9月定例会議、もうひつの一般質問のテーマは「健康」です。
わたし自身は、20年来、薬に頼らない生活を心がけてきました。薬と上手に付き合うことは、日本の社会においては、実は思いの他に難しいことです(医師の考え方、働き方、家族の意識)。
一般的に、少なくはない高齢者が5種類も6種類もの薬を日常的に服用されていると思います。島本町では、現在、ジェネリック医療品への切りかえ促進の啓発や、お薬手帳の利用促進に取り組んでいます。
けれども、患者、医師がともに薬と向きあう姿勢を改めない限り、根本的な解決には至らないとわたしは思います。保険制度の維持継続のためには医療費抑制の視点が欠かせませんが(必要です)、国民の「暮らしの質」という視点からも過度な投薬が気になるところです。
Ⅱ)血圧の「正常値」について見解を問う
~ 健全な健康管理と持続可能な医療保険制度のために~
平成26年4月、日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が発表した「新たな健診の基本検査の基準範囲」が、これまで使われてきたものと大きく異なっていたことを発端に、健康診断の「基準値」をめぐって混乱が生じています。
たとえば血圧。日本高血圧学会は、収縮期血圧130mmHg未満、かつ拡張期血圧85mmHgが正常域としています。
一方、人間ドック学会・健康保険組合連合会は、収縮期147mmHg、拡張期94mmHgまでが基準範囲としました。
マスコミ各社が「正常範囲の基準が緩和された」などと大々的に報道したそうですが、医療の現場では必ずしもそうはなっていません。
また、血圧は年齢とともに変化するにも係らず、年齢に関係なく正常値130 mmHgとされてきました。
健康な高齢者の収縮期血圧は比較的高めであるという見解もあり、そうであれば、多くの高齢者が、本来は必要がないかもしれない降圧薬を持続的に服用していることになります。
血圧の正常値、ならびに基準範囲について町の見識を問います。
投薬によって生じているかもしれない高齢者の暮らしの質の低下にも目を向け、過剰な投薬で身体本来の機能や自然治癒力を損なうことがないよう、適切な情報の提供を求めるものです。
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少し長くなりますが、ご興味のある方は是非、最後までお読みください
そもそも1987年の高血圧の基準値は、収縮期血圧180以上、拡張期血圧100以上だったそうです(インターネットの情報)収縮期血圧130以上、拡張期血圧85以上が高血圧とされたのは2008年とのことです(インターネット情報)。
医療に対する専門性をもたないわたしですが、祖父母が高齢者として生きた時代に、降圧薬を服用する人が今ほどにいらっしゃったとはどうしても思えない。
心臓を自分で止めたり、血圧を上げ、下げしたりはできません。自律神経の働きで常にベストの血圧にしているため血圧は常時変化しています。新鮮な血液を脳に上げようとすると血圧は上昇します。
降圧剤を飲むことで、身体の末端に血がゆき届かず足腰が弱まる、脳に血液が届きにくく認知機能が低下するなど、高齢者の暮らしの質を低下させている可能性は否定できません(一部、そういう指摘があります)。
気になるのは、どこまでが正常で、なにを基準に降圧剤を飲むか飲まないかを、どのように判断すればよいのか、ここが極めてあいまいなまま混乱が生じていることです。
本来は、ひとりひとりの事情にあわせて丁寧に決めていく投薬を、数値で単純に判断することに問題があるのですが、それはそれとして、島本町が行っている保険教育、保健指導に目を向け、保健師の見解を問うことにしました。
今回は、血圧を例に質問しますが、コレステロールの値などにも同様のことが言えると思います。いうまでもなく医療機関、すべて国民ひとりひとりの課題ですが、行政の果たす役割に期待します。
画像
オーガニックの瓶ビール
ドイツのドラフトビール
見事!なお味でした
わたしは缶ビールとワインと
ペットボトルのお茶が飲めません
酸化防止剤に反応するのでしょうか
家では年に1回?夏にビールを
お正月に日本酒を飲むくらいで
お酒は、ほとんど飲みません
