とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

発達障害☆アカデミックな学びとケア

2015年09月28日 | とだ*やすこのまなびとひろば
お知らせ&お誘い
第13回とだ*やすこのまなびとひろば

発達障害☆アカデミックな学びとケア
2015年11月8日(日)13:30~15:00 

おはなし:橋本敬良さん
臨床発達障害研究・橋本ゼミ指導教員

ところ:島本町ふれあいセンター2階・年長者座敷
無料・申込不要

気になりながらわからないことが多い発達障害。アカデミックなアプローチを試みることでみえてくるものが必ずあると思えます。たとえば医療行為が医学部での勉強や医師免許の合格なしに個人の経験や成功例だけから行われた場合を考えてみてください。発達障害のケアも全く同じでではないでしょうか。

発達障害の分野では、2013年以降は「自閉症スペクトラム」という名称が使われているそうです。「スペクトラム」とは連続したもの、という意味で、ひとりひとり微妙に違っていることや、ひとりひとりの個性の延長線上にあるもの、というふうにとらえることができるのではないでしょうか。

島本町では、お子さんの発達に不安を抱いておられる保護者の方を対象とした相談事業や専門家による感覚統合などのさまざまな療育事業が行われています。有り難い、救われたというお声を聴いて安堵する一方、もっと一般に理解を広めていく必要があるのでは?と感じていました。

敬良さんのお話は、当事者の方はもちろん、周囲の大人(保育・教育・地域)がどのように「発達障害」を理解して、どのように向きあい、受入れ、能力を伸ばしていくのか、というお話になるかと思います。「能力を開く」という意味では、普遍的な「育児」にもつながります。

人としての個性にどのように向きあい、受入れ、能力を伸ばしていくのか。その意味では誰もが当事者のひとりであり、自分自身の得手不得手(個性)を自ら受け入れたうえで、子どもに向きあうことが必要かもしれません。そうしてはじめて子どもの力が伸ばせると思えるのです。

講師の橋本敬良さんとは10年以上前に知り合いましたが、FBでつながりをもったことにより、現在、発達障害分野における研究者として、教育の現場での臨床的アプローチや大学で教師をめざす学生に向けてのゼミを担当されていると知りました。

島本町でのお話会をお願いしたところ、参加型、双方向性で「難しくない時間」を過ごしていただき、参加者がそれぞれに「来てよかった」と思ってくださる内容にしますよ、と快諾してくださいました。保育・育児・教育のなかの「気づき」の機会にしたいと思います。

みなさんのご参加をお待ちしています。
問合せ E-mail toda.yasuko@maia.eonet.ne.jp(とだ)
※準備の都合上、あらかじめ申し込んでいただけるとありがたいです

画像
福祉大会(20日)の帰路
JR島本駅のホームで

島本町社会福祉協議会の
やまぶきちゃんのペーパー団扇といっしょに

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昭和の名建築・聴竹居を訪ねて

2015年07月13日 | とだ*やすこのまなびとひろば


第12回 とだ*やすこのまなびとひろば
天王山の麓に暮らした偉人たち
~昭和の名建築・聴竹居を訪ねて~


先週の土曜日、午後、JR山崎駅前集合に集合して大山崎町の聴竹居を見学。聴竹居倶楽部・管理ボランティアスタッフのTさんの素晴らしい解説で、建築家・藤井厚二の研究の成果と宮大工の緻密な仕事を細部にわたり知ることができました。

天王山の麓には、昭和を生きた偉人の夢と情熱が刻まれています。サントリー山崎蒸溜所の創設者・鳥井信次郎氏、マッサンと呼ばれた初代工場長・竹鶴政孝氏、大山崎山荘(現アサヒビール山荘美術館)を建てた加賀正太郎氏。

そして建築家・藤井厚二氏(1888~1938年)です。「聴竹居」は、サントリー山崎蒸溜所とアサヒビール大山崎山荘美術館の中間に位置しています。お互いに交流があったと想像できます。

「聴竹居」は、「真に日本の気候、風土にあった日本人の身体に適した住宅」を生涯追い求めた藤井氏の研究の集大成といわれ、創建時と変わらぬ姿で今に伝えられています。

「聴竹居倶楽部」(有志の任意団体)のみなさんの維持、管理、特別公開などの地道な活動の成果もあって、内外の専門家(建築・環境工学など)からたいへん注目されているそうです。

