とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

ひとが主役のまちづくり

2011年11月23日 | とだ*やすこのまなびとひろば
講演会のお知らせ

ひとが主役のまちづくり ~ 少子高齢化社会と都市政策 ~

講師:橋本善之さん (京田辺市建設部長・NPO再生塾ラーニングファシリテータ)
日時:11月27日(日)午後2時~4時 午後1時45分開場
場所:ふれあいセンター 1階 健康教育指導室

申込:不要  参加費:無料  定員:50名
語り合う住民自治!
主催:とだ✽やすこのまなびとひろば


お陰様で「まなびとひろば」も第5回を迎えることができました
前回はJR西側地区の「まち&街づくり」を考えるとき、
欠くことのできない「農」「新規就農」について学びました

人口減少の次には世帯数が減少します
市街化区域にも空き家・空き地が増えてきます
市街化区域の農地の開発を抑制する方針が立てられるなか、島本町では、
最後の農空間ともいえるJR西側農地の開発が進められようとしています

従前の手法が、果たして島本町のよりよい未来、住民の幸福につながるのか
21世紀後半、昭和の高度成長期の成功体験が通用するのか
今、岐路に立って、多くのひとが悩んでいます

技術者、管理職として都市計画に携わってこられた方のお話を聴き、
参加者のみなさんと自由に意見交換できる場になればと企画しました

立場も違い、もしかしたら考え方も違っているかもしれない者同志が
語り合うことでみえてくるもの
そこにヒントが隠されているのではないかと考えます
ご参加をお待ちしています!!

準備の都合上、参加してくださる方は、コメント欄に
ハンドリングネームで、お知らせいただければ幸いです!


画像は、農林業祭で首に巻いた豆絞り
わたしは、即売コーナーを担当しました
「あぁ、楽しかった~」という生産者の方の声が忘れられません

わたしは古典柄の手拭いが大好き!
ルイ・ヴィトンのダミエ柄は日本の市松模様がルーツだそうですよ

コメント (2)
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「まなびとひろば」の歩み

2011年11月03日 | とだ*やすこのまなびとひろば
「まなびとひろば」は「学び」と「広場」を合わせた戸田の造語、「学びと」(学んで生きる人びと)のための「学びのライブ」です。今、もっとも会いたい人、輝いている方をお招きし、聴いてみたいお話をより多くの方と共有することで、「住民自治」実現への一歩をめざしています。講演依頼(勇気を頼りに突撃!)から日程調整(議会の合間、行事のない土日となれば、年間わずかな候補日のみ)、会場の確定(ふれあいセンターは超人気)、広報(来ていただけるかどうかが一番の山場)など、「熱意」だけを頼りに準備を進めています。

お蔭さまで、次回11月に開催する「ひとが主役のまちづくり」で第5回を迎えます。背伸びはしてもあんまり無理をしない、と決めています。今、改めて過去の「まなびとひろば」をふりかえり、我ながら、その充実度に驚いていますが、広く住民のみなさまに認知されていないのもまた現実です。今後ともよろしくお願いします!

第1回(2010年7月11日)
■「水源の里」誕生ものがたり ~ 地域の課題に光をあてて ~
おはなし:四方八洲男さん(前綾部市長)

「限界集落」は学術的な造語で、政治がそのまま使うにはぬくもりを欠いています。四方八洲男さんは、綾部市長時代に、限界集落を「水源の里」と名づけて光をあて、全国に先駆けて「水源の里条例」を制定されました。これからの地方分権時代、市民がどのように政治に関わっていけばよいのか、ぬくもりのある政治とはどのようなものなのか。「まちの元気」を創造された四方さんにお話を伺いました。

第2回(2010年12月19日)
■人と暮らしをつなぐ地域公共交通 
おはなし:土井勉先生 (京都大学大学院工学研究科・医学研究科 安寧の都市ユニット特定教授)

