スケッチを描きながら思っていたこと…。それは以前の焼き鳥店の雰囲気を踏襲したいということだった。
クライアントも元常連客、設計者である私も元常連客。あの焼き鳥店は酒田では有名店で、県外から出張の度に訪れる常連客も大勢いた。
亡きマスターは焼き鳥を焼くときは甚平姿に下駄というスタイル。一見頑固そうな感じだが、実は割りと気さくで笑ったときの人懐っこい顔が忘れられない。
私は友人達とよく囲炉裏の有った小上りで焼き鳥とお酒を嗜み、ワイワイと楽しい時間を過ごさせてもらった。
その場所をリノベする訳なので、以前の多くのファン(常連客)の思いを新しい焼き肉店にも引き継ぎたいと思った。
以前のお店はこじんまりとした10人も入ればギュウギュウの店構え。
事前調査に行くと、実はその奥にお店として使用していなかった広いスペースがベールに包まれていた。そのスペースも最大限利用して新しい店構えとする。
奥のスペースは長年使用していなかったらしく、建築物としてはかなり手を入れなければならない状態。こりゃ大工事になるぞというのが第一印象。
それでもクライアント、私の思いは折れなかった…。
「古民家焼肉」という枕詞が店名の前に着く。この言葉からクライアント、私の中でお店のデザインコンセプトは自ずと決まっていた。
古くさくてかっこいい、古くさいけどオシャレ。そして以前のお店のテイストの踏襲。
この地で、あの焼き鳥店だったこの場所で新しい店を構える。亡きマスターの思いも一緒に抱えながら…。
その思いはまったくブレることは無く突き進むのであった…。
~つづく~
クライアントも元常連客、設計者である私も元常連客。あの焼き鳥店は酒田では有名店で、県外から出張の度に訪れる常連客も大勢いた。
亡きマスターは焼き鳥を焼くときは甚平姿に下駄というスタイル。一見頑固そうな感じだが、実は割りと気さくで笑ったときの人懐っこい顔が忘れられない。
私は友人達とよく囲炉裏の有った小上りで焼き鳥とお酒を嗜み、ワイワイと楽しい時間を過ごさせてもらった。
その場所をリノベする訳なので、以前の多くのファン(常連客)の思いを新しい焼き肉店にも引き継ぎたいと思った。
以前のお店はこじんまりとした10人も入ればギュウギュウの店構え。
事前調査に行くと、実はその奥にお店として使用していなかった広いスペースがベールに包まれていた。そのスペースも最大限利用して新しい店構えとする。
奥のスペースは長年使用していなかったらしく、建築物としてはかなり手を入れなければならない状態。こりゃ大工事になるぞというのが第一印象。
それでもクライアント、私の思いは折れなかった…。
「古民家焼肉」という枕詞が店名の前に着く。この言葉からクライアント、私の中でお店のデザインコンセプトは自ずと決まっていた。
古くさくてかっこいい、古くさいけどオシャレ。そして以前のお店のテイストの踏襲。
この地で、あの焼き鳥店だったこの場所で新しい店を構える。亡きマスターの思いも一緒に抱えながら…。
その思いはまったくブレることは無く突き進むのであった…。
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