先人の足跡をのこし、活かし、感動とともに伝えていく地域力、大山崎町の底力に感銘しました。地域の人にさえその存在が知られていなかった私邸は、いまや世界から注目される日本住宅建築。天皇・皇后両陛下が訪問されたことでも話題になりました。

身近にある隠れた歴史文化遺産の魅力と、すぐそこにある「むかし」を知る「まなびの半日まち歩き」。終了後は、島本町・大山崎町から参加してくださった住民の「まちのこし座談会」。 話題は尽きることがありません。

ひとがつながり、語りあって生まれる「都市間共創」。参加された方から山崎1Q28という、実に興味深いプロジェクトの紹介もありました。1928年、藤井厚二氏が聴竹居を建てた年です。

1928年、昭和3年、この年から、この場所からみる山崎、日本、そして世界。山崎1Q28は、山崎という場所の魅力を掘り起こすロマンあふれる作業。。。とわたしは理解しました。

参加してくださった方、ありがとうございました。参加がかなわなかった方、お知らせできなかった方(聴竹居の見学定員20名)お許しください。

これからも、学び、ひと、語らいのひろば、ゆるやかなつながりを大切にして活動します。


『聴竹居 藤井厚二の木造モダニズム建築』(平凡社コロナブックス)
聴竹居見学時(要申込み)に購入可能
阪急水無瀬駅前の長谷川書店でも購入できます
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天王山の麓で出会い、語らう

2015年01月20日 | とだ*やすこのまなびとひろば
第11回まなびとひろば「天王山の麓に暮らすと決めて~「移住」と「お店」と「まちのこし」~。無事、盛会に終わりました。素敵なお話をくださった中村佳太さん、まゆみさん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

「高槻市上牧に住んでいますが、いつも島本町を散歩しています」(高槻市)「島本町のことは以前から気になっていました。住みやすそうな町?と注目していたので」(守口市)など、島本町、大山崎町以外からもご参加いただき、驚きました。

今回の大きなテーマは「まち」。東日本大震災をきかっけに「家族」と「家族と過ごす時間」を大切にしたいと、ご夫婦それぞれに多忙であった中村さんは、それぞれ東京でのお仕事を辞める決断をされました。

仕事で訪ねた日本各地の都市、まゆみさんの出身地である九州なども候補に考えたそうですが、鉄道の車窓からみる島本、大山崎あたりの風景、大山崎山荘美術館を訪れたときの印象(自然・風土)に惹かれて大山崎町に「移住」されました。

住んでみてはじめて京都にも大阪にも近い「交通の便利さ」を実感されたそうです(わかります!)。どんなことを仕事にするのか夫婦でずいぶん話し合い大山崎コーヒーロースターズを起業されました。

IIAC(国際カフェテイスティング協会)認定テイスターとしてシングルオリジンの高品質コーヒー豆だけを厳選、小型焙煎機で注文ごとに焙煎して豆のまま最高の鮮度で販売されています。珈琲は文化であり、科学であり、農であり、実に奥が深そう!です。

インターネットで販売されていましたが、大山崎町商工会の紹介でJR山崎駅構内での出店販売を試みたところ、地域の方がさまざまに応援してくださるようになり、現在は週二日、レトロビルの一室を改修して実店舗をオープンされています。

やがて地域で出会った仲間が「まちのために自分たちができることはないだろうか」と話すようになり、消えゆくものになるかもしれない日常のなかの風景を残す映像、すなわち「映画」を撮ろうということに。。。

舞台は大山崎町、島本町のごく普通の日常的風景。「まちおこし」ではなく「まちのこし」。。。あっ!それ!と「oYamazakiまちのこしプロジェクト」が誕生しました。中村まゆみさんが代表を務めておられます。

かつて学生時代に映画製作を志された方がメンバーに!『山崎観光案内所』山崎私的観光案内(完成度高すぎ!)の管理人をされているOさん(島本町在住)です。主役は中村佳太さん(大山崎町在住)。主役の妻は監督の妻(唯一役者経験あり)、主役の子どもさんは監督の息子さん。個性的な音楽はNさん(島本町在住)。エキストラも含めて、ほぼすべて地域住民です。

