徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

秋田・大館での初心回帰

2018-07-03 08:58:48 | 建築つれづれ…
 5月から何となく色んなもの・ことに追われてバタバタしていた。

 6月23日(土)、24日(日)とASJのイベントで秋田県大館市に向かった。片道約3時間半の道のり。

 会場は大館樹海ドームの隣にある付属施設内。大館樹海ドームは完成当時、我々建築界では話題になった木造屋根のドームである。

 

 この日は野球の大会が行われていたが、屋根トラスは実に綺麗で30年ほど経った今でもその優雅さは錆びれてはいなかった。

 

 その樹海ドームの隣にあるのが樹海体育館。

 

 一目見て直ぐに分かった。以前所属していた事務所の作品である。私が退社する頃、隣の席の後輩が設計していた体育館だ。

 30代前半だったあの頃、どんな気持ちで建築に取り組んでいたのか、どんな気持ちでこの世界に入ったのか、もう一度再確認する為に体育館へと足を運んだ。

 

 

 近くで見る集成材の張弦梁は実に荘厳的で実にデカい。図面で描くのと実際のものを見るのとでは全然違う。

 頭の中で自分の都合のいいようにスケール感が変換されていた。

 

 地元酒田に帰っていい仕事を手掛けたい。建築は規模の大小で決まるもんじゃない。

 東京時代と同じようなことはできないかもしれないが、志は常に同じものを持って取り組みたい。

 そんな気持ちを持って意気揚々と帰郷した17年前。

 17年経った今、自分はあの時描いていた青写真通りになっているのか。それとも全然違った写真を描いているのか。

 もう一度、省みる自分が大館にいた。
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