トドクロちゃんと山登り

自然が好きで日本アルプスと近郊の山登り。
高山植物や四季折々の花を愛で。
史跡・歴史・ドライブがすきな自由人です。

新年初登りは八ヶ岳の主峰赤岳

2013年01月06日 | データ


■2013.01.04 暮れから天気予報と睨めっこ、低気圧が通り抜ける1月4日が晴天となると確信し赤岳へ。
2年前に積雪期の赤岳は強風の稜線で敗退しているが前回レベルの風なら登頂できる確信がある。

前日早めに布団に入り早朝2時に自宅を出発。
5:45頃赤岳山荘に駐車場着、念入りに準備をして6:16にヘッデンと軽アイゼンを装備し歩き出す。
凍結した林道歩きが約1時間、そして行者小屋まで更に2時間掛かる。
7:17 ここは南沢ルートへ。凍結した場所も数箇所あるが軽アイゼンを付けているので気を使わなくても済む。

9:10 行者小屋。ここで冬山フル装備にするが手が痛くて時間が掛かる、それでも何とか準備し食べ物を少しお腹に入れる。
懐に入れてきた「ホットゆず」が一部シャーベット化しているが何とかまだ飲めるレベルだ。
近くでは凍ったペットボトルで飲めない人が何人かいる。

行者小屋のテント場はこんな感じ。


阿弥陀岳・赤岳・横岳の稜線からは雪煙が・・・・
やはり稜線は強風だ。

行者小屋からショートカットらしきトレースに突っ込むが正規のルートに戻るのに腰まではまった。
今回も文三郎尾根で主峰赤岳を目指すが風が強い。顔が凍傷になりそうだがモ○ベルのバラクラバは・・・・イマイチ。
冷え性としては特に指の感覚が直ぐ無くなるので注意が必要だ。

荒々しい横岳


中岳(左)と阿弥陀岳(右)

まだ階段は出ている。3月にかけて殆ど雪で埋まる。

赤岳へ最後の登り。

春先にはブルーアイスになることがある。

11:14 赤岳山頂。

阿弥陀岳と奥は南ア方面

初富士山。

頂上小屋と奥に北ア

今回はこれで

私が山頂に滞在した時間は風が何故か止んでくれた。

益々空が青くなる。

文三郎尾根(下山時)

12:28 行者小屋
行者小屋と横岳

帰りは北沢ルートをとるので一旦赤岳鉱泉まで行きます。
樹林ルートから。

13:07 赤岳鉱泉
赤岳鉱泉と赤岳から横岳への稜線。
雲が全く無い。最高の天気

アイスキャンディーは増殖中

北沢と退屈な林道を通り
15:00 赤岳山荘。

茅野市郊外からも八ヶ岳が綺麗に見えます。


初登山で雲ひとつ無い快晴。しかし気温のこの冬一番の冷え込みで登山口の赤岳山荘で朝-14℃で山頂で-20℃位かな。

八ヶ岳は稜線から1時間もあればかなり標高を下げれますので冬季でも安心して登る事が出来ます。しかし風と気温は半端なくワイルドなのでそれなりの装備が必要となる。

手袋は3枚、バラクラバでも凍てついた。

下山後は湯川温泉河童の湯へ行きましたが足と手の指先が少し変な感覚になっている。
今回の行動時間は延べ9時間ですが体力的には少し余裕有り、トレーニング効果ですね。

※装備リスト(参考)
1)ウェア上
・インナー:キャプリーン3(パタゴニア)
・ミドラー:純毛セーター、ランドントフリース
・アウター:ハードシェル(BD)
・ヘッド :ビニー(CB)、バラクラバ(MB)、ネックウォーマー(2式)、サングラス、ゴーグル
・グローブ:インナー、ヒマラヤンラグ、オーバーグローブ(ISUKA)⇒予備一式
2)ウェア下
・インナー:ヒートテック
・ミドラー:フリースパンツ
・アウター:ハードシェル(BD)
・足元  :保温ソックス、スマートウール(極厚)、ゲイター(MB)
3)装備
・軽アイゼン(4本爪)、フルアイゼン(12本BD)
・ストック(BD)、アックス(DMM)
・45lザック、スリング、カラビナ
4)非常用
・ツエルト、マット、ヘッドランプ、エマージェンシー一式
・GPS

赤岳 googleフォトで綺麗な写真が見れます。 クリック

 


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