『家路 On The Way Home』 予告編をぜひご覧ください。その素晴らしさがわかっていただけるはずです。

「夢をカタチにする」にはお金が必要で、作品のクオリティーを追及するとなると少なからぬ財源が必要になります。スタッフの持ち出しにも限界があり、現在募金を募っておられるとのこと。募金箱を設置に協力くださる方も募集されています。自治体の枠を超えた市民活動にぜひ注目してください。

今回、若い方がたくさん参加してくださいました。終了後1時間近くも初対面の人たちが会場のあちこちで話しておられました。よい会になりました。お手伝いしてくださったみなさん、ありがとうございました。

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珈琲を飲みながら。。。とはいかないけれど(追記訂正)

2015年01月04日 | とだ*やすこのまなびとひろば
お知らせ&お誘い

第11回とだ*やすこのまなびとひろば
天王山の麓に暮らすと決めて
~「移住」と「お店」と「まちのこし」~

1 月18 日(日)14:00 ~16:00
町営緑地公園住宅集会所(山崎・水無瀬川緑地公園内)
サントリー山崎蒸留所・山崎保育園の近くです

おはなし
『大山崎COFFEE ROASTERS』中村佳太・まゆみさん

中村佳太&まゆみさんのこと
コーヒー焙煎家
東日本大震災をきっかけに2012年に京都府大山崎に移住され、翌年「大山崎 COFFEE ROASTERS」を開業2014年。地域の魅力的なモノゴトを残す『oYamazaki まちのこしProject』を地元仲間と立ち上げ、その一環として映画『家路』を現在制作中!

妻のまゆみさんがProjectの代表、夫の佳太さんが映画の主役です。爽やかで素敵なご夫妻(30代?)をお招きして、なぜこの地に移住されたの?移住されるまではどこでなにを?このまちの印象は?

どんな夢を抱いて起業されたの?なぜ珈琲焙煎だったの?美味しい珈琲の選び方、煎れ方は?なぜ「まちおこし」ではなく「まちおこし」なの?興味深いお話ばかり!です。

どなたでも参加していただけます。託児はご用意しておりませんが、お子さん同伴も可能です。お子さんと一緒に、しばし大人の時間をお過ごしください。ご参加をお待ちしています。

お問合せはお申込みは、当ブログコメント欄(とだ)までどうぞ!
お申込みは特に必要がありませんが、事前にお知らせいただくと準備が助かります


(追記)
主催者が政治家である場合、講演会の内容に即した試飲であっても、公職選挙法上、珈琲の提供は寄付行為にあたる可能性があると判断し、「珈琲を飲みながら」はやむなく中止することに致しました。ご理解いただきますようお願いします。

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まなびとひろば、今度のテーマは「景観」

2013年01月15日 | とだ*やすこのまなびとひろば
戸田が主宰している「まなびとひろば」は、「学び」と「広場」と「ひと」を合わせて考えた造語です。今、もっとも会いたい人、輝いている方をお招きし、聴いてみたいお話をより多くの方と共有する「学びのライブ」です。第9回、今回の学びのテーマは「景観」。

一方、「ひと・まち・語らい広場」は、島本町政に関する情報を共有しながら、住民が語り合う場です。市民がカフェで政治(政局や議員の品定めではなく)や「まちづくり」(=「政策」)について語り合う場や機会なくして、住んでいる町の成熟はないとわたしは考えています。

*******

第9回まなびとひろば
※同時開催 ひと・まち・語らい広場

□日時
2013年1月26日(土)午後3時 ※2時45分開場

□内容
景観形成まちづくり

□内容
・Ⅰ部:3時~4時30分 講演会
第9回まなびとひろば「長岡京市の景観形成まちづくり」
~景観計画・景観条例・総合学習~

・Ⅱ部:4時45分~5時45分 交流会
ひと・まち・語らい広場「わたしたちの町の将来像を語ろう」

□対象
市民の方、どなたでも

□会場
島本町ふれあいセンター(JR島本駅西側出口より徒歩6分)
第4学習室

*********

一昨年、わたしは、持続可能なまちと交通について学ぶNPOのアドバンスドコースで、長岡京市をテーマに「まちづくり」の調査研究、政策提案を学習しました。わたしは、土木学的な専門知識がないこともあって西山の山系と農空間のひろがりに注目し、市の景観施策を知りました。感動しました。

