
また今年も、ひとつの夏が終った…

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16日の1回戦加茂水産高校を6-0で勝利を収めた母校・酒田東

。エースの気迫あふれるピッチングと、5番スタメンに抜擢した1年生の活躍での見事な勝利。この勢いに乗って17日の第5シード鶴岡東戦に全力でぶつかった

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17日も夏空が広がる鶴岡ドリームスタジアム。私は控え選手と一緒にスタンドから応援し、20数年前の18の夏に戻っていました。序盤から鶴東打線が威力を発揮した。3番のタイムリーに始まり、4番の3塁打、中軸にタイムリーが出て俄然相手ペース

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1回表を終わってシード校相手にいきなり5点のビハインド…

。この展開は厳しいが、この5点で凌ぎきれれば何とかなる。2、3、4回はランナーを出すものの、ホームまでは踏ませない。エースのここ一番での踏ん張りに打線がこたえたのは4回裏だった

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2アウトランナー無から、4番がレフト前にヒットを放つと、5番もセンター前に続く

。初めてのチャンスにスタンドも盛り上がる。ここでバッターボックスには、前日のヒーローである期待の1年生。3塁線に際どいゴロが飛んだ。相手サードが後逸。1点を返し、スタンドも興奮状態



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バッターボックスには、俊足の3年生が入った。初球をセーフティーバント。3塁線のいいところに転がる。相手サードが慌てて前進して掴む。次の瞬間だ

。あっ、低い

。送球はワンバウンドとなって1塁手が後ろに逸らす。2塁からランナーが還って2点目が入った

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スタンドはもうお祭り騒ぎ


。なおもランナー3塁と攻め立てる。相手ベンチもシンと静まり返っている。まさしく今、球場内の流れは酒東ペース

。押せ押せだ

。しかし、次のバッターはショートゴロに倒れチェンジ。2-5。これならまだまだいける。まだ、4回だ


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5回にエースがつかまる。2点をとったらすぐに2点を取り返された…。もうここからは、エースに最後の力は残っていなかった…

。6回にも点数を献上したところで、2番手に交代。2番手も鶴東の勢いを抑えることはできなかった

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結局2-11、7回コールド負け。鶴岡東の力の前に屈した。序盤に自分たちのペースを握りたかったが、逆に相手に先制パンチを食らい、優位に試合を進められた。完敗

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3年生はこれで引退。次なる人生の目標に向かってほしい。野球

には負けたが、人生の勝利者になって帰ってくることを願っています。頑張った、酒東球児…。
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