お見事、侍JAPAN！！-2

　またしても我々の期待以上の結果を出してくれた日本代表。高さと、競り合いに強いデンマークに対して3-1での勝利とは…。なかなか点は取れないと見ていた私も、本田のフリーキックが決まった瞬間はかなり冷静に見ていた。というのも、本田がければ決まるんじゃないかな…、と想像していたのである。

　しかし、だ。遠藤のフリーキックは想像していなかった。また本田が蹴ると思っていた。試合後のインタビューで遠藤がこんなことを言っていた。

　～本田が決めているから、相手はまた本田が蹴ると思っていたに違いない。だから、今回は自分が蹴ると言った。～

　　

　なんて冷静なんだ…。私もすっかり騙された。自分が熱くなっていたのか、遠藤が冷静だったのか。遠藤の冷静さに感服です。ここまで落ち着いて状況を見極めている遠藤。戦いを制して逞しさとともに、状況を判断できる冷静さを覚えた。岡崎のゴールはおまけみたいな「ごっちゃんゴール」だったけど、試合展開としては大きな1点でした。成長したもんだ、日本代表。

　　

　しかし、決勝トーナメントの相手がイタリアではなく、パラグアイ。パラグアイがどうのこうのと言うつもりはない。フランスに続き、イタリアまでもが…、と言いたいのだ。どうした、強豪国。世界中の誰もが、「古豪」とは思っていないし、まだまだ「古豪」ではないはずだ…。

　いずれにせよ、決勝トーナメントでも勝利をもぎ取ってくれ、日本代表。しかし、今日は眠い。