「そもそも長岡京市民にとって景観とはなにか」市民の議論の過程が基礎になっていると感じたのです。

さらに、「景観に配慮する」といっても、自然環境、農地など人びとの営み、建物の高さ、色彩、デザイン、道路の色、河川の整備など景観の要素は本来複雑で無限大です。誰が、どのように、なにをめざして、なにに配慮するのか。そこを押さえておかないと、景観に配慮した「つもり」の残念な結果が待っています。長岡京市は建物の色彩、デザインについても専門家の助言を得て指針を定めておられ、勉強になりました。

規模や府域は違っても、わが町の類似団体ともいえる長岡京市。阪急・JR沿線、大阪京都への利便性、水と緑の町、西山の山並み、竹と筍、豊富な歴史遺跡など、住みやすさの条件や町の魅力が似通っています。長岡京市の「景観」への情熱と制度整備を学ぶことはたいへん有意義で、いつか必ず実現したいと願っていました。

島本町がこれから景観行政団体をめざす過程で、住民の思いを活かすことが重要ですが、それはすなわち、住民側が自らの情熱、見識、洞察力、発信力を問われているということです。みなさんとともに学びたいと思います。ご参加をお待ちしています。

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心の扉を開けて本当の自分と向きあう・・・

2012年09月07日 | とだ*やすこのまなびとひろば
暑い毎日ですがもう秋です。夜は虫の音を聴いています。大雨で被災(床上・床下浸水)された方は、今なお、乾燥しきらない床下への対策に頭を抱えておられます。このような災害を繰り返さないよう、災害に強いまちづくりをめざし、最善を尽くさなければなりません。一般質問では、若山台調整池の役割についても問いました。

町は調整池の効果を認めていますが、あれこれ注釈をつけて売却の方針を見直すつもりがないことを正当化しています。信じがたい感覚は原発問題と根っこが同じ。小野薬品前の水路の上昇が抑えられたのは調整池の調整機能があったからです。ABふたつの調整池のうちA調整池の水位上昇は三つのオリフィス(排水量を抑制するための排水口)を超えていたことが確認されています。B調整池は土砂災害の危険性があるイエローゾーンに定められています。

青葉地区の被害状況をみて、JR島本駅西側、桜井地区農地の保水力の重要性を再認識しましたが、ここもまたイエローゾーンになっています。土砂を含んだ水が第3小学校を襲い、給食調理室が冠水しています。マンボを超えて大量の土砂を含む濁った水が青葉地区を直撃しています。コンパクトシティとは、インフラ整備や災害対応で都市の維持管理に多額の費用とリスクを負わないよう、賢く縮小(スマートシュリンクという)しる考え方。単に、「鉄道に近いところは開発してもよい」というものではありません。

今週いっぱいは本議会です。10月4日、後半議会を終えたら「まなびと広場」を開催します。今回は事前のお申し込みが必要(9月15日から受付)です。日程と内容をお知らせさせていただきますので、参加ご希望の方は予定に入れておいてくださいね。Cafeテクテクさんのご協力を得て土曜日にカフェを貸し切っての開催です。

第8回 とだ*やすこのまなびとひろば《暮らしの豊かさ最優先!》

夢みる自分の育て方  ~ インナーチャイルドカード・体験レッスン ~
おはなし:酒井育子さん  Atelier KOKO主宰
Source(ソース)トレーナー・インナーチャイルドカードリーダー

10月6日(土)午後12時~3時半 ※開場は午前11時45分
Café テクテク 広瀬5-15-25
参加費:1,100円 ※テクテクのランチ&ケーキセットの実費

事前申し込みが必要です  定員:10名(先着順) 
事前申し込み期間 9月15日~30日
このブログのコメント欄に実名でお申込みください(コメントは公開しません)
住所、連絡先電話番号の明記をお願いします