自治体職員・民間交通会社・神戸国際大学教授(経済学部・都市環境・観光学科)を経て、京都大学大学院工学研究科・医学研究科「安寧の都市ユニット」に研究の場を移されました。徒歩を基本にして暮らしが成り立つ幸福を地域交通がどう支えていくのか、誰もが必要なときに利用できる公共交通がもたらす社会的便益について、わかりやすくお話しいただきました。

第3回(2011年1月30日)
■市民の視点からの交通まちづくり
おはなし:中川大先生(京都大学大学院工学研究科教授、低炭素都市圏政策ユニット政策支援センター長)

採算がとれなくても「社会的公益性」が正しければ実行の価値があるという考え方により(「正便益不採算」)、全国の自治体で地域の事情にあった公共交通対策をサポートしておられます(富山市のLRT・醍醐コミュニティバス・綾部市「あやバス」など多数)。利用者の目線を活かした地域と地域住民のためのコミュニティバス、市民参画で実現する地域の公共交通とはどのようなものか、実践的な事例を紹介していただきました。


まず「政治・まちづくり・公共交通」をテーマとして3回の講演会を行いました。
第4回からは「就農と営農・都市政策・食と暮らし」をテーマに、JR西側農空間の保全について考えます。

第4回(2011年7月10日)
■小規模有機栽培農で大原に暮らす ~都市近郊農業の可能性~
おはなし:渡辺雄人さん (ヴィレッジトラスト・つくだ農園)

就農を希望する若者が増えています。渡辺雄人さんは、同志社大学大学院(総合政策科学研究科・ソーシャル・イノベーション研究コース)在学中から、実践的に農業を研究、若くして起業されました。有機栽培農家の若者と「オーハラーボ」を結成するなど、現在、京都・大原を拠点に活躍されています。自らの就農経験と今後の展望を語っていただき、都市近郊農業が担う役割と可能性について学びました。

第5回(2011年11月27日)
■ひとが主役のまちづくり ~少子高齢化と都市政策~
おはなし:橋本善之さん(京田辺市建設部長・NPO法人「持続可能なまちと交通をめざす再生塾」ラーニングファシリテータ)

都市政策(まちづくりの戦略)と都市計画(まちづくりの手法・戦術)に、市民の目線をいかに活かすかが、持続可能なまちづくりの課題。疲弊した経済、少子高齢化、行財政計画の実行など、行政を取り巻く状況が大きく変化している中で、共通した問題を抱え、それぞれの地域にある独特の課題に向き合わなければならない市町村。地域固有の課題に、いかに向き合い、誰が、どのように「まちづくり」を論じるのか・・・長年の経験をもとに、行政・市民が担う役割と協働の可能性について、今お考えのことをお話いただきます。

第6回(平成24年1月14日予定) 
■(案)ふだんのよろこび❤健やかな食と暮らし 
おはなし:森かおるさん(料理研究家・JR大山崎駅前・食と暮らしのうるおいサロン「レリッシュ」主宰)

大山崎の駅前のあり方を変えたのは「女性」。「レリッシュ」オープンからやがて10年。「大山崎駅前・十日市」の開催や、新たな「天王山ファーム&フードマーケット」のプロデュースなど大活躍の森さんです。「地域」でめざそうとしておられることは? 料理研究家として、ひとりの大人として「食」に対して思うことは? 料理本出版、フェリシモの商品企画など、多方面で活躍されても活動の軸足を「地域」に置かれているのはなぜ?これからの夢は?など、自由に語っていただきたいと講演を依頼。詳細はこれから決定します。


画像は、第2回「人と暮らしをつなぐ地域公共交通」(講師:土井勉さん)の様子
NPO再生塾の議員対象セミナーに参加して感動!NPO再生塾を通じて講演依頼しました
最近になって、高槻市の都市計画審議会の会長を務めておられることを知り、驚きました
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「ひとが主役のまちづくり」

