徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

林建設工業新社屋、今着工。

2018-02-06 10:32:09 | 建築つれづれ…
 昨年の初頭から本格的な設計を開始した「林建設工業㈱新社屋改築工事」。

 一番最初に声が掛かったのは、かれこれもう6年前に遡る。当初はプロポーザル形式で当事務所ともう一社の一騎打ち。

 5年前の3月に案を提出したが計画が中断していた。その後紆余曲折あり一昨年の秋に設計依頼の連絡をいただいた。

 

 計画案のベースは5年前の提案時のものとは違うがこの上ない話。久しぶりの木造以外の設計に身震いを感じた。

 昨年一年間、施主担当者、意匠、構造、電気、設備と打合せを繰り返し今ようやく設計作業が完了。

 久しぶりの鉄骨造の設計に最初は感覚が取り戻せなかったが、そこは昔取った杵柄、徐々に感覚を取り戻し加速度を増しながら作業は進んで行った。

 一般住宅よりも他セクションとの打合せを密にしなければならないが、その打合せでお互いに意見やアイディアを出し合うのが実に楽しい。

 本社機能は昨年の11月に仮事務所での営業を開始しており、既存社屋は既に解体工事に入っている。

 解体工事も今月中旬には終わり、本体の着工は今月中旬から下旬の予定。

 酒田市の老舗ゼネコンの新社屋が、今秋酒田駅前に姿を現す予定だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Uターンを実行した若者が来所

2018-02-01 08:45:09 | 今日のひとり言・雑談
 先日Facebookを眺めていて見つけたある人物。13年前の野球の教え子。

 東京に就職して頑張っていると聞いていたが、地元酒田に帰って来てるようだった。

 やり取りをすると、2日後に事務所に挨拶に来てくれた。

 

 コーヒーを飲みながら近況報告する笑顔は高校時代のままであった。

 数年前に結婚した彼ももう30歳を過ぎ、残りの人生のホームグランドに生まれ育った酒田を選択したと言う。

 結婚し家庭を持つ。そして子供が生まれる。

 30過ぎとなるとこれからの人生を考えるものだ。私もそうだった。 

 人生の岐路に立ち、このまま都会で生きていくのか、田舎に帰って残りの人生を過ごすのか。一つの決断を強いられる。

 東京時代から営業畑で頑張っている教え子。転職先でも営業畑のようだ。

 高校時代の面影は残っているものの、落ち着き払った振る舞い、堂々とした話しぶり。もう立派な大人だ。

 連絡を取りすぐに挨拶に来てくれる。こんなに嬉しい再会はない。

 33歳でUターンを決意したとき、私も真っ先に高校時代の監督に挨拶に行ったことを思い出した…。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする