徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

新潟大学発の建築家たち-2

2012-12-12 08:38:03 | 建築つれづれ…
 さて、午後の眠くなってくる頃に登場した私。自分のプロフィールから紹介。他の方々が自分の作品を中心にトークショーを展開しているので、私はちょっと違う試みに出る。

 この会場で我々の話を聞いているのは建築学科の学生がほとんど。であればと、自分の学生時代の話から、就職した頃の話、サラリーマン設計士の頃、独立してからのこと、という時系列に沿った話をしてみようかと思った。

 作品の話は、作品パネルでも、当事務所のホームページでも紹介されている。きっと学生達は、どんな道のりを経て今現在の私があるのかも知りたいはずだ、と思ったからである。もしかしたら、そっちの話の方が興味があるのかもしれない。

 私の作品の話は足早に終えた。学生時代の研究室の話から口火を切る。東京時代の切磋琢磨した仕事や仲間、帰省してからの仕事へのジレンマと成功、自分のその時々の心情と合わせて言葉を綴った。聞いている学生達は、熱心に聴いているのだがリアクションは少ない。ウケてるのか、つまらないのか、もうちょっと反応が欲しかったのも事実…。

 私のトークが熱を帯びて来たのが自分でもわかった。軽妙に口から言葉が出る出る。一区切りがついたところで、I先生に振る。もうそろそろいい時間だった。次の後輩に席を譲り私の役目は終わった。

    

 私の後は、30代後半のS氏。彼のテンポのいいトークに私も前のめりになった。S氏の発想力はおもしろい。歳は私よりだいぶ下だが、見習うべきことは多そうだ。S氏の次は同世代のY氏。Y氏の名前は薄ら覚えていた。顔を見てまたピンと来た。同世代のY氏も頑張っている様子。何よりだ。最後に登場したのは、最若手のS氏。まだ30そこそこ。伝統建築しかできないというS氏。伝統建築もできない私には羨ましい限りだ。

    

 一日ビッシリのトークショー。終了したのは午後7時を回っていた。後は参加OB建築家を中心とした親睦会に向かうだけ。彼らといい話ができることが楽しみだ。これが私にとって今回の一番の目的だったりする。冷たい雨が降っている中、会場へ向かった…。  ~つづく~

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