2011年11月01日 | とだ*やすこのまなびとひろば
第5回とだ*やすこの「まなびとひろば」のお知らせ

「ひとが主役のまちづくり」 ~ 少子高齢化社会と都市政策 ~

日時:11月27日(日)午後2時~4時
場所:ふれあいセンター 1階 健康教育指導室

講師:橋本善之さん(京田辺市建設部長・NPO再生塾ラーニングファシリテータ)
申込:不要  参加費:無料  定員:50名

都市政策(まちづくりの戦略)と都市計画(まちづくりの手法・戦術)に、市民の目線をいかに活かすかが、持続可能なまちづくりの課題。NPO再生塾(NPO法人・持続可能なまちと交通をめざす再生塾)ラーニングファシリテータとして、学びとネットワークの水先案内人を努めておられる橋本善之さんを講師にお迎えします。

これからのまちはどうあるべきか。今、現在のお考えを語っていただき、行政、住民、そして議会が、それぞれの立場でどうあるべきか、ともに考える機会にしたいと思います。貴重な機会です。みなさんのご参加をお待ちしています!


画像は、前回「まなびとひろば」の様子
講師は、ヴィレッジトラスト・つくだ農園の渡辺雄人さん
お話のタイトルは「たんぼの価値再発見『機会』化農業の提案」!
若者の就農と大都市近郊農業の可能性について・・・感動しました
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出会いと学び

2011年07月10日 | とだ*やすこのまなびとひろば
暑い日の午後、まなびとひろばの講演会にお運びいただき、ありがとうございました。お陰様で、まなびとひろばも第4回を迎えることができ、会いたい方の輝くメッセージを、みなさんと共有することができるよろこびを、改めて思いました。

今回の会いたい人は、ビレッジトラストつくだ農園の渡辺雄人さん。聴きたいことは「若者の就農」でした。素晴らしい講演をいただきました。ふれあいセンター受付のみなさんをはじめ、たくさんの方のご協力を得て、パワーポイントもすんなり起動、映ったタイトル「たんぼの価値発見『機会』化農業の提案」をみて期待度が再上昇!・・・感動しました。

渡辺さんは20代後半。農家の生まれではないことを含めた家族背景、同志社大学で文学部に所属して外国語を学んでおられたこと、大学院のときカリキュラムのなかで大原に移り住み、「農」のある暮らしをはじめることになったこと・・・まずご自身のことから語ってくださいました。若い方が求めている豊かさ、就農希望の背景が実感として理解できました。

会場には、転職して就農された20代の女性、能勢町で小規模有機栽培を学びながら農業にチャレンジし(その姿を一昨年視察で拝見ました)、現在高槻市内で就農されている20代の女性も来てくださいました。新規参入の五大障壁といわれるのが、家、農地、農機、技術、販路。これを克服していくことが就農であり、言い換えれば、この五つの障壁を自ら取り除くことなく、後継者がいないと嘆くのは、どうなのかな、という印象をもちました。

しかし、家にも勝り土地(農地)は農家にとって大事なものであり、貸すという決断に至るまでには、心理的にも現実的にも大きな壁になり、法整備も十分ではありませんでした。同志社大学が命と食と農をつなぐ実践的なカリキュラムを組んでおられるなかで、人と人がつながって、社会革新(ソーシャルイノベーション)が大原で起こったということ。ひとりの若者の就農体験を通して、そのことが理解できました。

渡辺さんは、稲を育てて6回目。同時多発的に新規参入が起こったことをきっかけに、2009年には数人の若者(平均年齢約31歳)で『オーハラーボ』を結成。グループ化することで5大障壁をカバーしていられるそうです。10年前にめだった遊休地は、現在ほぼなくなったとおっしゃいました。遊休地というよりも、渡辺さんが耕しておられる農地の過去の姿をみれば、まさに荒地でした。

今は、田んぼには合鴨が育ち、稲が育ち、子どもが集まり(育ち)、そして自分自身が育っている・・田んぼつくりは地域づくりであるとおっしゃいました。『機会』化農業とは、たんぼにふれるチャンス、人に出会うチャンスという意味の「機会」です。機械化しなければ儲からないというのは、農業の歴史のなかのほんのわずか、高度成長期時代の価値観ではないかと思えました。スーパーの台頭、流通の変化などによって後押しされていたものです。