インナーチャイルドカードはタロットの一種
おとぎ話を題材にしたカードから得たインスピレーションを
子どものように素直な心で話してみます
カードリーダーの導きによって、自分自身の今の課題に
自ら気づくことができます

こうしなければいけないとか、これがいけないとか、
強制や価値判断をするものではありません
もちろん占いでもありません。

多くの大人は自らの成長の過程で経験したさまざまな出来事
世間や世論から得た価値観や感情を潜在意識に閉じこめて生きています
女だから、男だから、母親だから、父親だから、時間がないから
お金がないから、家族の理解がないから・・・

それはそれとして、まずは自分の本当の願いと向きあうことが必要です
心の奥にしまっている本当の感情に気づき、
自分のなかのインナーチャイルドを癒し
自分も周りもハッピーになる生き方を
自らの力で選びとることが大事です

インナーチャイルドカードレッスンには
コミュニケーション力を高める効果
カウンセリング効果、コーチング効果もあり
さまざまな場での活用が注目されています

子育て&自分育てに迷う方、これから起業したい方、
セラピストとしてのブラッシュアップを考えている方
介護で精神的疲労を抱えた方、進路が課題の若者
悩みはなんにもありませ~んという方
どなたでも気軽に参加していただける体験レッスンです
ご参加をお待ちしています

主催: とだ*やすこのまなびとひろば
協力: Café テクテク Atelier KOKO いずれも土日祝はお休み



画像は、京都・祇園の鍵善の葛きり
ひとりで行くお墓詣りの帰路、ここで一息つくのが恒例
わたしにとって年に1回、お盆やお彼岸にあるかないかの特別な時間

900円だったか、とてつもなく高いのですが
本物の葛はもちろんのこと、器、飾られている美術品、民芸の家具
どても素晴らしくまるで美術館、若いカップルも多い

地元、長谷川書店の棚から思わず手にしたアランの幸福論
物静かに、旅先気分で読んでみようと思って持参したものの
お席が空くのを待つ客が絶えないなか、急ぎ退席しました
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自分を内側から生きたい

2012年07月17日 | とだ*やすこのまなびとひろば
今日は祇園祭の巡行、京の町衆の祭りです。コンチキチン♪に京をんなの血が騒ぎます。昨日の東京・代々木公演「さようなら原発10万人集会」には、17万人が参加(主催者発表)、猛暑の中すごい熱気だったと参加された高槻市議から聴きました。若者はデモではなくパレードと呼ぶそうですね。

今日は、近畿市民派議員の学習・交流会(第84回・高石市担当)でした。生野照子さん(大阪府教育委員会・前委員長)をはじめ、素晴らしい講師の講演を聴き、たいへん勉強になりました。お知らせは別の機会に譲ることにします。

さて、8日に開催した「まなびとひろば」から1週間、参加された方から「ためになる話だった」、「たいへん面白かった」との感想をいただきました。確かにメモをとる方が多い講演でした。毎回辛口の感想(課題)をいただく方が「間のとり方、話しぶり、聴く者を惹きつける話術は、たいしたもんやなぁ~。ありゃ、噺家になれる」と褒めておられました。

実は朝食ものどを通らないほど緊張しておられたと後に知りましたが(講演初体験)、なかなかどうして、編集者としてさまざまに情報発信されてきただけあって「伝える力」はさすがでした。普段、普通に会話していることを講演というカタチでみなさんにお伝えいただきたいとお願いして、実現しました。

実は、わたしは医院長の梅田先生の均操法の施術を定期的に受けるようにしています。元氣堂においては均操法を信頼して通っている患者なのです。梅田先生は、鍼灸整体師としての長年の経験と実績がある方です。あるとき意を決して保険診療と決別、以来、独自の施術である均操法で患者と向きあっておられるそうです。

で、そのパートナーである純子先生に今回講師をお願いするにあたって、はて、純子先生とは、いつ、どのようにして知り合ったのかな?と思い、着物がご縁だったことに気がつきました。うまく着こなせば和装(草履も含めて)は身体によいというのがわたしの持論です。

数年前、当時、純子先生は北摂を拠点に着物好きが着物を着て楽しめる気軽な催しを次々と企画されていました。40歳になったら積極的に着物を着よう!先行きを不安がってばかりいないであるものに目を向け、実家の箪笥に眠っている着物を纏い、華やかに慎ましく暮らそうと志している頃、純子さんの着物姿をブログを観て共感。

