近々、安泰寺住職のネルケ無方さんの講演会が関東方面で予定されていますので、ご紹介しておきます。以下安泰寺HPからのコピペです。ACCとは朝日カルチャーセンターのことです・
http://antaiji.dogen-zen.de/jap/index.shtml
4月28日、新宿 ACC。
13:30~15:00 講演 「菩提心について」
ターニングポイントを迎えている現代社会に、仏教は果たして何を提供できるのでしょうか。Bodhicittaとは菩提心、道を求める心です。ネルケ無方は自らの求道を振り返り、安泰寺の住職になるまでの道のりを語ります。それから道元禅師などの禅の教えにも言及しながら、これからのロードマップを模索します。椅子禅の体験もしながら、一緒に自分の生き方を模索し、一緒に社会のあり方に迷ってみませんか。
15:30~17:00 坐禅ワークショップ 「ただ坐るとは」
「禅は精神ではない・・・この身体でゆく」という禅風を受け、ネルケ無方が日本の山奥でただ坐ること20数年。頭でっかちな現代人のために、その重要性を説き、坐禅のコツを教え、あなたのバックボーンを鍛えます。あなたが今生きている、その一瞬の命の中に根を下ろしてみませんか。ただ坐るという実践から見えてくるものとは?
4月29日、横浜 ACC。
10:00~12:00 坐禅 「ただ坐る!現代人のための坐禅体験」
多くの日本人に欠けているのは、人生のバックボーンとなる精神的なものではないでしょうか。しかし、現代人が、精神的なもの=「こころ」以前に忘れてしまったもの、それはこの「からだ」だと思います。背骨を伸ばして、文字通りのバックボーンを再発見してみませんか。
13:00~15:00 講演 「禅に学ぶ 《持たない》生き方」
現代社会において、特に震災後は我慢としてではなく、もっとも充実した生き方として、『少欲知足』を実践するにはどうしたらよいだろうか。『足るを知る』ことを体感する、欲望に縛られない禅の生き方とは?安泰寺で行われている共同生活を一つのモデルとしてご紹介しながら、これからの社会の可能性を考えてみたいと思います。(講師記)
昨年の震災は、地震、津波、いまだ収束の見通しが立たない原発事故を通して、私たちにとてつもない衝撃を与えました。
経済成長至上主義にのっとった消費社会の転換を否応なしに迫られている今、仏教の「少欲知足」という考え方が注目されています。「少欲知足」とは欲望の全否定ではなく、欲望の限度を知ることが大切です。
現代社会において、その生き方は可能でしょうか。「持たない」ことから生まれる幸福とはどんなものでしょうか。心豊かな人生を送りたいと願うすべての現代人へ贈る、人生ののヒントが満載のお話です。途中に少し、簡単ないす坐禅の時間も予定しています。