の建物はす

べて焼失し、後年松江藩と毛利氏によって現在の形に復興

を遂げたそうでる。

十数年前、森閑とし中で漆黒の闇に囲まれた、この根本堂で

「能楽の夕べ」が開かれ、文字通りの「幽玄の世界」を観賞し

た場所でもあります。

参道入り口で車を降り、木々に囲まれた冷やかな気の中に身

を任せ、緩やかな石段をしばらく登って行くと、急に視界が開

かれて、蝉しぐれの中に立派な根本堂と三重塔が目

に飛び込んで来ます。

境内は、いつ来ても私の心安らかにしてくれる場所です。

~貴方にとって、今日が充実した一日であります様に~