和装は日本人の身体によい(=伝統的衣装はその土地の人の身体によい)という哲学(おおげさ?)を胸に秘め、お洒落に「和」を発信しておられる純子さんと「着物ともだち」になれたら!と、町内の着物ともだちSさんとともに着物姿で催しに参加、接近したのでした。

が、その後それぞれ、お互いに怒涛のような環境の変化があり、あまり会うことはありませんでした。昨年、山崎駅前のパン屋さんのレジにあったチラシで元氣堂2店めの富田JR駅前院の開業を知り、こら、行かな~とオープニング企画に参加。昭和時代を思い出す良質な民家を活用して、素晴らしい和の空間を提供しておられ、そこで均操法の施術を受けるようになりました。

実は、今回の企画の背景には、乳幼児医療補助の拡充があります。高槻市が去る4月から6年生にまで対象を広げた影響もあり、過去からあった拡充の要望がさらに強くなっています。また、この島本町に最近引っ越してくださった子育て世代から、こんなはずじゃなかった~という声も届いています(住民による住民アンケートの自由意見など)。

ただ、助成が医療・薬への過度な依存を招くのではないかと、子どもたちの将来を危ぶみます。純子先生も、二人のお子さんを、おばあちゃんの知恵袋的民間療法で育てておられます。西洋医学を全面的に否定するのではなく、過度に依存したり、医師のいいなりになったりしないでいられるよう、自分自身が、判断の主役になることが大事だとおっしゃいます。

ここは、小学生のお子さんがおられながらパリ研修に参加される(=自分の意志で判断し、実現のための解決策をみいだす)という思考回路にもつながっていると思います。家庭でも社会でも地域でも、自分がどう思うのか、自分に引き寄せて判断すること、日本女性の多くに(実は男性も)ここが欠けていると、自分自身をふりかえっても思います。

さて、純子先生は“とんだ和っかプロジェクト”の発足に係っておられます。地域の子どもたちに商店主が「職業体験」を提供する試みです。富田の町を好きになってもらいたいと願うある商店主の熱い思いを、商店主の横のつながりでカタチにされた職業体験&地域振興イベントです。

「日々の商いに慢心することなく、地元住民と一緒に富田に暮らす楽しさ、快適さを発展させ、将来子どもたちに自信を持って手渡せる豊かなまちにしていきたい」という思いが素敵な「とんだ和っかディ」。(ちなみに島本町で行われようとしているのは、他所で成功した100円商店街のコピー&ペースト企画)

散漫な報告になりました・・・さあ、わたしも頑張ろう!胸腺マッサージで免疫力を高め、目の周りを刺激して眼球の疲れを緩和し、布団の中でノビ・・・お金も時間も、努力さえもいらない健康法でこの夏を乗り切り、丁寧かつダイナミックな活動をめざします。視野は大きく行動は足元から!


追伸:
3週間かかって掲示板に30枚貼ったポスターを徐々に剥がしましたが、既にはがしてくださっているところもあり、有難いやら恥ずかしいやら・・・この場をかりてお礼申し上げます。(はずし忘れがあれば、すみませんが・・・お願いします!)



画像は、第8回まなびとひろば
盛夏の装いで身のこなしも素敵な純子先生

次回は友人のインナーチャイルドカードリーダーを招き
少人数でカードリーディングを体験する予定

自分の心の声を聴き、周囲のせいにせず、
まず自分を主役に考えるてみる(=責任をとる)
すると、自分がしたいこと、するべきことが整理できます

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身体を内側から生きよう

2012年06月09日 | とだ*やすこのまなびとひろば
お知らせ

語り合う住民自治!暮らしの政治塾!
第7回 とだ✽やすこのまなびとひろば 

身体を内側から生きよう
おはなし:梅田純子さん
セラピスト 梅田整体研究所・元氣堂(JR摂津富田駅前)副院長
日仏フィトアロマテラピー協会(J.F.A.A)認定インストラクター

