とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

さよなら原発!さよなら維新?

2015年11月20日 | とだ*やすこの活動日記
わたしは原発の再稼働に反対です。原発は人類に幸福をもたらさない、知恵を絞って原発のない日本をつくっていかなければならないと考えています。原発立地地域が再稼働をしなくてもよいようお金の流れを変え、廃炉にむけての技術向上に全力を挙げて欲しいと願っています。

今週18日、高浜から大阪市の関電本店までを歩いて、再稼働中止を申し入れるリレーデモのみなさんが島本町を通過されました。その間、山崎の関大明神からJR島本駅までを一緒に歩きました。

福井県の高浜原発再稼働には断固反対!地震列島日本、再びの事故が起これば、おそらく日本はもう立ち直れません。海と大気を汚染し、国際社会に多大な迷惑をかけて滅びていくことになるでしょう。

一行は午後4時、JR高槻駅に到着され「関西では既に関心が薄れがちです、だから点と点をつなぎ、線と線がやがて面になるよう歩きます」と再稼働反対をマイクでアピールされました。雨のなか本当にお疲れさまでした。

原発が稼働していなくても電機は足りています。なおかつ人口減少時代。「原発やめろ!」と叫ぶのではなく電力会社とともに原発のない社会を築いていける成熟した社会にしていきたいと思うのは、あまりに理想に過ぎるのでしょうか。

原子力発電とエネルギー政策は、事故の責任をだれが追うのかということとは別に、すべての大人が考えるべき大きなテーマだと思います。

さて、22日は大阪知事選。期日前投票をされる方が増えていますが、もう投票に行かれましたでしょうか。わたしは女性候補に一票を託しました。アベ政権を許さない!という姿勢を貫く大阪府民であっても、投票日には「大阪」を見据えた判断が求められます。

8年の間、競争による学力向上を進め、府立高校の廃止を進めようとしたり、国際児童文学館を廃止してしまったり、大阪では子どもの笑顔が消えていくようなことばかりが続きました。生徒や保護者が教師を評価するアンケートの導入、学校警備員の廃止など教育現場を混乱させることが多すぎました。

「元気で、陽気、おもろい大阪」を取り戻したいと思うならば、今こそ新たな選択が必要ではないでしょうか。「どっち選んだらええか、わからへん」あるいは「誰にも投票しとうない選挙」と棄権したり白紙にしたりしないでください。有権者はこの選択から逃げてはいけないと思います。



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JR島本駅西、公述人Bさんの主張

2015年11月20日 | JR島本駅西まちづくり
JR島本駅西地区の「保留区域」設定について、平成27年度6月、大阪府第2回都市計画公聴会において公述人Bさん(島本町の方です)から次のような意見が述べられました。都市計画の手続き上、公聴会や意見書の提出によって市民が意見を述べる権利が保証されています。

Bさんの意見の概要が大阪府のHPに掲載されていますので、ご紹介します。

**************

島本町によるJR駅西側おける保留区域の申請について、保留区とし設定すべき地域の面積を大幅に縮小すべきである。

理由の一つが防災面である。島本駅西側水田は豪雨の際の調整池としての機能がある。水田の大部分を住宅などの都市的空間に変えてしまうことで失われる防災機能を何らかの形で補完する必要があり、経済的コストは大きなものになる。

二つ目の理由が交通である。開発に伴い数百台の自家用車が西側地区に存在することになるが、JRを超えて国道などに移動できる道路は極めて貧弱なものしかないため、何らかの形でアクセス道路を新設する必要があり、大きなコストがかる。

駅西側開発をコンパクトシティ化の一環と位置付けるという考え方は誤った考え方である。ある程度の規模を持った都市で初めて成立するものであり、例えば高槻がコンパクトシティ化するならば、島本町はその周辺部として機能していくことが望まし形である。

島本町がコンパクトシティ化すべきだとしたら、駅前機能がすでに集積されている水無瀬駅を中心とした地域、もしくは水無瀬駅と島本駅の間の地域であるべきである。人口減少に伴い、住宅価格面での島本町の有利性が失われると予想されるが、島本町を選んでもらうには都市にはない魅力である田園風景である。

島本町都市計画マスタープランのパブリックコメントにおいて、農地保全を求める意見が多くの町民から出され、駅西側地区の開発については反対意見の方が多かったがマスタープランには反映されていない。町都計審では住民の意向を取り入れるよう付帯意見が付いたが地権者以外の意見が取り入れらているとは思えない。

前回の北部大阪都市計画区域マスタープランの意見書に対する大阪府説明では、鉄道駅からの徒歩圏については、市街化区域に編入できるものとしているが、島本町は東西方向に3km弱しかなく、平野部においては駅まで徒歩で行くことができる場所がほんどである。

このような広範囲の開発を許せば、島本町の平野部に農地を残すことはできなくる。 以上の理由から市街化区域に編入すべき区域は駅から100mほどに留め、他は農地として保全すべきである。そうなでなければ保留区域として認めるべきではない。

**************

これに対する大阪府の考え方には、「島本町の保留区域の範囲については、今回の北部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方針案において、おおよその位置を示しており、市街地として開発する区域の範囲を示しているものではありません」という文章があります。

つまり、実際に市街化区域とする区域と今回の保留区域申請区域は、必ずしも一致しないということを述べています。これまでにはなかった表現と思いますので、わたし自身はここに注目しています。

みなさんも、ぜひ意見をお寄せください。三連休を控え、24日必着(郵送または持参)ですから、今日金曜日、遅くとも明日土曜日に発送しなければなりませんが、間にあわない場合でも諦めずに挑戦してみてください。


意見提出先(11月24日必着)
〒540ー8570 住所記載不要
大阪府都市整備部都市計画室計画推進課(都市利用計画グループ)
お問合せ(直通)06-6944-6776

意見書の様式指定はありません
住所、氏名及び「北部大阪都市計画区域の整備、開発及び保全の方針の変更」とお書きください



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島本町の農林業祭(11月15日)
品評会への出品が増えているそうです

小規模、多品種農は都市近郊農の強み
高価な機械を使わず無農薬栽培も可能です
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