飾り付け一つで

　なごみクリニック、昨日12月10日無事に引渡しを執り行いました。

　それに先駆けて、私からクライアントに竣工祝いとして何か贈り物をと思い、二人の方にあるものを依頼した。依頼したのはフラワーデザイナーの畠山秀樹氏とアロマセラピストの深瀬沙弥さん。

　畠山さんにはなごみクリニックの空間に相応しい花飾りを依頼。そしてこの日、中待合室、待合室、女子トイレ、男子トイレに一輪挿しやリース、オブジェを設えてもらった。

　　

　　

　

　深瀬さんには、眠るほどリラックスできる匂いのブレンドを依頼する。何せ「なごみクリニック」は心療内科。患者さんに一番リラックスして頂きたいのだ。

　

　私の設計した建築にちょっとしたアクセント。ちょっとしたものだが、雰囲気はチョットどころではなく、ぐんとＵＰ。

　クライアントにもあるとないとでは全然違うと喜んで頂き、私の顔もほころんだ。畠山さん、深瀬さん、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。

なごみクリニック現場日記 151201

　もう引渡しまで数日。工事は外構工事と一部の家具工事、サイン工事を残すのみ。この日はサインのデザイン、大きさ、位置をクライアントに確認してもらった。

　

　メインとなる大きめのサインは、実寸でコピーを設置場所に張り確認してもらう。外壁面に設置するサインもクライアントからＯＫを頂いた。室内ドアに張るサインは一部変更があったものの大勢に影響はない。　

　

　この日は、クライアントと一緒に納入する什器備品メーカーの担当者も現地を確認。納入する什器備品がどこにどのように納まるか頭の中でレイアウトしながらクライアントと入念な打合せ。

　引渡しはもう直ぐそこであるが来春3月1日が開院予定。それまでの間は開院準備に充てるが3ヶ月という十分な期間を取った。開院までの事務手続き、スタッフの採用・教育、様々なシミュレーションを経て開院となる訳だ。

　これから厳しい冬を迎えるが、開院が待ち遠しい冬となりそうだ。

　

　

家歴を継ぐハナレ オープンハウスにご来場ありがとうございました。

　11月28日(土）、29日（日）に開催した「家歴を継ぐハナレ」。参加者におきましては、寒い中御出で下さいましてありがとうございました。

　

　寒い外から離れに入ってくる来場者が口をそろえたのは「暖かい」という言葉。今回設計のテーマにした、断熱の強化＆床下暖房による全館暖房システムが上手く機能していた結果だと思っています。

　この計画も収納小屋新築、倉の解体、離れの増改修、母屋の修繕と足掛け2年がかりの工事となりました。その間、クライアントには多大なご厚意を頂き大変感謝しております。

　今までは、クライアントと私、そして施工業者の2人3脚ならぬ3人4脚。これからはクライアント家族で収納小屋、離れ、母屋を育てて行き、ソフト面でも「暖かい」家庭になって欲しいと思います。