■後立山縦走2011
8.09 後立山縦走 Vol.1(白馬乗鞍岳、小蓮華岳、白馬岳、旭岳)
8.10 後立山縦走 Vol.2(白馬杓子岳、白馬鑓ヶ岳、不帰ノ嶮、唐松岳)
8.11 後立山縦走 Vol.3(五竜岳、G4、G5、キレット小屋)
8.12 後立山縦走 Vol.4(八峰キレット、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、扇沢)
■2011.08.12 予定通り本日は晴れた、小屋の朝食は弁当にしたそれを受け取り小屋を出る。小屋前で剱岳バックに1枚。
日焼けで顔が随分黒くなった、テニスで日焼けするのは例年だが今年は休日変更で日中する機会が無くあまり日焼けをしていなかった。
05:06 キレット小屋出発。
雲海から日の出が・・・
小屋横から八峰キレット核心部(?)がはじまる。
皆さんが撮影する八峰キレットの中心部。
ここの地図に危マークがあるのは何故か。
標高が更に上がると、昨日は見えなかった五竜岳が見える。
南方面はこれから向かう鹿島槍の北峰と南峰、近づきすぎて双耳峰とは思えない。
06:22 鹿島槍ヶ岳の吊尾根(北峰と南峰の分岐)
ザックをデポし鹿島槍ヶ岳北峰に向かう。
06:30 鹿島槍ヶ岳(北峰)。ここは静かな場所、南峰は多くの人影が見える。
ここまで来た縦走路、結構長いなー。
爺ヶ岳方面、針ノ木や蓮華その奥に槍・穂高も眺望できる。諸説あるようだが針ノ木までが後立山連峰とされているようだ。
この先は次回の楽しみにとって置く事にする。
双耳峰の中間点から北峰。
間に大きな雪渓を抱えている。
途中の尖がりピーク
南峰。
07:18 鹿島槍ヶ岳(南峰)。
日本で一番綺麗で大きな双耳峰の鹿島槍ヶ岳。南峰山頂から北峰を望む。
立山・剱方面
ここ山頂直下でキレット小屋の弁当を・・・
ふたを開けてビックリ、うなぎの蒲焼弁当。
とてもおいしい。
弁当を食べながらしばし山頂でゆっくりする。
鹿島槍ヶ岳は積雪期にもぜひ登頂したいものですね。
山頂を後に標高を下げると東側にガスが湧き出した。
冷池小屋までは多くの登山者とすれ違う、団体さんも多い、今日の小屋は満員のだろう。
布引山から
爺ヶ岳(中峰)
爺ヶ岳(南峰)
11:10 種池小屋。キレット小屋でも一緒だった京都の若者と『生ビール』で乾杯。(900円)
彼は遠見尾根から入り針ノ木まで抜けるルートでこの先の新越小屋で泊まる。
稜線歩きは終わりここから扇沢まで整備された登山道を下山する。
14:15 扇沢着
14:25 バス発
15:00 信濃大町着
JR大糸線発車まで1時間30分待ち、事前に調べた駅前の黒部ダムカレーを食べようと店先まで行くが、残念・・・準備中
他の店も準備中で遅い昼食にはありつけない。しかたなく駅の待合室へ、何とそこには立ち喰いそば屋があった。早速『おひさま』そばを注文し空っぽのお腹に冷たいそばを流し込む、これがまた美味い。
16:28 信濃大町発-JR
鈍行の大糸線、しばらく行くと車窓からは木崎湖(仁科三湖)が見える。
夏にはボートにも乗ったし冬には全面結氷時の湖面を歩いたりもした。
ここで友人がナンパした子がトドクロちゃんの同期だったのは驚いた。(結婚前)
次に車窓からは小さな中綱湖が見える、ワカサギ釣りしそれをから揚げにして食べたのは30年前。
そして青木湖スキー場が見えるが今は休業中らしい。会社の仲間とスキー部を作り同じウェアで何度も滑りに来たしトドクロちゃんとも来た。ゴールデンウィークの家族キャンプに来た時はテントサイトには雪が残っていた。青木湖と鹿島槍スキー場が上部で繋がっていて、その直下に斜度38度のバーンがあり飛ぶように滑ったことも昨日のようだ。
対面のヤナバ国際も白馬の帰りに立ち寄りで何度も寄った場所、だが名前が変わっている。
車窓からは唐松林の別荘地『みそら野の別荘地』が見える。ここに会社の山荘があり年間を通し一番多く利用していた、独身の頃はここで正月を迎えるのは当たり前だった。秋にはテニスや紅葉狩りも年中行事だ。この山荘を自分の別荘だと思っていた。
八方尾根が見える。黒菱や兎平は好きだった、リーゼンをノンストップはヘロヘロだった、スキーを担いで第3ケルンへも、初めてここに来たのが19歳の3月。
35年・・・長いなー、そして栂池から扇沢まで抜けた今日。
『今度はここには何をしに来るのかなー』
・・・・そして白馬駅着。
17:09 白馬駅着
白馬駅から八方バスターミナルまでのバスは最終便で乗っているのは私一人、5分くらいの道程をバスは飛ばす。
運転手さんは早く家に帰りたいようだ。
17:25 八方バスターミナル着
車まで戻り4日間履いた登山靴を脱ぐ。
45Lのザックにテント装備3泊4日を詰め込んだ今回、衣服の予備は最小だった。
日本手拭と汗取りウェットで毎日全身を拭くがままならない。
顔は日に焼け、頭はぼさぼさ。
さあ温泉に行こう。
岳人の温泉:大町温泉郷『薬師の湯』
帰路は深夜割引の時間にかかるよう仮眠をしながら自宅に帰る。
自宅到着は翌朝2:30
後立山縦走そして我が青春を再び縦走した。
■コースタイム
05:06キレット小屋→06:22鹿島槍ヶ岳コル→06:30鹿島槍ヶ岳(北峰)06:40→07:18鹿島槍ヶ岳(南峰)07:38→08:52冷池小屋→10:18爺ヶ岳(中峰)→10:39爺ヶ岳(南峰)→11:10種池小屋12:02→14:00登山口(行動時間7:32)
14:15扇沢14:25→バス→15:00JR信濃大町16:28→JR→17:09JR白馬17:20→バス→17:25八方BT
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