徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

2人の師匠

2015-08-19 08:43:07 | 建築つれづれ…
 お盆間、妻の実家に帰省してきた。妻の実家は千葉県船橋市。ですから、渋滞に全く縁が無い逆帰省。

 その帰省期間に東京時代の事務所に挨拶に赴いた。11年半通った事務所に5、6ぶりの訪問。もう既に設計室の3分の2は知らない人達。そりゃそうだ、辞めてもう14年になる。

 同期入社の面々もそこそこの立場になっているが、19名いた同期は今現在半分も残っていない。設計室のレイアウトが新しくなっていたり、商談スペースが綺麗になっていたり、まさに浦島太郎状態。

 がしかし、役員フロアに行くと、当時お世話になった上司の方々がたくさんいる。設計室より役員フロアのほうが知ってる顔が溢れていてホッとする。当時の上司の方々がみんな笑顔で迎えてくれたのが何より嬉しかった。

 さて、終業時間になると、2人の師匠と盃を傾ける。N氏とI氏である。2人とも今は役員で、Nさんとは仕事は一緒にしたことが無いが、色んな面で信頼していた方。今回の訪問もNさんにアポをとった。Iさんは仕事は勿論、公私共々お世話になった方。実は妻と知り合ったのもこのIさんのおかげと言ってもいい。この2人にはお世話になりっぱなしで頭が上がらない。

 

 2人と盃を交すと、若かりし頃に「このバカ蔵が!」「バカヤロウ!」とよく頭を殴られたことを思い出す。今ならパワハラともとられがちだが当時は当たり前。でもそれがあったから今の自分があったとも言える。頭殴られながら、図面を描いていた頃が懐かしい。

 職場でそんな感じだったので、仕事が終わった後の酒の席でもよく頭を殴られた。冗談交じりで。数年して慣れてくると、NさんやIさんを逆に私がいじりながら怒られるのを待ってる自分がいた。これも懐かしい過去。打たれ強かったんだな、自分…。笑

 時間とともにテーブルに嬉しい同僚の顔が増えていった。数名で今までのこと、これからの事に夜は更けて行く。これからもいい付き合いをしたいものだ。

 2人の師匠様、今後ともよろしくお願いします。
コメント
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