十方世界共生山一法寺

自己の世界を建設しよう
 日本のことも世界のことも自分自身のこともみな自己の内のこと。

鶏が先か卵が先か

2023年09月09日 | 一法言

 ○○が先か、◇◇が先か で、書いてみたいことがある。

 ○○が先か、◇◇が先か というパターンでは、まず「鶏が先か卵が先か」という有名な問題がある。自分では結論が出しにくいのでBingに聞いてみた。それが次の通り。

 思考の傾向によって、結論が変わってくるところが面白い。

 私としては、鶏が先。鶏が生んだ卵は鶏の卵。卵が先ならその卵は何が生まれてくるか分からない。それが鶏の卵だとするなら、先に鶏が生んでいたことが分かっていることになる。

 Bingの「仏教では」の説明は、私の頭では理解不能。

(以下 Bing)

鶏が先か卵が先かという問題は、どちらが先に存在したのかわからないという意味です。この問題は古くから哲学や科学の議論の題材となってきましたが、結論は学問や思想によって異なります。

例えば、遺伝学や進化生物学では、卵が先だという答えになります。なぜなら、鶏の祖先から鶏に進化した時に、最初の鶏のDNAをもつ卵が存在するからです。

一方で、生化学では、鶏が先だという答えになることもあります。なぜなら、卵を形成するためのOV-17というタンパク質が、鶏の卵巣にあることが発見されたからです。しかし、この説には反論もあり、研究は続いています。

また、神学では、鶏が先だという答えになります。ユダヤ教やキリスト教の教典である『創世記』には、神が動物を創造し、動物に「増えろ」と命じたという記述があります。この考えに基づくと、「卵よりも鶏が先」という結論になります。

仏教では、時間は循環しており、歴史は繰り返されるという「循環時間論」と呼ばれる考え方があります。この考えに基づくと、時間は永遠であり、最初も最後もないことになります。そのため、「鶏が先でも卵が先でもなく、この矛盾そのものに意味がない」という結論になります。

以上のように、「鶏が先か卵が先か」という問題は、一概に答えることができません。様々な視点から考えることで、知識や思考を深めることができるかもしれませんね。

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