わたし自身は、20年来、薬に頼らない生活を心がけてきました。薬と上手に付き合うことは、日本の社会においては、実は思いの他に難しいことです(医師の考え方、働き方、家族の意識)。
一般的に、少なくはない高齢者が5種類も6種類もの薬を日常的に服用されていると思います。島本町では、現在、ジェネリック医療品への切りかえ促進の啓発や、お薬手帳の利用促進に取り組んでいます。
けれども、患者、医師がともに薬と向きあう姿勢を改めない限り、根本的な解決には至らないとわたしは思います。保険制度の維持継続のためには医療費抑制の視点が欠かせませんが(必要です)、国民の「暮らしの質」という視点からも過度な投薬が気になるところです。
Ⅱ)血圧の「正常値」について見解を問う
~ 健全な健康管理と持続可能な医療保険制度のために~
平成26年4月、日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が発表した「新たな健診の基本検査の基準範囲」が、これまで使われてきたものと大きく異なっていたことを発端に、健康診断の「基準値」をめぐって混乱が生じています。
たとえば血圧。日本高血圧学会は、収縮期血圧130mmHg未満、かつ拡張期血圧85mmHgが正常域としています。
一方、人間ドック学会・健康保険組合連合会は、収縮期147mmHg、拡張期94mmHgまでが基準範囲としました。
マスコミ各社が「正常範囲の基準が緩和された」などと大々的に報道したそうですが、医療の現場では必ずしもそうはなっていません。
また、血圧は年齢とともに変化するにも係らず、年齢に関係なく正常値130 mmHgとされてきました。
健康な高齢者の収縮期血圧は比較的高めであるという見解もあり、そうであれば、多くの高齢者が、本来は必要がないかもしれない降圧薬を持続的に服用していることになります。
血圧の正常値、ならびに基準範囲について町の見識を問います。
投薬によって生じているかもしれない高齢者の暮らしの質の低下にも目を向け、過剰な投薬で身体本来の機能や自然治癒力を損なうことがないよう、適切な情報の提供を求めるものです。
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少し長くなりますが、ご興味のある方は是非、最後までお読みください
そもそも1987年の高血圧の基準値は、収縮期血圧180以上、拡張期血圧100以上だったそうです(インターネットの情報)収縮期血圧130以上、拡張期血圧85以上が高血圧とされたのは2008年とのことです(インターネット情報)。
医療に対する専門性をもたないわたしですが、祖父母が高齢者として生きた時代に、降圧薬を服用する人が今ほどにいらっしゃったとはどうしても思えない。
心臓を自分で止めたり、血圧を上げ、下げしたりはできません。自律神経の働きで常にベストの血圧にしているため血圧は常時変化しています。新鮮な血液を脳に上げようとすると血圧は上昇します。
降圧剤を飲むことで、身体の末端に血がゆき届かず足腰が弱まる、脳に血液が届きにくく認知機能が低下するなど、高齢者の暮らしの質を低下させている可能性は否定できません(一部、そういう指摘があります)。
気になるのは、どこまでが正常で、なにを基準に降圧剤を飲むか飲まないかを、どのように判断すればよいのか、ここが極めてあいまいなまま混乱が生じていることです。
本来は、ひとりひとりの事情にあわせて丁寧に決めていく投薬を、数値で単純に判断することに問題があるのですが、それはそれとして、島本町が行っている保険教育、保健指導に目を向け、保健師の見解を問うことにしました。
今回は、血圧を例に質問しますが、コレステロールの値などにも同様のことが言えると思います。いうまでもなく医療機関、すべて国民ひとりひとりの課題ですが、行政の果たす役割に期待します。
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オーガニックの瓶ビール
ドイツのドラフトビール
見事!なお味でした
わたしは缶ビールとワインと
ペットボトルのお茶が飲めません
酸化防止剤に反応するのでしょうか
家では年に1回?夏にビールを
お正月に日本酒を飲むくらいで
お酒は、ほとんど飲みません