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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

都市計画に意見を述べること~島本駅西・百山地区~

2019年01月24日 | JR島本駅西まちづくり
JR島本駅西地区のまちづくりに関わる都市計画の説明会(1月18日・19日)が開かれ、2日間で248人(103人・145人)の参加者がありました。会場から多くの活発な質疑が行われました。

ほぼ全員が開発に反対の立場からの意見(その理由は人口規模・教育保育への影響・財政負担・水害・交通、景観など)を述べられ、地権者、あるいはそれに寄り添った立場からの意見がおひとりから述べられました。

そのようななか、最近この町に転入して来てマンションに住んでいる方などが反対の意見を述べにきておられる、というような内容の発言がありました。

わたし自身、あらゆる局面で常にこういったこと(たとえばルーツがこの町にない)を否定的に言われてきたわけですが、巷の立ち話ならともかく、公の場での発言としては違和感がありました。

島本町の「都市計画」の説明会です。過去、島本町が決めた都市計画(主権者は住民)に基づいて建設されたマンションに住み、納税者、有権者でもある住民が島本町の未来像について考え、意見を述べることは当然のことです。

「住んでいる町」「年を重ねる町」「子どもを育てる町」の未来がどうなるのか、気にならないわけがない。都市計画についての知識の差はあったとしても、みなさん「自分のこと」なのです。

そうでなければ冬の寒い日に、暗い夜道、しかも坂を上って248人もの方が説明会に来られるわけがない。「他人の財産」の話をしているのではない。わたしたちは、今、「住んでいる町」「自分の町」の将来像の話をしています。

過去、人口増=税収増を望み、開発できる都市計画を歓迎・容認・諦観したのは既存の住民です。にもかかわらず、それによって新たに建ったマンションや住宅街に住む人びとは、町の施策に意見を述べたり、まちづくりに参画してはいけないのでしょうか。

決してそんなことはありません。在住年数や家族のルーツが島本町であるかないかで対立の構造をつくってはいけません。ともに「島本町の望ましい未来像」を考えていかなければならない。

以下、都市計画法に位置づけられた「公聴会」(市民が意見を述べられる)のお知らせです。JR島本駅西地区のまちづくり、百山地区(ジオ阪急・戸建住宅街)にとって極めて重要なものです。



島本町都市計画公聴会が開催されます

平成31年2月14日(木曜日)午前10時から
島本町ふれあいセンター3階 第4学習室

都市計画法第16条第1項の規定に基づき開催されるものです。島本町の都市計画案について島本町長に公の場で意見を述べることができます。

事前の申し出が必要です(1月21日~2月4日)
詳細は町HP

先着50名!傍聴できます
希望者は住所、氏名、電話番号を入力して意見フォームから送信できます


■大阪府都市計画公聴会の開催
平成31年2月18日(月)午後2時から

公述及び傍聴の申出期間(1月21日~2月4日必着)

公述・傍聴の申し出及びお問合せ
大阪府都市整備部都市計画室計画推進課
06-6944-6776

詳細は府のHP
http://www.pref.osaka.lg.jp/sokei/kocho_index/koutyoukai30_3.html

傍聴の定員は10名です(先着順)
メールアドレスでも可能 keikakusuishin@sbox.pref.osaka.lg.jp
メールの後お電話での確認もお勧めします


■これまでの公聴会の様子(大阪府都市計画)

公述内容を府のHPでみることができます
http://www.pref.osaka.lg.jp/sokei/kocho_index/kaisai_top.html
これまでの記録 ←ここをクリック

〇平成22年度第2回 大阪府都市計画公聴会 速記録
公述人Aさん(島本町住民)登壇 7ページ

〇平成27年度第 2回大阪府都市計画公聴会 速記録
公述人Bさん(島本町住民)登壇 8ページ

公述を考えておられる方も、そうでない方も、ぜひお目通しください
公述される方は、この速記録で公聴会の流れをつかみ、過去の公述を参考にされ、ご自分の感性でご自分の意見を述べられることが大事です!


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