とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

天王山の麓で出会い、語らう

2015年01月20日 | とだ*やすこのまなびとひろば
第11回まなびとひろば「天王山の麓に暮らすと決めて~「移住」と「お店」と「まちのこし」~。無事、盛会に終わりました。素敵なお話をくださった中村佳太さん、まゆみさん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。

「高槻市上牧に住んでいますが、いつも島本町を散歩しています」(高槻市)「島本町のことは以前から気になっていました。住みやすそうな町?と注目していたので」(守口市)など、島本町、大山崎町以外からもご参加いただき、驚きました。

今回の大きなテーマは「まち」。東日本大震災をきかっけに「家族」と「家族と過ごす時間」を大切にしたいと、ご夫婦それぞれに多忙であった中村さんは、それぞれ東京でのお仕事を辞める決断をされました。

仕事で訪ねた日本各地の都市、まゆみさんの出身地である九州なども候補に考えたそうですが、鉄道の車窓からみる島本、大山崎あたりの風景、大山崎山荘美術館を訪れたときの印象(自然・風土)に惹かれて大山崎町に「移住」されました。

住んでみてはじめて京都にも大阪にも近い「交通の便利さ」を実感されたそうです(わかります!)。どんなことを仕事にするのか夫婦でずいぶん話し合い大山崎コーヒーロースターズを起業されました。

IIAC(国際カフェテイスティング協会)認定テイスターとしてシングルオリジンの高品質コーヒー豆だけを厳選、小型焙煎機で注文ごとに焙煎して豆のまま最高の鮮度で販売されています。珈琲は文化であり、科学であり、農であり、実に奥が深そう!です。

インターネットで販売されていましたが、大山崎町商工会の紹介でJR山崎駅構内での出店販売を試みたところ、地域の方がさまざまに応援してくださるようになり、現在は週二日、レトロビルの一室を改修して実店舗をオープンされています。

やがて地域で出会った仲間が「まちのために自分たちができることはないだろうか」と話すようになり、消えゆくものになるかもしれない日常のなかの風景を残す映像、すなわち「映画」を撮ろうということに。。。

舞台は大山崎町、島本町のごく普通の日常的風景。「まちおこし」ではなく「まちのこし」。。。あっ!それ!と「oYamazakiまちのこしプロジェクト」が誕生しました。中村まゆみさんが代表を務めておられます。

かつて学生時代に映画製作を志された方がメンバーに!『山崎観光案内所』山崎私的観光案内(完成度高すぎ!)の管理人をされているOさん(島本町在住)です。主役は中村佳太さん(大山崎町在住)。主役の妻は監督の妻(唯一役者経験あり)、主役の子どもさんは監督の息子さん。個性的な音楽はNさん(島本町在住)。エキストラも含めて、ほぼすべて地域住民です。

『家路 On The Way Home』 予告編をぜひご覧ください。その素晴らしさがわかっていただけるはずです。

「夢をカタチにする」にはお金が必要で、作品のクオリティーを追及するとなると少なからぬ財源が必要になります。スタッフの持ち出しにも限界があり、現在募金を募っておられるとのこと。募金箱を設置に協力くださる方も募集されています。自治体の枠を超えた市民活動にぜひ注目してください。

今回、若い方がたくさん参加してくださいました。終了後1時間近くも初対面の人たちが会場のあちこちで話しておられました。よい会になりました。お手伝いしてくださったみなさん、ありがとうございました。

コメント
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