小さくて、「パン屋さん」という機能が決まってる上に、計画地は住宅街の分かりづらい場所。
必要諸室としては売場と厨房でほぼ100%を占める。そこに他の機能を上乗せするほど、独立起業する身の人間に余裕が有るはずがない。それは自分も身をもって知っている。
10坪程度のパン屋さん。建築的な売りを何に求めるべきか…、それがテーマだった。
建築的には必然的に「形」にこだわる選択しかなかった。
しかし、その形も意味のないものはつまらない。流行り廃りだけのデコレーションだけではすぐに飽きられてしまう。説得力があるロジカルな根拠が欲しかった。
その根拠となるモチーフが思いつかない日々が続いた…。
~つづく~
必要諸室としては売場と厨房でほぼ100%を占める。そこに他の機能を上乗せするほど、独立起業する身の人間に余裕が有るはずがない。それは自分も身をもって知っている。
10坪程度のパン屋さん。建築的な売りを何に求めるべきか…、それがテーマだった。
建築的には必然的に「形」にこだわる選択しかなかった。
しかし、その形も意味のないものはつまらない。流行り廃りだけのデコレーションだけではすぐに飽きられてしまう。説得力があるロジカルな根拠が欲しかった。
その根拠となるモチーフが思いつかない日々が続いた…。
~つづく~