7月8日(日)午後2時~4時 午後1時45分開場
島本町ふれあいセンター2階 年長者座敷 参加費無料

巷にあふれる健康情報に振り回されたり
医療に過度な依存したりすることなく
まずは自分の五感を信じましょう

自分のカラダやココロと対話する習慣を身につけましょう
生まれた時代を健やかに、心豊かに生きるために
身体を内側から生きる生活スタイルを心がけましょう

梅田純子さんは、昨秋、日仏フィトアロマテラピー協会(J.F.A.A)主催のパリ研修に参加され
自然療法が医療現場で用いられるフランスの空気を肌で感じてこられました

昨年の福島原発事故を重く見た医師が、日本人のために特別に企画したという講義の
テーマは「放射能汚染の有効な防護策」と「ガン分野の新しいアプローチ」
二つのテーマに共通して医師が繰り返し強調されたのは「免疫力を高める生活習慣の実践」   

ふだん元氣堂の副院長として提案されている暮らしのツボに
パリ研修で新たに学んだこと、感じたことを交えながら
お金も時間も努力さえもいらない、とっておきの健康法を紹介していただきます

【健康法❖実習】 呼吸法・・ノビ・胸腺マッサージ・眼保健操

❖託児はご用意できませんが、お子さま同伴可能(下記まで事前にお知らせださい)

主催:とだ✽やすこのまなびとひろば
協力:梅田整体研究所・元氣堂
お問い合わせ&お申込み 072-669-7709 8時~20時・日祝休 

ご参加をお待ちしています


画像は、町立体育館にある「赤ちゃんステーション」の案内
とても可愛い案内板!
授乳、おむつ替えにどんどん活用してください
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いつもとちがう時間

2012年01月14日 | とだ*やすこのまなびとひろば
寒い日になりました。とだ*やすこのまなびとひろば、第6回「小さな町からつながる夢」(おはなし:森かおるさん)に、たくさんの方が参加してくださいました。ありがとうございました。会いたい人、輝いている人、ひたむきに生きている人をお招きして、コンサートに感動するように感動して明日の活力としたい。そんな思いで続けている「まなびとひろば」です。

今日の森かおるさんのお話は、世代を超えてたくさんの方の胸に届いたと思います。いただいたアンケートには、おとなりの小さな町で、町が大好きという思いで活動しておられる森さんへの共感や、誰かのためという気持ちを持ちつつ利益を得て社会貢献するという姿勢への賛同などが寄せられていました。また非常にピンポイントな地域の話題でリアリティがあり、地域の話し合いってこういうことだなぁと思ったという感想や、何気なくうかがっていたお店やマーケットに対する熱い思いを聞けて楽しかったという感想が印象的でした。

参加者のみなさん、特に若い世代の方の食の安全への関心は高く切実で、自分自身の食卓だけではなく社会全体の安全志向が高まることを望んでおられることが改めて理解できました。子どもを通じて知り合った母親同士が交流できるお店(主に飲食店?)が少ない、お隣の町のことを知る機会がないなど、貴重なご意見も書かれています。

「山崎・十日市」や「天王山ファーム&フードマーケット」では、単にモノを売るだけでなく、出会い、つながりが生まれ広がっています。今日、企画運営に関するお話をきいて、それは偶然ではなく「どういう市にしたいのか」「どういう社会にしたいのか」森さんのなかに、しっかりとした狙い、展望があっったということがわかりました。点と点が線になり、面になっていく・・・そして近隣の住宅街の「いつもとちがう時間」につながっています。

たとえば、ギャラリーを開放しての「素敵発見市」(十日市と同じ歴史がある)レストランを開放しての「手づくり市」(今回1月がはじめて)など、同じ日に、周辺の他のお店が独自に参加型「手作り市」を展開されています。もともと乙訓郡では朝市が盛んな様子で、朝市の効果は農業振興面にとどまらず、自治や福祉も含めたまちづくり全体に少なからぬ効果をもたらすと考えてられているようです。

朝市がおおむね早朝行われるのに対して、「天王山ファーム&フードマーケット」は、子どもたちが口にするものに責任を負っている世代が出かけやすい時間帯(午前11時~午後3時)に設定、その場で家族が昼食を楽しめる場を提供されているとのこと。せっかく行ったのに朝一番に売り切れてしまっている朝市ではないマーケット、これは非常に重要なことです。この点、農林業祭についても住民の方から苦言、厳しいご意見をいただいています(戸田は農業委員会に所属しています)。