「農薬の使い方を知らないんです」と飄々と語る20代の若者が、つくるものも、つくり方も、売り方も、売る値段も自分で決めることができる(=消費者の声に応えられる=有機栽培)自立した農業で暮らしを立てておられます。「安全・安心」「美味しい」野菜を提供すれば必ず売れます。みんな、心の底では求めています。毎週日曜日の大原の朝市には、早朝6時から列ができ、市内からレストラン経営者なども集まられ、あっという間に売り切れるそうです。

今朝は4時に起き、畑でなすびを切り、朝市を終えて、講演会にかけつけてくださいました。内容はもちろんのこと、話の筋も面白かったが、話す技も心もすばらしく、もう少し話を聞きたい!という感想や、農業をサービス業としての運営を大事に考えられていることに感動したという声が、参加された方から寄せられました。ありがとうございました。

画像は、まなびとひろば 講座の様子
お手伝いをお願いした方を含めて約30人の方が
熱心に耳を傾けてくださいました
(画像には映っていませんが^^)
わかりやすく、聴きやすく、心に響く講演でした



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第4回「まなびとひろば」のお知らせ

2011年06月24日 | とだ*やすこのまなびとひろば
とだ*やすこの
  まなびとひろば(第4回)

小規模有機農業で京都大原に暮らす
~ 都市近郊農業の可能性 ~

講師 渡辺雄人さん

7月10日(日)2時~4時 開場 1時45分 
ふれあいセンター3階・視聴覚室
参加無料
主催:とだ✽やすこのまなびとひろば


講師をお願いした渡辺雄人さんは、同志社大学大学院(総合政策科学研究科・ソーシャル・イノベーション研究コース)在学中から、大原に移り住み、実践的に農業を研究してこられました。若くして起業され、有機栽培農家の若者と「オーハラーボ」を結成。京都・大原を拠点に活躍されています。

渡辺雄人さんと民さんのブログ
つくだ農園日記

お引越しされる前のブログも必見
はじめまして つくだ農園です

「農」の問題を抜きにして、JR島本駅西側農地の問題を語ることはできません。6月18日の「まちづくり協議会」で大学立地の具体的なオファーがあることが公表されました。立地の是非を判断するには情報が少なすぎますが、農地を遺せないのなら大学立地は他の建造物よりは望ましいという意見が少なくありません。

わたしも同じ思いです。しかし、ほんとうに後継者がいないのか・・・就農を希望する若者がなにを求めているのか、農業は儲からないのか・・・「農」の潮流を知っておきたいと思います。みなさんのご参加をお待ちしています。
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人と暮らしをつなぐ地域公共交通:その2

2011年01月20日 | とだ*やすこのまなびとひろば
講演会のお知らせ
第3回 とだやすこのまなびとひろば 

徒歩を基本にして暮らしが成り立つ幸福な町をめざそう!

人と暮らしをつなぐ地域公共交通:その2
講師:中川大(なかがわだい)先生
京都大学大学院・工学研究科教授
低炭素都市圏政策ユニット政策支援センター長

1月30日(日) 午後2時~4時
ふれあいセンター3階・第4学習室
参加無料 どなたでもご参加ください

福祉バスからコミュニティバスへ!
島本町の町内交通を考えるきっかけに!

講師にお招きする中川大先生は、「正便益不採算」という言葉(採算がとれなくても社会的公益性が正しければ実行の価値があるという考え方)の生みの親です。全国の自治体で、地域の事情にあった公共交通対策をサポートしておられます。

利用者の目線を活かした、地域の・地域住民のためのコミュニティバスとはどのようなものか、成功事例をご紹介いただき、みなさんとともに考えたいと思います。ご参加をお待ちしています

主催:まなびとひろば
広報しまもと12月15日号「みんなのひろば」にも案内を掲載しています

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