朝日新聞デシタル引用
ーーー
西日本を中心とする豪雨災害で、警察庁は12日、死者が全国14府県で200人に上っていると発表した。大雨特別警報が最初に出された6日から13日で1週間を迎えるが、被災地ではなお7千人が避難生活を強いられ、行方不明者の捜索が続いている。
警察庁の12日午後1時45分時点のまとめでは、心肺停止で発見され、その後に死亡が確認された人を含めて死者は200人。府県別では広島91人、岡山58人、愛媛26人など。一方、朝日新聞がまとめた12日午後7時時点の行方不明や連絡を取れない人は、広島や岡山を中心に少なくとも63人。
ーーー
死者200人を超える水害による死者数はウィキペディアで拾ってみると、下記の通り。
私の知っているところでは、伊勢湾台風、死者数では図抜けている。
- 1742年 戌の満水:死者2,800人以上
- 1885年 淀川大洪水:浸水71,000戸、損壊15,000戸、流失1,600戸、被災27万人
- 1896年 横田切れ:床下・床上浸水43,600戸
- 1907年 明治40年の大水害(山梨県)
- 1910年 明治43年の大水害:死者・行方不明者900人を超える
- 1917年 大正6年の高潮災害:東京湾に高潮、東京府の溺死者500人以上
- 1934年 室戸台風:大阪湾に高潮、死者行方不明3066人(昭和の三大台風)
- 1938年 阪神大水害:死者600人を超える
- 1945年 枕崎台風:広島県中心に死者行方不明3000人を超える(昭和の三大台風)
- 1947年 カスリーン台風(台風4709号):利根川氾濫、死者行方不明1930人
- 1953年
- 南紀豪雨(紀州大水害):死者1000人を超える
- 南山城の大雨
- 昭和28年西日本水害は熊本を中心として死者行方不明1,001名
- 1957年 諫早豪雨:死者行方不明992人
- 1958年 狩野川台風:伊豆半島と東京付近に水害、死者行方不明1189人
- 1959年 伊勢湾台風:伊勢湾に高潮、死者行方不明5098人(昭和の三大台風)
- 1961年 昭和36年梅雨前線豪雨(死者357人)
- 1962年 昭和37年・梅雨前線による大雨(死者行方不明127人)
- 1964年 昭和39年7月山陰北陸豪雨(死者行方不明132人)
- 1967年 昭和42年7月豪雨(死者行方不明369人)
- 1972年 昭和47年7月豪雨(死者行方不明447人)
- 1974年 多摩川水害:狛江市の堤防決壊で19戸が流出
- 1982年 長崎大水害(長崎豪雨、死者行方不明299人)
- 1983年 昭和58年7月豪雨(山陰豪雨災害、死者112人)
- 2018年 平成30年7月豪雨(平成最悪の水害、死者200人以上)