徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

3年ぶりの東京行脚-4

2022-08-25 08:42:31 | 建築つれづれ…
 2日目午後。都内から小田原まで向かった。ぎらつく太陽の下、気温は猛暑日に手がかかる暑さ。

 参考施設は午後のまったりとした雰囲気が漂い、子ども連れがかき氷を食べる姿や、学生たちが涼みながらお茶をしている。

 1時間ほどかけ視察は終了し、ホテルへと向かった。

 

 夕ご飯を取る場所を探しながらホテル周辺を散策すると、山形料理のお店を発見。「山形郷土料理おば古」。

 これはと思い入店。

 

 自分が山形・酒田の人間だと話をすると、女将さんが「この店酒田料理の店なんです。」と笑顔を見せながら驚いた様子。

 2~3年前に銀座からこの半蔵門に移転して来たそうで、女将さんのお母さんとお婆さんが酒田出身なのだそうだ。

 

 メニューを見ると酒田コースがあるではないか!ここはやはり酒田コースだろうと迷いなくオーダー。

 だだちゃ豆に、だしのかかった冷奴、玉子こんにゃくにむきそば…。

 

 前菜の小鉢が10皿程度出てくる。何とも贅沢な前菜の数々をビールで流し込んだ。

 もはやこれらの料理のお相手はビールではなく、冷酒となるのも必然である。

 メインのゆり根のかき揚げと、鮭の味噌漬け焼きをつまみながら冷酒が進む。

 

 一品一品が丁寧で上品。半蔵門でこの値段なら十分思いやりのあるコース料理だろう。

 女将さんとの酒田トークと、贅沢で上品な料理で昼間歩き回った疲れもぶっ飛んだ。

 東京の締めにいい店を開拓できた。

 これから東京出張時の仕事仲間との会食はここだなと心に決め、充実した出張を振り返り鼻息を荒くし東京を後にした。


 ~終わり~ 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3年ぶりの東京行脚-3 | トップ | ついに越えた白河の関 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

建築つれづれ…」カテゴリの最新記事