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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

一般質問、ひとりでもできる議会改革

2017年04月11日 | JR島本駅西まちづくり
島本町議会議員の任期は4月29日までです。とだ*やすこの任期最後の一般質問は「JR島本駅西地区の土地区画整理事業 ~徹底した住民利益の追求を~」ほか3つ(質問答弁主旨:未校正原稿をもとに一部修正加筆しました)


JR島本駅西地区の土地区画整理事業 ~徹底した住民利益の追求を~
1)業務代行予定者の選定結果について、審査選定委員会の答申内容を踏まえて報告を求めます。特に、株式会社フジタ・阪急不動産株式会社の共同企業体を選ばれた理由をお示しください。


JR島本駅西土地区画整理準備組合におかれましては、JR島本駅西地区における土地区画整理事業業務代行予定者審査選定委員会設置要綱に基づき、昨年12月5日にJR島本駅西土地区画整理準備組合業務代行予定者審査選定委員会を開催され、委員会としての答申を12月21日付けで示されております。

この答申を踏まえ、JR島本駅西土地区画整理準備組合規約に基づき、1月27日に開催されました準備組合の第7回総会におきまして、「JR島本駅西地区における土地区画整理事業業務代行予定者の選定」についての議案をあげられ、賛成多数で議決されたものでございます。

なお、株式会社フジタ・阪急不動産株式会社が当地区の業務代行予定者に選定された理由といたしましては、地権者に対する支援の考え方が明確・明瞭であり、多様なニーズにも応えられるような土地活用方法を提案されている等があげられていたものと認識いたしております。


2)「島本町都市計画マスタープランに沿って事業を行う」と、繰り返し述べてこられました。同プランには「駅前地区にふさわしい商業・サービスや住宅などのほか、学術・研究・医療・健康など公共公益的機能の導入も検討し、都市機能を充実・強化します。

また、緑化や景観に配慮した良好な市街地形成を推進します。」とあります。同企業体が示された事業計画案には、どのような公共公益的機能が盛り込まれているのですか。

議員ご指摘のとおり、「島本町都市計画マスタープラン」におきましては、JR島本駅西地区周辺について、「土地利用の動向や地権者、住民の意向を踏まえ、都市基盤の整備と合わせ、駅前地区にふさわしい商業・サービスや住宅などのほか、学術・研究・医療・健康など公共公益的機能の導入も検討し、都市機能を充実・強化します。

また、緑化や景観に配慮した良好な市街地形成を推進します。」と記載しております。当地区における業務代行予定者の募集に際しましては、応募事業者に渡された事業概要書に「島本町都市計画マスタープラン」の当該箇所を示され、改善提案を求めるものとされておりました。

これを受け、選定されました業務代行予定者の提案内容におきましては、駅前に医療福祉ゾーンや駅前商業ゾーンが配置されており、第三小学校北側には集約換地ゾーンを設けられており、そのほか営農を希望される方のために農地保全ゾーン、保留地や個別換地ゾーンの配置を提案されております。

なお、これらの計画につきましては、今後、地権者の皆様のご意向等を踏まえ変更等が加えられる可能性がございますので、確定されたものではございません。ご理解のほど、よろしくお願い申しあげます。


【再質問】
3点に絞ります。地区計画を策定するにあたり、同プランを成立させるための高さ制限は、前回に計画されていた30mを越えるのか超えないのか。二つ目.「流用土の活用で1億円の事業費削減が見込める」と総会報告資料にありますが、どういう意味か。どこから持ってくるのか。汚染物質など環境的な課題もあります。三つ目.調整池はどれぐらいの規模で、どのように配置されるプランですか。


都市創造部長 まず初めに、地区計画における高さでございます。ご指摘のとおり、平成24年度に事業協力者を募集した際におきましては、地区計画における高さ制限を30m程度と検討いたしておりました。

今回の提案におきましては、保留地部分にマンション等が計画されているものの、高さについては未定であることから、今後、地区計画における高さ制限につきましては、地権者等のご意向を踏まえ、詳細な協議をさせていただく必要があるものと考えております。

続きまして、流用土についてでございます。流用土の利用につきましては、公共事業等の際に発生する残土を譲り受けるものでございます。今回の提案においても、公共残土等を譲り受け、事業費を圧縮する提案をされているものでございます。

なお、公共工事等における譲り受けの流用土なんですけども、タイミングが非常に重要となりますので、事業の進捗にあわせて協議をしていくことが必要ではないかなと考えております。

続きまして、汚染の分でございます。当然、流用土に汚染物質が含まれている可能性もあるため、一般的には、搬出先と受け入れ側で協定等を締結いたし、搬出側において一定の項目に基づき検査を行ったうえで、受け入れられることになるものと考えております。以上でございます。

戸田  上手に答弁されるなと思うんですけど、公共残土ということは、当然、NEXCOのものかなと、私なんか思うわけです。また、民間の残土は入れないということなんですか。「公共残土等」とおっしゃいました。提案には、どのように書かれていますか。

都市創造部長 再度の流用土についてのお尋ねでございます。流用土の搬入元につきましては、一般的に公共事業に関わらず、近隣の民間開発における残土の流用も視野には入れておられるものと認識いたしております。

それと、先ほど1点、調整池にかかりますご答弁抜けておりましたので、ご答弁させていただきます。JR島本駅西地区における土地区画整理事業につきましては、開発面積が1haを超える開発に該当するため、調整池の設置は必要であるものと考えております。

今後、本事業にかかる実施設計を踏まえ、計画内容が判明した時点で、どの程度の調整池が必要かについて、大阪府が策定しておられます「調整池等流出抑制施設技術基準案」等に基づき、検討されることになるものと認識いたしております。以上でございます。

戸田 まず、高さ制限については、過去資料では25mだった。それが30mになった。今回、さらに増えていかないことを願うばかりなんですけれども(注:巷の情報では15階建て、18階建て、45mです)公共残土・民間残土の件です。

そういうことになると、「総合計画」等、これまでの経緯からすると、民間だったらば桐ヶ原の開発と思わざるを得ないところもございます。いずれにしても、まだ計画の内容は示されていない。準備組合での承認後に、地権者への事業内容の説明を行っておられますけど、順序が逆です。

そして説明会が終わった今でも、具体的なプランを明かそうとはされていない。前回は、総会での承認後速やかに公表されましたから、公開度はむしろ後退しています。信頼関係を持って同事業が行える環境とは、到底思えないのです。(つづく)


入手した資料や答弁内容からして、東大寺の緊急土砂置場への新名神高速道路トンネル工事の残土流入の問題と駅西の開発とがリンクしていることは明らか、ととだ*やすこは考えています。その是非以前に情報が伏せられて開発が計画されていることが問題です。


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野村義照画伯の礼拝堂に寄せる思い

巴里の近郊の野生のゆり、と聞き及ぶ
桜バザーの日に友人のハープ演奏会にて

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