パリ中心部にある世界的観光名所、ノートルダム大聖堂で4月15日午後7時ごろ(現地時間)、火災が発生し、教会の尖塔(せんとう)などが燃え落ちるなどの甚大な被害が出た。仏メディアによると、当時は大規模な改修工事が行われており、その足場付近から出火した可能性があるという。(朝日新聞デジタルのニュースを転載)
https://www.youtube.com/watch?v=ShMTFq9qe5g
人類の歴史的文化遺産の喪失は残念だが、形あるものは必ず壊れるのは宇宙の法則、起こるべくして起こったものというしかない。
日本人の私としては、関連で法隆寺の金堂が消失したことが脳裏に浮かんでくる。
法隆寺の金堂に関して、沢木興道老師が次のような言葉を残しておられる。
「金閣寺でも法隆寺の金堂でも、みんな坊主が修行するためにあるのじゃない。ただ坊主が遊んで食えるというだけの話じゃ。」
「東大寺もその他もろもろの寺は何のために建立されたか。ーー結果としてナマクラ坊主を飼うとくために建立したに過ぎぬ。してみればこそ金閣寺も延暦寺も、火をつける坊主も出てくるのは当たり前じゃ。銀閣寺またしかり。」
法隆寺は模写作業員の暖房器具の切り忘れ、金閣寺は放火だった。