さて、大人の生涯学習は最終的に、社会をよりよくするために活かすことが重要で、市民運動と同じく、行きつくところのひとつに「政治」があるとわたしは考えています。暮らしを支え、子どもを育てる地域力、女性、食、すべてわたしが政治に関心をもった原点。森さんへのメッセージをいただくアンケートのなかに「子どもを育てている中で今日はいつもと違った時間をすごせました」という文章をみつけて、少し涙ぐんでしまいました。その気持ちはかつてわたしも経験しました。わたし自身が初心にかえれた貴重な機会となりました。明日は、防災ボランティア訓練、朝10時からケリヤホールです。


画像は、森かおるさん(今日のまなびとひろばで)
ベビーカーを押してきてくださる方もありました
託児をご用意できていないのは、本当はよくないのですが
お子さん同伴で参加できる会にしたいという思いも強い

島本町は今、スマイルプランと称して
第2期男女共同参画社会をめざす計画(素案)への
ご意見(パブリックコメント)を募集
しています
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小さな町からつながる夢

2012年01月03日 | とだ*やすこのまなびとひろば
新しい年、新しい気持ちで、活動をはじめます。新年早々、とだ*やすこの「まなびとひろば」第6回を開催するにあたり、自身が一票の重みに気づくきっかけとなった「食の安全、安心」の問題や、暮らしを支え、子どもを育てるる地域力について、みなさんといっしょに考えたいと思います。

山崎に住み、日々、島本町と大山崎町(最寄りの駅はどちらも大山崎町)を行ったり来たりしているわたしにととって、料理家・森かおるさんは「ご近所さん」です。山崎・十日市の賑わい、天王山ファーム&フードマーケットのお洒落感は森さんなしに語れない!ぜひ一度、講演会でおはなしを聞かせてほしい!という呟きに、快く応えてくださいました。


お知らせ
第6回 とだ*やすこのまなびとひろば

小さな町からつながる夢
おはなし:森かおるさん
料理家 大山崎在住
食と暮らしのうるおいサロン「Relish」(JR山崎駅前)主宰
 
2012年1月14日(土)
午前10時~12時  午前9時45分開場
島本町ふれあいセンター3階 第4学習室
申込不要 参加費無料

どんなに忙しくなっても大好きなまち、大山崎がHome Ground!
「食と暮らしのうるおいサロン・Relish」を主宰、「山崎・十日市」の企画運営、「天王山ファーム&フードマーケット」のプロデュース、料理本の出版、フェリシモの商品企画自治体主催の講演・料理教室など、多方面で大活躍されている森かおるさんを講師にお迎えします。

料理家として旬の野菜をたっぷり使ったレシピで毎日のごはんを楽しく、美味しくするコツを伝えながら、地元の若手農業者とつながって食の安全安心を提供。趣味や才能を活かして活動したいと思う女性の夢を応援されています。

あらゆる世代の「やってみたい」をカタチにする魔法の杖のもちぬしでもあり、かつてわたし自身、森さんのお力を借りて、魅力ある指導者による初心者のための俳句教室「俳句のいろは」を主宰させていただきました。

すべては、ご縁、出会い、そして仲間・・・ 森さんのメッセージには、「まち」と女性と食卓を元気にするエッセンスがいっぱい!ご参加をお待ちしています

森さんのレリッシュ料理教室のレッスンがない日ということもあり、新年あけて早々のお知らせとなります。託児はご用意できませんが、お子様同伴のご参加も可能、歓迎します。他の参加者にご迷惑とならない配慮をお願いできればと思います。


語り合う住民自治!
主催:とだ*やすこのまなびとひろば 


画像は、島本町立図書館でのライブラリーコンサートの様子(2011年11月26日)
大山崎在住、わたなべゆうさんのアコースティックギターに聴き入りました
森さんのお店relishに流れるCDで、わたなべゆうさんの存在を知りました

たくさんの賞を受賞されている実力派
大山崎の自然に包まれ、ゆったり子育て中・・・
優しく澄んだメロディーです
コメント
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