タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

~島に咲く、可憐で美しい「鹿の子百合」の花~

2012-08-30 | 植物

「カノコユリ」の花

シーボルトがオランダに帰国する際に持ち帰り、ヨーロッパにおけるユリ栽培

ブームに火をつけた程、可憐で美しい花です。

和名の「鹿の子百合」は、花びらの模様が、鹿の子の斑点模様に似ている事

から名付けられたそうです。

四国、九州地方には自生地があり、鹿児島県・甑島の群生地はとくに有名で

一斉に花咲く7~8月には、花を訪ねて島に渡る人も多いようです。

むかし大飢饉の際には、この花のユリ根が島人の飢えを救ったとか、今でも

大切に大切に見守られているそうです。

この花に因んだ良い歌がありました。

  こしき島慕情(作詩:作曲者不詳)

♪ 椿と鹿の子の 花さく島に 東シナ海 乗り越えて

  きょうもついたか あの船が あぁ~平家落人(おちゅうど)

  こしき島~

 島の乙女の いとしの恋は 波にのまれた 玉石に

  一夜のさだめと 知りながら あぁ~船は出て行く 

  きしき島~ 

残念ながら作者、歌詞の全部が分かりません。

誰かご存知ありませんでしょうか? 

       ~今日も良い一日を~